2013/04/21 - 2013/04/22
6883位(同エリア9522件中)
まりも母さん
「横浜山手・洋館めぐり街歩き1 パンケーキ朝食~イギリス館」
http://4travel.jp/traveler/marimomaman/album/10791476/
の続きです。
次に見に行ったのは、”山手111番館”(旧ラフィン邸)
JHモーガン設計のスペイン風の邸宅です。
お部屋もゆっくり見学して、その後は地図を見ながら、古い建物を探しながら歩きます。
"横浜地方気象台””外人墓地”の脇を通り、"山手十番館””山手資料館””横浜山手聖公会”などを見ながら進みました。
内部は見学できなくても、見どころの多い山手地区、
画像が多いので、見てきた建物ごとに区切って、旅行記を記載致します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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-
”山手111番館”(旧ラフィン邸)は"横浜市イギリス館”のすぐ前です。
”港の見える丘公園”の敷地内にあるので、訪れやすい場所です。
大正15年(1926)JHモーガン設計により、アメリカ人JEラフィン氏の邸宅として建てられました。 -
地上2階建てに地下も1階ある建物です。
傾斜のある見晴らしの良い場所に建っています。
平成11年から、この建物の地下部分が”ローズガーデンえの木てい”のカフェとして営業されています。
ローズガーデンの見えるテラス席のあるおしゃれなカフェです。
”ローズガーデンえの木てい”webサイト
http://www.rosegarden-yokohama.jp/index.html -
玄関前のアーチ型の上に藤の花が咲いていました。
藤って、よく藤棚で見るのとすごく和っぽい花だと思っていたので、
洋館に植えてあるのがちょっと不思議な気がしてしまいました。
でも、アメリカドラマ、「デスパレートな妻たち」に出てくるお庭の美しいおうちのあちこちに藤の花が咲いてて、
バラのアーチみたいに藤が白・紫と咲きまくってるのを見て、藤って日本だけじゃないのか・・・と思ったんですよ。
通りの名前がウィステリア通りだから、そういう演出にしたのか?
どちらにしろ、洋館に藤って初めて見たように思いました。 -
靴を脱いで、スリッパに履き替え(用意があります)
室内を見学です。
建物中央になるお部屋だと思いますが、
拭きぬけのお部屋です。
シャンデリアが下がった暖炉のあるお部屋。 -
このシャンデリアは多分、元々あったものではないだろうと思います。
山手の洋館は、元は個人の邸宅だったものが後に建物の寄贈を受けたりしているので、
使われていたまま残された作り付けの家具などはあるでしょうが、
後に当時を体験できるように配置された家具も多いようで、
特に、資料が無ければ、元の古いものであるのか、
それっぽいレプリカであるのかは判りません。
後から置いた物でも、アンティークだったりしたら、元の邸宅のオーナーの品なのかなんて判らないですもんね。 -
それでも、かなり住居として使われていた時のように置物があったり、
洋館を美しく見せる為のオーナメントやお花が生けてあったりして、
見る者が楽しく見られるように工夫がされているのは
ありがたい事です。
インテリアの好きな人なら、色々と参考になったり、
古かろうが、レプリカだろうが、やっぱり見るだけでも楽しいです。 -
ここには シンビジュームが飾られていました。
一緒に入っているのは、スプレンゲリーの葉っぱ。
この葉っぱが好きで、私も鉢植えを2つ持っています。
だけど、切花を一緒に飾ると、水揚げが良くなくて、すぐに枯れちゃうんですよね・・・。
このお花、きっと、担当のグループとかで、ひんぱんに手入れしているのだと思います。 -
窓から見える景色ってのも 素敵な窓には重要ですね。
格子の窓から噴水が見えるなんて、理想的な借景。 -
天井の意匠もいい感じです。
やっぱ、メダリオン好きとしては、普通の板が ただ張られているとか、クロス貼ってる天井なんてぜんぜん面白くない。
一般住宅でもこういうのは取り入れたいセンスだなぁと思います。
そうそう、まりも母、インテリアの勉強もちょっとやってるんですよ。
だから、興味があるっていうか、好きなんですよね。 -
暖炉とダイニングテーブルのコーディネイトが素敵。
ホストチェアのあるトラディショナルなダイニングセットがやっぱ、好きだなぁ。 -
暖炉の上の壁の木の組み合わせが、天井のと同じなの。
照明器具も、ここはシャンデリアとブラケットがお揃いだから、
昔のままかも。 -
キッチンです。
作りつけの大きな食器棚。
これらの洋館は、ただ、見学するだけでなく、催し物などに貸し出しもしています。
なので、キッチンは、IHヒーターに入れ替えられていて、実際使える物になっていました。
シンクも多分、新しく入れられていた。
雰囲気を壊さないように同じ白い扉の物でしたが。
ここには、地下にえの木ていのカフェがあるので、
ティーセットのディスプレイもされていました。 -
”ローズガーデンえの木てい”のテラス席とお庭が見えます。
ここで、おいしいケーキやお茶でまったりするのも良さそうですね~。
今日はそんな時間が無いけど・・・。 -
洗面所もおしゃれ。
私は、普通のおうちに付いてる、洗面化粧台が大嫌いです。
コンパクトで使いやすいのかもしれないけど、
全然おしゃれじゃなくて 自分的に許せないんだな。
だから、自宅も洗面ボウルとキャビネットのついた、下の部分だけは使ってるけど、鏡は額縁にミラーを入れたものをつけてるの。
そりゃ~洗剤しまっておく所いるし
ハブラシや綿棒とか色々所帯じみたものがあれば、こんな雰囲気だせないのは判ってるけどね~。 -
猫足のバスタブだって、見た目はかっこいいけどね。
床のタイルもかわいいが、
冬は冷たいよ~。
でも、タイルも同じ物を平然と並べるより、
角タイルと横長タイルを交互に並べるだけでおしゃれだわ。
まぁ、最近はユニットバスでタイル壁も使わないか・・・。 -
ドアのガラスもいい。
こういう、でこぼこの型ガラスって ちょっと昔はダサイと思ったけど、
最近使わなくなってきたら なんかかわいく見えてきた。
違う種類のが入っているのは、同じのが無くて代替なのか?
それともわざとなのか???
ペンキで塗られたドアもレトロでいい感じ。
あ~じぶんちにもこういう格子にガラスのドアがあるからペンキ塗りたくなる~。 -
2階への階段です。
2階へは立ち入り禁止で上がれません。
拭きぬけのあたり 上から見たかったけど・・・。
毎月第2火曜日には、普段は見られない2階も公開する見学会があります。
詳しくは山手西洋館のwebサイトから
http://www2.yamate-seiyoukan.org/ -
貸し出しスペースのギャラリーでは写真展が行われていました。
-
ドアノブがガラス。
こういう細かいディテールにまりも母の好きなものが多くてうれしいです。 -
柱にも彫り物。
コリント式みたいに植物モチーフのようですね。 -
ギャラリーで開催されていた写真展。
色々なブルーのものの写真が展示されていました。
きれいなブルーがいっぱいで、素敵でしたよ。 -
スペイン風の外観が明るいイメージです。
建物見学を終えて、次の洋館へ歩きます。
目的の洋館へ向かう間にも、見学できる建物が点在しているので、
それらを見ながら歩くつもりです。 -
”イギリス館”の門だったのでしょう。
そこから公園の敷地を出ます。 -
”岩崎ミュージアム”(ゲーテ座記念)
>1885(明治18)年に建てられた商業劇場ゲーテ座の跡地の一部です。
現在の建物は、1980(昭和55) 年 学校法人岩崎学園 横浜洋裁学院(現:横浜fカレッジ)の 創立50周年記念事業の一貫として、 服飾関係の資料、収集品を中心に展 示する博物館として開館。
1992年( 平成4)年 1月10日、 愛称を『岩崎ミュージアム』となりました。
今日は休館日です。 -
”横浜地方気象台庁舎”
昭和2年(1927) 市指定文化財
見た目、あまり派手ではないのですが、
玄関あたりの意匠が特徴的です。 -
窓の上部の横ライン、時計のはまった角部分、
玄関あたりの装飾に幾何学模様、シンメトリーのアールデコ様式のデザインが見られます。 -
気象台入り口の石垣の上の柱も、建物同様のアールデコスタイルのデザインが感じられます。
-
こちらは、気象台お向かいのある外人墓地のフェンスの柱。
この柱もアールデコっぽいと私は思うのです。
外人墓地が出来たのは、もっと古いのですが、
多分、関東大震災で被災もしているので、柱は、大正12年(1923)の震災後に出来たのではないかと推測できます。
と、すると大正末期~昭和初期に日本でも流行したアールデコスタイルのデザインが採用さえていても当然な感じがします。 -
外人墓地入り口の門です。
外人墓地の管理は「財団法人 横浜外国人墓地」です。
>維持管理費のほとんど大半は、土・日・祭日に行われる募金公開の募金とその運用によって賄われています。
との事で、無縁仏状態の墓地も増えてきて、管理はそれなりに大変なようです。 -
”横浜外国人墓地 資料館”
埋葬者の業績を紹介する資料が展示されています。 -
昔はもっと通りから墓地が良く見えたような気がしますが、
長年の間に植栽の生垣が伸びたり、密になったのか、
覗き込まないと見られない感じになりましたね。 -
ベランダの唐草っぽいフェンスが素敵なマンション。
他はどうって事ないんだけど、これだけで、けっこう印象が違うと思いました。
すでにレトロマンションって貫禄が。 -
"山手十番館”昭和42年にオープンしたレストラン&ティールーム
横浜の老舗レストラン。
今日はお休みです。
文化財になるような古い建物ではありませんが、
ビクトリア調のかわいい建物で、山手の洋館のあるこの場所にぴったりです。 -
庭園は夏になるとビアガーデンになります。
ずっと昔にここで昼ビール飲んだ事があったな~。
ビアガーデンは6月になってからなので、まだやってないですけどね。 -
お庭の端には”山手資料館”(旧中澤邸)があります。
明治42年(1909)
二度の移築経て、ここに移されました。
現在は有料施設で、横浜の開港当時の資料館になっています。 -
そのまま山手本通りを進むと、見えてくるのが
”山手聖公会”
昭和6年(1931)
”山手111番館”と同じJHモーガンの設計です。
大谷石のノルマン様式の建物が目立ちます。 -
門は閉まっています。
日曜日はきっと礼拝があったはずですが、今日は扉もしまっています。 -
中もみてみたかったですが、
扉が閉まっていてはダメですね。
教会は、宗派にも寄りますが、どなたでも・・・と言う所も多いですが。 -
教会の向かいあたり、道の反対側にこんな公衆電話がありました。
元町公園の入り口あたりです。
自動電話って書いてあります。
多分、昔風の電話ボックスに作ったのだと思います。
こういうちょっとしたものも雰囲気を合わせて作られているのがいいですね。
この後は、”山手234番館””エリスマン邸”を見学します。
続きは
「横浜山手・洋館めぐり街歩き3 山手234番館とエリスマン邸」
https://4travel.jp/travelogue/10800833
へ続きます。
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