奥の細道を訪ねて最終回（第16回）15敦賀散策その６織田信長の妹お市の方に纏わる金ヶ崎城跡

2012/10/20 - 2012/10/20

奥金ヶ崎宮の脇から”花換の小道”に沿って、金ヶ崎城跡に向かう。

芭蕉が訪れた日と違い当日は晴天で、敦賀湾を見下ろす断崖の上の”鴎ヶ埼”からの敦賀市街のパノラマが素晴らしい。

断崖に沿って進むと坂道となり、上には尊良両親王が自害したと見なされる場所に碑が建っている。

更に登ると頂上には金ヶ崎城跡の碑が建つ。

ここには信長の妹お市の方伝説が残る。

元亀元年、織田信長は朝倉義景を攻め、越前に攻め入ろうとしたが、近江浅井氏裏切りで、浅井・朝倉両軍に挟まれ窮地に陥った。

これを知ったお市は、両方を紐で結んだ袋に小豆を入れ、信長の陣中に届けさせ、窮地を悟った信長を救う。

またこの信長の金ヶ崎城退去の際、秀吉が殿（しんがり）を務め、そのことが秀吉出世の切っ掛けになったとも云われている。

金ヶ崎宮には小豆を入れて袋両方を紐で結んだ”難関突破守（小豆袋守）”を売っており、「今は大変厳しい状況にあってもここを乗り越えれば未来がある」という神主の勧言に乗って、2守購入することに・・。

エリア 敦賀(福井)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）