奥の細道を訪ねて最終回（第16回）07”湯尾峠”の南の麓・今庄で出合った人々

2012/10/19 - 2012/10/19

峠を下り、美しいすすきの穂波が続く草原を過ぎ、「湯尾峠登山口」と「一里塚跡」という案内柱を通過すると、北陸本線が見下ろせ、今庄の町の入る。

そこでは村のお地蔵様に備える花を整えている女性たちと、挨拶の言葉を交わし、近くの小学校の帰校中の明るく元気な子供たちが手を振って歓迎してくれた。

街中の住民センターの入り口に芭蕉の句碑があり、山本周五郎の「虚空遍歴」の1節を刻んだ碑もあった。

　義仲の　寝覚めの山か月かなし　　芭蕉

芭蕉はこの村で宿を取ったらしいが、我々は先に進む。

エリア 南条・今庄(福井)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）