2012夏15　インドネシア(ソロ)

2012/06/10 - 2012/07/09

ジャカルタから夜行バスでソロにやって来た。
予定より大幅に遅くなって到着し、かなり疲れていたのでティルトナディ･バスターミナルの近くで宿を探す。


当初は中心部に移動してソロの町も観光するつもりだったが、

○ジャカルタでのしょっぱなのエアポートバスが２時間遅れ
○二日前でも列車の切符（ﾌｧｰｽﾄｸﾗｽ）を手に入れられなかった
○バスウェイ（ｼﾞｬｶﾙﾀ）などの交通機関も混雑し、時間帯によっては大行列で２時間近く乗れないこともあった
○学生の夏休みが始まり、交通機関も宿もいつも以上に混んでいる
○とにかく渋滞がひどく、所要時間の予測がつかない
○（極めつけは）ジャカルタ→ソロのバスが予定より10時間遅れ･･･

などコテンパンにやられ、「のんびり旅していたら帰れなくなるかも」と大いに不安になり、結局市街に出ることなくスクー寺院だけを見学して移動することにした。




【スクー寺院への交通】
『ティルトナディ･バスターミナル』から大型バスで『カラン･パンダン』へ。5000ﾙﾋﾟｱ
ミニバスに乗り換えて『グロロク』へ。3000ﾙﾋﾟｱ




通貨：Rp(ｲﾝﾄﾞﾈｼｱﾙﾋﾟｱ)
1円≒Rp.117

エリア ソロ (スラカルタ)(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミニバスを降りるとバイクタクシーの勧誘がものすごかった。
断って歩き始めたものの、急勾配の上りでかなり大変だった。
おそらく30分ほどかかったと思う。


10000ﾙﾋﾟｰ支払って寺院入口の山門へ。

参道入口の山門。


標高があるので別天地のように涼しい。
ミニバスを降りたグロロクでも標高900m。
そこからも更にずい分上った。

スクー寺院は1430年頃に建てられたという。

ナーガとガルーダと？

ユニークな彫刻がそこここに見られる。

インドネシアにいることを実感させられる、そんな像。

山門の床に彫られた『リンガ』

本殿までの間はきれいに整えられている。

本殿。
写真でしか見たことないけど、まさしくマヤ文明のピラミッドそっくり。


『チチェン･イツァ』に行ってみたいのだが、おそらく行けないと思うので、ぜひここに来てみたかった。

本殿の前にある亀の像。
全部で3体

･･･。

本殿の上へは急な階段から登ることができる。

登ってみた。

上からの眺め。

参道上には踊る女性と指導する男性。
そして周りには、その様子を撮影する観光客。

こんな感じ。

きっとここが神聖な場所であるということなのだろう。

本殿前の祠。

内部には首のない像とお供え。

祠の周りにもユニークな彫刻が。

彫刻はどれも生き生きとしていて、コミカルで可愛い感じがする。

これらの彫刻は『精霊信仰』の表れだそうだ。

本殿の周りを回ってみる。

積まれた石の大きさの違いが興味深い。

裏手には雑木林が広がっている。

境内に立つガルーダ像。

立像には首のないものが多い。

眺めも素晴らしい。
これだけでも一見の価値あり。

境内には彫刻の施された石が並んでいる。

話し声が聞こえてきそう。

動物の像も。

途中から雲が広がり、寒さを感じるほどになった。



寺院を後にしてグロロクまで歩き（下りなので20分ほど）、ミニバス→バスと乗り継いでソロへ戻った。

バス料金は、ミニバスは往復とも3000ﾙﾋﾟｱだったが、バス（ソロ⇔カランパンダン）は往路6000ﾙﾋﾟｱ取られた。
（あの若造･･･凸）

宿泊したのは、ティルトナディ･バスターミナルからほど近い『Mawar Indah』。
周辺には他にも何軒かのホテルあり。
到着したのが夕方だったため、いくつかのホテルは満室だった。

マンディ（冷水槽）･トイレ･AC･TV付き
ダブルルーム　1泊10万ﾙﾋﾟｱ

レストランも併設しており、ルームサービス可。
おやつに揚げパンを頼んだら、揚げたてで美味しかった。

スタッフの人は親切で、顔を合わせると「飲み物いかが？」と声を掛けてくれ、お願いすると熱々のコーヒーと紅茶を両方持って来てくれた（無料）。

どちらかを選んでも、いつも両方持って来てくれる。

朝は、飲み物と簡単なトーストサンドも届けてくれた（無料）。

屋台で食べたミー･アヤム。5000ﾙﾋﾟｱ。
甘く煮込んだ鶏肉がとても美味しかった。

客の若者たちと仲良くなって色々と言葉を教えてもらい、楽しいひとときを過ごすことが出来た。

日本の厚揚げそっくりの『タフ』


いろんな意味で良い食事だったが、この後お腹の調子が･･･。
屋台飯を食べるにはレベルが足りなかったらしい。

この旅行記へのコメント （2）

• Halonさん 2013/05/19 07:56:51

  ボラれていたのに今,気付きました！

  小心者さん　はじめまして
  Halonと申します。
  僕もスクー寺院までバスを乗り継いで行ったのですが、
  小心者さんの旅行記を見て、グロロク行きのミニバスが3000ルピアで行けたのを初めて知りました。僕は片道6000ルピアほど払いましたので、完全にボラれたようですね。金額が中途半端なので、こんなものかと現地では納得していました。
  
  スクー寺院は僕が行ったときもどんより曇っていて、その後大雨にも降られたんですが、かえって神秘的な空気が味わえました。マヤ文明っぽい姿を見て、なんか得した気分にもなりました。
  ダンスが見れたのはラッキーでしたね。
  
  それでは失礼します。

  小心者さん からの返信 2013/05/19 12:25:51

  RE: ボラれていたのに今,気付きました！

  Halonさん　はじめまして。
  書き込みをありがとうございます。
  
  スクー寺院の旅行記を拝見しましたが、神秘的な雰囲気がいいですね。
  やはり遺跡には雨や曇天が似合うと再認識しました。
  それと、滝にも足を延ばすべきでした･･･。
  
  私もこの旅行中はさんざんボラれまくってしおしおでした。
  ミニバスの料金は、たまたま隣の女性が親切に教えてくださったのでラッキーでした。
  主な遺跡でも外国人料金がしっかり設定されている国なので仕方ないのでしょうか。
  とは言え、インドネシアはまた行ってみたい国の一つとなりました。
  
  Halonさんの旅行記は、とても丁寧で参考になりますね。
  またじっくり拝見させていただきます！