2012夏10　中国(山西省 太原/大同)

2012/06/10 - 2012/07/09

記録


北京を出てから、人々の親切に度肝を抜かれることが頻発した。
太原で書いたメモには
『どれだけ親切なんだ、山西省の人！』とある。

今回の旅行で、中国の人々に対する認識がすっかり変わった。
彼らからは、外国人旅行者に対する好意や年配者に対する気遣いがひしひしと伝わってきた。
旅行中、ずっと感謝して止まなかった。


【利用列車】

平遥→太原
16:11発　4628次　新空調硬座　15元（前日購入）

太原→大同
08:51発　K7802次　硬座　30元（4日前購入）

エリア 太原(中国)

北京→太原の寝台（硬臥）

一番上の段はめちゃくちゃ狭かったが、自分でもびっくりするほどよく眠れた。

太原駅前の食堂で食べた『麻辣豆腐麺』　6元。
『不要辣』と書いて唐辛子を抜いてもらった。

相席になった中国人のご夫婦と打ち解ける。

太原での宿　『怡家之源 快捷酒店』

駅から出て右方向へ徒歩3分ほど。

新しくてとてもきれい。
シャワー、トイレも清潔でアメニティも揃う。

これで100元はかなりお値打ち。

朝食は10元。
ごく簡素なビュッフェ形式だが、どれも薄味で美味しかった。

初めは窓なしの部屋に通されたが、駄々をこねたら替えてくれた。
窓からは夕陽がよく見えた。

ホテルの人にスーパーマーケットの場所を尋ねると、わざわざ連れて行ってくれた挙句にお金まで払ってくれた。
更に、「駅の周辺は治安が良くないから、荷物に気をつけて」とか「夜は危ないから外出しないように」といろいろ心配してくれた。

ホテルの前の通り。
他にも100元前後の宿がいくつかあったが、ここがダントツに良かった。

夕食をとったセルフ形式の食堂。
店員の女性が付きっきりで面倒を見てくれた。

黒米粥と胡麻団子　各3元

食べていると、さっき面倒を見てくれた女性が白湯の入った椀と串焼きを持ってきてくれた。
串焼きは彼女の奢りだった。

太原の人はとことん優しい。

駅とホテルの間の道沿いには、飲料やカップ麺、菓子などを売る露店が並ぶ。

太原は都会だった。
駅前の広場。

太原→大同

所要5時間半。
空調がないのは苦にならなかったが、シートが硬くてお尻が痛かった。

大同駅前広場

雲崗石窟への乗り継ぎ地点『新開里』への4路バスは、正面の道路沿いのバス停から出ている。

宿泊したのは『通明快捷酒店』
大同駅を背にして左に見える。

シャワー、トイレ、AC、TV付きツインルーム
1泊100元


一昔前のビジネスホテルのような部屋で、湯が出るのは夜のみ。
大同駅から正時を告げるノスタルジックな鐘の音が聞こえる。

窓から見えるのは、たくさんの取り壊された建物。

夜になると隣の招待所の看板が灯り、窓の外が赤く染まった。

同じく窓からの景色。右側。

こちらにあった建物も取り壊され、瓦礫は既に撤去されたのだろう。

ホテルの近くの食堂で夕食。

刀削面（小）4元


味が濃かったが美味しかった。

二日目は、駅近くの食堂（麺専門）で夕食。

素面（野菜麺）4.5元
煮卵入り（+1元）

これも美味しかった。
それにしても安いなぁ。





『雲崗石窟』へ→
http://4travel.jp/traveler/252525/album/10689729/

『張家口』へ→
http://4travel.jp/traveler/252525/album/10691761/