2012夏20　インドネシア(ウォノソボ)

2012/06/10 - 2012/07/09

標高800mのウォノソボへ。


ボロブドゥール･バスターミナルからマグラン行きバスに乗車。
終点マグランでウォノソボ行きに乗換。
料金は確か両方あわせて3万ﾙﾋﾟｱくらい？
ボロブドゥールでもマグランでも「あのバスだよ！早く早く！」と急かされまくったため料金失念･･･。
ボロブドゥール→マグラン間の料金はボッタくられた気配があったが、よく分からないので諦めた。

マグランからウォノソボまではかなりの上り勾配で、(ボロ)バスが息絶えそうでドキドキした。

マグランからのバスは郊外のバスターミナルに到着。
そこから市内へはアンコタで移動（2000ﾙﾋﾟｱ）。
アンコタは市場近くに到着する。


ジャカルタでは、この国に対してあまり良い感情は持てなかった。
しかし、ソロ→ジョグジャカルタ→ボロブドゥールと移動してくるにつれ、私のこの国に対するイメージはどんどん変化していった。
この国の人々はとても陽気で、いつもどこかで楽しげな笑い声が聞こえる。
目が合うとハッとするような笑顔を向けてくれる。
道に迷っていると追いかけて来てまで助けてくれる。
ボッタクる人も大勢いる反面、尋ねもしないのに「○ﾙﾋﾟｱしか払わないでいいよ」と教えてくれる人もいる。

行程半ば頃には、すっかりこの国が好きになっていた。



通貨：Rp(ｲﾝﾄﾞﾈｼｱﾙﾋﾟｱ)
1円≒Rp.117

エリア その他の都市(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空

ウォノソボの町はまあ･･･
これと言った見所はないと言えばない。
山が見えると美しいらしいのだが、残念ながら見えなかった。

しかし、町全体にのんびりした雰囲気が漂っていて自分的には気に入った。

唯一の見所というか、広場。
子供たちが元気に駆け回り、若者たちが語り合う。

街歩き。

昨日の夕方から雨が降ったので、少し蒸し暑い。

美しいモスクが建つ。

親切な人が「景色が見たいのならこの先をこう行って」と教えてくれたので、言われたとおりに進んでいく。

見晴らしの良い場所に出た。

けれど、今日も山は見えず。
正面は『スンビン山』でいいのかな？

まぁまぁ良い天気なんだけどなあ。

おっ。お墓。
（墓マニア）←ばち当たり

所変わって、バスターミナル。

ターミナルの建物周辺は市場のようになっていて、そこそこ賑わっている。

メリーゴーランドもある。

１回5000ﾙﾋﾟｱ。

アバウトな絵も素敵だが、窓口が極小なのには何か深い理由があるのだろうか。

ターミナルの敷地の隣には、寂寥感を満喫できる遊園地も絶賛営業中。
地面は草ぼうぼう、石やゴミがゴロゴロ。

柵はバスタオル干しとして利用されている。

ここだけやたら賑々しい入口のジュース屋台。

とにかくじんわり寂しくなってくる素晴らしさ。

50歩ほど歩いて遊園地を突っ切ると、田園風景が広がる。

宿泊したのは『SRI KENCONO』
JL.JEND.A.YANI 81 / TEL.[phone]
市場から徒歩5分ほど、メインストリート沿い。

トイレ･温シャワー･朝食付き　15万ﾙﾋﾟｱ


ウォノソボの町は涼しいのでエアコンは不要。
その代わり、湯シャワーは必須。
ここでの水シャワーは命取りになる可能性大。
他の町では「エアコンはあるけど水シャワー｣という安宿が多かったが、ここでは優先順位が逆だった。

夕方にお茶のサービス。
早朝にお茶とナシゴレンのサービス。
一人なのに常に二人分用意される。

シャワーの横には水槽も完備。
お湯になるまで10分ほどかかるけど、熱々の湯が嬉しくて涙が出そうだった。

今思ったんだが、この水槽に湯を張って浸かったら怒られるのだろうか。
怒られるよね？

１軒目の宿に何の不満もなかったが、気まぐれで宿を変えてみた。

『HOTEL Nirwana』
市場の裏側（？）あたり


こっちの方が明るくてきれいだが、部屋の造りはそっくり。
料金は同じ150000ﾙﾋﾟｱ。
朝に菓子パンとお茶のサービスあり。

食事は、この日本贔屓のお店『Moshi Moshi』で。
メインストリート沿い。

日本贔屓だけあって、お店の人はとても感じが良い。

壁にはこんなのが掛けられ、店内には『X-JAPAN』の曲が流れる。

ビーフステーキ
ナシ（ライス）

両方で9500ﾙﾋﾟｱ。

↑よりもおすすめなのがチキンステーキ。
ステーキというか、フライドチキン？
衣がクリスピーでとっても美味しかった。7500ﾙﾋﾟｱ。
ヘーゼルナッツのフレーバーコーヒー（激甘）も。2500ﾙﾋﾟｱ。
この店は飲み物系が充実している。

これは雨の夜に近くのお店で買ってきたミーゴレン。
漬物付き。11000ﾙﾋﾟｱ

滞在中飲みまくった『ファンタストロベリー』と『100％マンゴージュース』

各4000〜5000ﾙﾋﾟｱ

バスターミナルでジャカルタ行きのバスを予約した。

『PAHALA KENCANA』社のVIPバス。
ウォノソボ→ジャカルタ　13万ﾙﾋﾟｱ

ジャカルタ→ソロ間のバスでホトホト懲りたので、100万回ほど念を押してチケットを買う。
エコノミーなら70000ﾙﾋﾟｱのところ、130000ﾙﾋﾟｱだ。
「こちとらマノハラに泊まれんかったからルピア余ってんだよ。今までのようにセコくないぜ！」と鼻息も荒く購入した。

手ブレですみません。

VIPバスの名に恥じない快適さ。
枕、ブランケット付き。トイレ付き。
飲料水と軽食付き。
しかも、隣が無人で更に快適。
ジャカルタに到着して叩き起こされるまで起きなかった。
夜移動による疲れはほとんど残らず。


ちなみに、エコノミーバスの場合（AC付き）
ジャカルタ行き　朝発（2×3シート）70000ﾙﾋﾟｱ
　　　　　　　　夕発（2×2シート）75000ﾙﾋﾟｱ
バンドゥン行き　朝・夕発（2×2シート）60000ﾙﾋﾟｱ

この旅行記へのコメント （2）

• フィーコさん 2023/10/13 11:06:00

  いや～スゴイわ～

  姐さん　おはようさん
  
  起きてまっか？
  
  2012年にこんな旅行（中国編見てへん）1ヶ月もしてたんやね。
  まだ、病気発症前？
  
  ガドガド（ってなに？）
  ミーアヤム
  マンゴージュース
  美味しそうやん。
  
  ソロ、鯨さんこないだ行っとるけど勉強してから行かなあかんな。
  スクー寺院
  ブランバナン寺院
  レアなとこ行ってんな、
  こんな情報どこで仕入れるん。
  「ロンリープラネット」とか英語で読むんか？
  
  植物園、普通はスルーするんやけどこんにゃく花に惹かれて覗いてたけど開いてなかったんか　私が残念。
  
  ウズの旅行記書いたらゆっくりお訪ねいたします。
  
  フィーコ

  小心者さん からの返信 2023/10/13 13:03:09

  こんにゃく花、咲いてる詐欺

  
  フィーコさん、こんにちは！
  こんなカビの生えた旅行記にコメントありがとう。
  
  2012年はまだ発症前でそこそこ元気でした。
  タブレットも無く、宿も切符も現地調達。
  いろんな意味で、もうこんな旅行は絶対にできません…
  
  スクー寺院もブランバナン寺院も『歩き方』にしっかり載ってます。
  私ほどリサーチ力低いヤツはそうそうおらん（自負）
  食べ物は美味しかった！でも死ぬほど腹壊しました（泣）
  そういやインドネシアでもコテンパンにボラれましたなぁ…（遠い目）
  
  フィーコさん、ジャカルタの旅行記も無いんやなー。
  びっくりするほど多くの国を旅されてるフィーコさん、ぜひ過去の旅行記もUPしてください。まずはウズベキスタンやけどな！
  
  小心者