紅葉を求めて～再び裏磐梯へ

2010/10/23 - 2010/10/24

昨年に引き続き、また裏磐梯へ紅葉狩り。
宿も全く同じところだ。
今年はクルマに頼らず、トレッキングで楽しもうと言う魂胆。

初日は7時半に東京を出たが、やはり現地に到着したのは昼近く。
中津川渓谷は諦め、五色沼を散策。翌日は早朝から動き、中津川渓谷の紅葉、桧原湖でバードウォッチング。

エリア 裏磐梯・猫魔(福島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

現地に到着したのは昼近く。
これでは中津川渓谷の駐車場は入れないだろう、、、と思ったら正にその通り。
周辺の絶景スポットもクルマがいっぱい。
ほとんどが立派な一眼に三脚と言うアマチュア写真家たち・・・
去年はココまでじゃなかったが。

比較的人の少ないビューポイントを探してながら、磐梯吾妻レークラインを走り、秋元湖のほとりで撮影。

空は秋晴れ、からりとした空気が気持ちよい

絶景ポイント以外は道路もかなり空いている

小野川湖を望む涼風峠にて

駐車場は小ぶり。
でも混むことはない。というのも、皆、小野川湖を眺めさっさと出て行くからだ。我々もそうだったが･･･

料金所付近から小野川湖

五色沼の探勝路へ。

ビジターセンター側は相当な混雑が予想されたので、桧原湖側から入った。
ところどころにこんな清流を見ることができる。

青沼

何故青く見えるか？という解説はさておき、この色はなんとも神秘的で美しい

これは瑠璃沼だったか？

弁天沼

かなり大きな沼だ

五色沼探勝路はこんなカンジの散歩道。
ほぼ全行程が平坦で、よく整備されている。
それだけに最もポピュラーで、紅葉のハイシーズンは裏磐梯ビジターセンター側から入ろうものなら、前が詰まって歩けないくらいの混雑になる。

今回はピークにはちょっと早かったことや反対側から入ったことで、ゆったり歩けた。

秋晴れ！

竜沼

小さくてちょっと淀んだ感じ。

毘沙門沼

探勝路の終点(出発点)も近い

湖面が鏡のようだ


さてさて、青沼、毘沙門沼の美しさはひときわで往復7kmも楽しく歩けた。

初日はこれで終了。

翌日は昨年同様、早朝に中津川渓谷へ。
ホテルを出発したのは6時半。

朝焼けの秋元湖などを眺めながら、クルマもほとんど通っていない磐梯吾妻レークラインを中津川渓谷目指して走る。

駐車場には難なく入ることができ、というよりさすがに車もほとんど止まっていなかった。

してやったり！とほくそえみながら、渓谷にかかる中津川橋を目指す。
駐車場からは5分とかからない。端の周辺は駐停車禁止。交通整理をかねて監視員が二人立っているので、不届き者を見なくて済むのは大変ありがたい。

それにしても、このあと、昨年より30分も早かったにも関わらず、駐車場に続々とクルマが入ってくるのには驚いた。

橋の上からの眺め。

やはりピークには早かったようだ。
それでもここから眺めるのは3度目だが、何回見ても美しい渓谷。

中津川渓谷の紅葉を堪能した後は、いったんホテルに戻って朝食。

この時期、紅葉を見に来たのなら、宿で朝食を取ってからでは遅い。せっかくの絶景は人の少ない状況で見たいもの。
少し頑張って早起き、“朝メシ前”に出かけるのがオススメ。

桧原湖

まだ朝靄が残っている

今度は桧原湖畔のトレッキングコース。

トレッキングコースといっても、散策路、遊歩道のレベル。
大それた装備は不要。スニーカーで充分。

五色沼と違い、こちらは誰もいない、誰にも会わない。

眼下に桧原湖を眺めつつ点在する沼を見ながら進む。

朝のうちはまだ静寂に包まれている。

途中、野鳥が集まるスポットがあり、ここでコゲラやアオゲラ、エナガなどを見ることができた。

常に視野には水があり、それなりに変化に富んだ景観と整備された遊歩道。

のんびりと散策するにはとてもよいコース。

桧原湖に浮かぶ島。
コースも終盤。

紅葉にはちょっとばかり早かったようだが、2日間どっぷり自然に浸かって心地良い休日を過ごした。