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丹沢主稜縦走を完歩し、次は雪のある山…<br />と行きたいところだが、ちょっと息抜きの「お気楽ハイキング」を間に入れようということで、選んだのは鷹巣山。<br />アクセスが良いこと、歩行距離が短いことが絶対条件。<br />丹沢のクールダウンのような意味もあるので、帰宅は日のあるうちに。<br />そんな条件を付けると、丹沢と奥多摩では無理で、結局箱根の低山に決まり。滝が2つあることや山頂が広い点も興味を引いたのだった。<br /><br />あまり知名度がない山、そして滝。これはなかなかの穴場かも・・・と期待していった結果、人も少なく、のんびりと散歩ができた。

お気楽紅葉ハイキング ~鷹巣山と飛龍の滝・千条の滝~

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2013/11/30 - 2013/11/30

30位(同エリア319件中)

旅行記グループ 紅葉

4

29

琉球熱

琉球熱さん

丹沢主稜縦走を完歩し、次は雪のある山…
と行きたいところだが、ちょっと息抜きの「お気楽ハイキング」を間に入れようということで、選んだのは鷹巣山。
アクセスが良いこと、歩行距離が短いことが絶対条件。
丹沢のクールダウンのような意味もあるので、帰宅は日のあるうちに。
そんな条件を付けると、丹沢と奥多摩では無理で、結局箱根の低山に決まり。滝が2つあることや山頂が広い点も興味を引いたのだった。

あまり知名度がない山、そして滝。これはなかなかの穴場かも・・・と期待していった結果、人も少なく、のんびりと散歩ができた。

旅行の満足度
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今回のアプローチは、箱根湯本駅から畑宿までバス。<br />旧道を走る路線で15分ほど。<br />畑宿バス停周辺はまさに『寄木細工の里』と言った風情。<br />箱根旧街道の一里塚なるものも・・・<br /><br />遊歩道入口は車道を少し歩いていくが、「飛竜の滝自然歩道入口」と大きな看板があるので、迷う心配なし。

    今回のアプローチは、箱根湯本駅から畑宿までバス。
    旧道を走る路線で15分ほど。
    畑宿バス停周辺はまさに『寄木細工の里』と言った風情。
    箱根旧街道の一里塚なるものも・・・

    遊歩道入口は車道を少し歩いていくが、「飛竜の滝自然歩道入口」と大きな看板があるので、迷う心配なし。

  • しばらくコンクリートの道が続く。<br />農作業用につくられたコンクリート舗装の坂道は、実は非常に歩きにくい。<br />この道も正しくそれ。<br />「やれやれ」と思いながら登って行くと、ほどなく『畑宿めおと桜』に到達。<br />見事に逆光でわかりにくいのだが、2本の桜がくっついてしまったらしい。<br />面白いのは、根元と幹の途中の2か所でつながっている点だ。<br />開花の時期の姿はどんなだろう?

    しばらくコンクリートの道が続く。
    農作業用につくられたコンクリート舗装の坂道は、実は非常に歩きにくい。
    この道も正しくそれ。
    「やれやれ」と思いながら登って行くと、ほどなく『畑宿めおと桜』に到達。
    見事に逆光でわかりにくいのだが、2本の桜がくっついてしまったらしい。
    面白いのは、根元と幹の途中の2か所でつながっている点だ。
    開花の時期の姿はどんなだろう?

  • その解説板。ここには小さなベンチもある。

    その解説板。ここには小さなベンチもある。

  • こちらは「左側の桜」<br />樹齢100年とは恐れ入る

    こちらは「左側の桜」
    樹齢100年とは恐れ入る

  • しばらくコンクリートの道を歩き、ようやく土の道に変わる頃、水の音が聞こえだす。<br />木の橋を渡るあたりから、遊歩道の脇に沢を見ながらの散歩となる。

    しばらくコンクリートの道を歩き、ようやく土の道に変わる頃、水の音が聞こえだす。
    木の橋を渡るあたりから、遊歩道の脇に沢を見ながらの散歩となる。

  • 期待していなかった紅葉だが、まだまだいける

    期待していなかった紅葉だが、まだまだいける

  • この辺りは黄葉は少なく、紅葉が多い。

    この辺りは黄葉は少なく、紅葉が多い。

  • 遊歩道入口から45分で「飛龍の滝」に到着。<br />この角度ではわかりにくいが、上段15m、下段25mの二段の滝である。

    遊歩道入口から45分で「飛龍の滝」に到着。
    この角度ではわかりにくいが、上段15m、下段25mの二段の滝である。

  • 足元を水が流れていく。<br />夏場などは涼しげな風景になるのだろう。

    足元を水が流れていく。
    夏場などは涼しげな風景になるのだろう。

  • 名前の由来は「龍が飛揚するかのような形から」とのこと。<br />昔の人の発想力と言うか連想力のたくましさには感心するばかり。

    名前の由来は「龍が飛揚するかのような形から」とのこと。
    昔の人の発想力と言うか連想力のたくましさには感心するばかり。

  • 滝の真正面は小さな橋になっていて、その橋の下は水量豊かなせせらぎだ。

    滝の真正面は小さな橋になっていて、その橋の下は水量豊かなせせらぎだ。

  • この滝、神奈川県内では最大規模というが、はて? 神奈川県はそれほど滝が少なかったろうか?

    この滝、神奈川県内では最大規模というが、はて? 神奈川県はそれほど滝が少なかったろうか?

  • 鎌倉時代には、箱根権現信仰の行者が鎌倉街道を進む途中、この滝に打たれて身を清めたといわれている。

    鎌倉時代には、箱根権現信仰の行者が鎌倉街道を進む途中、この滝に打たれて身を清めたといわれている。

  • ちょうどこの滝の周辺も紅葉が見事。<br />絶妙なグラデーションを見せていた。

    ちょうどこの滝の周辺も紅葉が見事。
    絶妙なグラデーションを見せていた。

  • さて、滝を後にして進んでいく。しばらくは私の嫌いな杉の植林地帯だ。<br />しかしそれを登り切れば、こんな開放的な道が開ける。「湯坂路」入口である。<br />広場と言ってよいほどの広い平坦な道をのんびりと歩く。<br />天気は良いし、風はないし、言うことなしだ。

    さて、滝を後にして進んでいく。しばらくは私の嫌いな杉の植林地帯だ。
    しかしそれを登り切れば、こんな開放的な道が開ける。「湯坂路」入口である。
    広場と言ってよいほどの広い平坦な道をのんびりと歩く。
    天気は良いし、風はないし、言うことなしだ。

  • あっという間に鷹巣山山頂。<br />飛龍の滝でじっくり写真を撮り、小休止を入れても、遊歩道入口からわずか1時間半である。<br />山頂標識はなく、このような説明板があるのみ。<br />ベンチとテーブルが一つ。<br />北東方面に開ける視界は、相模湾が見渡せる。

    あっという間に鷹巣山山頂。
    飛龍の滝でじっくり写真を撮り、小休止を入れても、遊歩道入口からわずか1時間半である。
    山頂標識はなく、このような説明板があるのみ。
    ベンチとテーブルが一つ。
    北東方面に開ける視界は、相模湾が見渡せる。

  • ここから少々下りながら、次なるピーク(?)浅間山を目指す。

    ここから少々下りながら、次なるピーク(?)浅間山を目指す。

  • 視界も良く、快適な遊歩道。<br />グラデーションが目に嬉しい。

    視界も良く、快適な遊歩道。
    グラデーションが目に嬉しい。

  • 30分ほど歩いて、浅間山園地に到着。<br /><br />ここもまた広々とした園地になっている。<br />樹林帯に囲まれているので眺望は決して良くないが、とにかく広いので閉塞感は一切なし。<br />正面に見えるのは、箱根駒ケ岳。

    30分ほど歩いて、浅間山園地に到着。

    ここもまた広々とした園地になっている。
    樹林帯に囲まれているので眺望は決して良くないが、とにかく広いので閉塞感は一切なし。
    正面に見えるのは、箱根駒ケ岳。

  • ここで休憩、おにぎりを食べる。<br /><br />何と言っても気持ちが良いので、ここで弁当を広げるグループは多い。<br />混雑とは程遠い状況だったが、それでも我々の想像以上の人たちが、思い思いに広がって食事を楽しんでいた。

    ここで休憩、おにぎりを食べる。

    何と言っても気持ちが良いので、ここで弁当を広げるグループは多い。
    混雑とは程遠い状況だったが、それでも我々の想像以上の人たちが、思い思いに広がって食事を楽しんでいた。

  • 浅間山を出発すると、あとは小涌谷駅に向かって降りるのみ。<br />30分ほど下ると、小さな流れ(蛇骨川)の脇に「千条の滝」。

    浅間山を出発すると、あとは小涌谷駅に向かって降りるのみ。
    30分ほど下ると、小さな流れ(蛇骨川)の脇に「千条の滝」。

  • 幅20m、高さ1.5mほどの滝。<br />岩盤から滲み出るような幾筋もの水が、なかなかきれい。

    幅20m、高さ1.5mほどの滝。
    岩盤から滲み出るような幾筋もの水が、なかなかきれい。

  • 「千条」とかいて「ちすじ」と読むのか…<br /><br />実はここにも観光客が数名いて、これまた意外だった。<br />完全な穴場だと思い込んでいたが、どうやらそれは、単に我々が箱根の観光スポットを知らなかっただけのようだ。

    「千条」とかいて「ちすじ」と読むのか…

    実はここにも観光客が数名いて、これまた意外だった。
    完全な穴場だと思い込んでいたが、どうやらそれは、単に我々が箱根の観光スポットを知らなかっただけのようだ。

  • 滝の周囲もちょっとした紅葉スポット。

    滝の周囲もちょっとした紅葉スポット。

  • 紅葉・黄葉と苔の緑、そして水。<br />この組み合わせは最強だな…などと考えてみたり

    紅葉・黄葉と苔の緑、そして水。
    この組み合わせは最強だな…などと考えてみたり

  • 滝の周りは水が豊富で、いくつもの小さな流れができていた。

    滝の周りは水が豊富で、いくつもの小さな流れができていた。

  • その爽やかな音が耳に心地よく、みずみずしい苔の緑が目に優しい。

    その爽やかな音が耳に心地よく、みずみずしい苔の緑が目に優しい。

  • 滝を後に、15分ほど歩けば小涌谷の駅。<br />ちょうど12時。さすがにこの時間に帰る人は少ない。湯本駅に向かう上り電車は空いていたが、強羅に向かう反対側の電車は激混み。<br /><br />この後、湯本駅で昼食をとったが、駅前の人と車の多さにうんざり。<br />せっかく早朝から喧騒を離れていたのに、、、<br />まぁこれも下山(?)が早すぎるためなのだが。<br /><br />小田原経由で横浜に出て、次の山行に使う道具を購入して帰宅。<br />すべて予定通りの早帰り。<br />お気楽な、紅葉散歩であった。

    滝を後に、15分ほど歩けば小涌谷の駅。
    ちょうど12時。さすがにこの時間に帰る人は少ない。湯本駅に向かう上り電車は空いていたが、強羅に向かう反対側の電車は激混み。

    この後、湯本駅で昼食をとったが、駅前の人と車の多さにうんざり。
    せっかく早朝から喧騒を離れていたのに、、、
    まぁこれも下山(?)が早すぎるためなのだが。

    小田原経由で横浜に出て、次の山行に使う道具を購入して帰宅。
    すべて予定通りの早帰り。
    お気楽な、紅葉散歩であった。

  • 本日の記録<br /><br />歩行距離:5.9km<br />最大標高:834m<br />最大標高差:436m

    本日の記録

    歩行距離:5.9km
    最大標高:834m
    最大標高差:436m

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この旅行記へのコメント (4)

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  • jun1さん 2013/12/24 11:49:06
    ここ、お手軽で良いコースですよねー♪
    琉球熱さん、またまたコンニチハ。

    鷹巣山、箱根は紅葉の時期も良いところなのですね。

    私は2012年6月に行ったのですが、懐かしく拝見しました。
    http://4travel.jp/travelogue/10690029
    この時は、幹事さん任せで歩いたので、コースをいまいち把握してなくて。

    さきほど丹沢縦走旅行記にポチっとしたけど出来ず、旅行前にちらっと拝見したときに、してました(^^ゞ

    jun1

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2013/12/25 23:25:11
    RE: ここ、お手軽で良いコースですよねー♪
    jun1さん、続けて書き込みありがとうございます。

    おっしゃる通り、お手軽で楽々ハイキングですね。
    たまにはこんな山歩きも良いですね。

    春と秋が良さそうです。

    似たようなコースを歩いているとは驚きです。
    それだけメジャーなコースなのでしょうね。
  • りくさん 2013/12/19 18:37:07
    こんにちは
    近くて滝もあってこんないい山があったんですね。

    私の会社は下半期が忙しいく連休とりずらいので

    かなり興味持ちました。

    千条の滝もいいですね。来年あたりに行ってみようと思います。

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2013/12/23 23:37:07
    RE: こんにちは
    ソラタロウさん、こんにちは。

    書き込み&投票ありがとうございます。

    ワンコとのお散歩に、是非!
    おすすめです。

琉球熱さんのトラベラーページ

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