2012正月、モロッコ王国旅行記(46/49：補遺)：モロッコ陶器(1/4)：フェズ・ブルー絵皿、多色絵皿

2012/01/05 - 2012/01/13

モロッコの陶器の紹介です。フェズ、サフィ(大西洋岸の海辺の町)、サレ(首都ラバトの隣)は、陶器造りで有名な三大都市とされます。特にフェズは、モロッコで初めて陶器造りが行われた都市とされます。(ウィキペディア、駐日モロッコ王国大使館・モロッコ)

エリア フェズ(モロッコ)

• 交通手段: 観光バス

フェズの陶磁器工場で撮影した陶器製品の紹介です。アート・ナジ・セラミックスの看板があった工場です。イスラム的な雰囲気がある文様の飾り皿です。アラベスク文様の範疇のようです。

青色が基調の彩色ですが、中央付近に三カ所を始めその周りにも突起の飾りがあります。金属を使ったように見える装飾加工です。

青一色の文様です。植物をデフォルメしているようです。『フェズ・ブルー』と呼ばれる青一色で絵付けをされた陶器皿です。

同じく、『フェズ・ブルー』の陶器皿です。これも植物をデフォルメしたアラベスク文様です。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。これも植物をデフォルメしたアラベスク文様です。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。びっしりと描かれた網目模様です。中央部にデザイン化したアラビア文字がありました。これもアラベスク文様です。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。植物をデフォルメした文様のようです。三分割された文様です。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。植物をデフォルメした文様のようです。三分割された文様です。

モロッコ陶器は、日本にでも輸入販売されていますが、レンジや自動食器洗い器の使用はできない製品のようです。洗剤の使用も控えたが良さそうです。

同心円に分割された中に描かれたカラフルな文様です。型押しではなく、手書きの雰囲気がありました。

ダイナミックな文様の飾り皿です。5色以上の色が確認できました。文様を拡大しますと、手書きであることがよく分かります。

手書きの味がよく見て取れる飾り皿です。縁取りをした中に色彩を施す手法は、共通しているようでした。350ディラハムの値札が付いていましたので、日本円換算で3150円ほどです。

中央の八分割された文様の白筋を目で追いますと、一筆書きになっていました。簡単にように見えて、見飽きない文様です。

色の塗り分けは異なりますが、類似の八角形模様です。こちらも白線に見える部分が一筆書きになっていました。350ディラハムの値札です。

フランス語で『Bonne Annee』の文字が記された飾り皿です。『ボン・アネ（ボナネ）』は、『新年おめでとう』の意味です。フランス映画の中でも、歌の歌詞でよく耳にします。ところでモロッコはイスラムの国ですから、偶像崇拝はご法度、唐草文様で人の顔をイメージしているようです。

繊細な線で描かれた、『フェズ・ブルー』の陶器です。濃い青色が使われていました。写真を拡大しますと、繊細さよりも、手書きの味が浮かび上がりました。長さの不揃いや、はみ出し、不並行などです。それでも魅力的な絵皿です。

四分割された文様です。植物がデフォルメされた文様のようです。上下と、左右では文様が異なっていました。濃淡を除けば、使われている色は3色です。上を向いての撮影ですから、かなり歪んでしまいました。

唐草文様を連想させる図柄です。唐草は、『中国伝来の植物文様』の意味です。古くはギリシャ、メソポタミア、エジプトに遡ります。

唐草文様の話の続きです。アラベスクは、広義では文字系や幾何学系も含みますが、狭義では唐草文系の意匠を意味します。この絵皿にも、唐草文様風の表現が見られます。

唐草文様の話の続きです。アラベスクは、広義では文字系や幾何学系も含みますが、狭義では唐草文系の意匠を意味します。この絵皿にも、唐草文様風の表現が見られます。

外周の縁取りが緑色、内側の宴が緑やオレンジ色の絵皿です。植物をデフォルメした文様のようです。

『フェズ・ブルー』の陶器です。焼き上げる前の『フェズ・ブルー』は、紫色をしているようです。中央部分を除いて、下地が薄く彩色されていました。

『フェズ・ブルー』の陶器です。焼き上げる前の『フェズ・ブルー』は、紫色をしているようです。中央部分を除いて、下地が薄く彩色されていました。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。全体を八分割にされて、同じ文様が描かれていました。250ディラハムの値札がありました。この時のレートが1ディラハムが9円程度でしたから、2250円です。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。これもアラベスク模様の1種でしょうか、線に濃淡が使い分けられていました。この皿も250ディラハムです。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。周囲に描かれているのは火山のようですが、ヒンドゥ教のリンガを連想させる文様です。中央にモロッコの文字がありました。

『フェズ・ブルー』の陶器皿です。250ディラハムの値札がありました。この大きさの皿ですと、『フェズ・ブルー』の陶器は同じ値段のようでした。

緑色を基調にした文様の飾り皿です。中心部の文様には、アラビア文字が使われているようです。

中央の文様には、花文字風のアラビア文字が描かれているように見えます。それ以外の部分も、アラベスク風の文様です。

中央にモロッコの文字が記された絵皿です。青や緑のほか、赤とオレンジ色などが使われていました。