●ツアーでフランスを巡る(31) ステンドグラスに感動～サントシャペルとノートルダム●

2011/11/23 - 2011/11/29

こちらも絶対に行きたかったサント・シャペル、そして前日暗くて見えなかったノートルダム大聖堂。
2つの教会のステンドグラスを見に行きました。
とにかく感動、のひと言につきます。美しかったです。

*Sainte chapelle（サント・シャペル）*
「聖なる礼拝堂」という意味の、ゴシック建築の教会。もともとは王宮の礼拝堂として造営されたが、宮殿自体は完全になくなり、サント・シャペルは宮殿跡の建物（Palais de Justice）に取り囲まれるように残った。
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開館時間：9:30～18:00（3/1～10/31）9:00～17:00（11/1～2/28）
休館：1/1、5/1、12/25、その他不定期に休業の場合有
入場料：8ユーロ
ミュージアムパス：○



■11/28（月）の日程■
8:00　 ホテル出発
8:50　 モンマルトルを散策
9:15　 サクレ･クール寺院見学
10:05　奇跡のメダル教会見学
10:50　中世美術館見学
11:40　サントシャペル見学
12:10　ノートルダム大聖堂見学
12:35　サン・ルイ島散策
14:00　ラ・クレープリー・デ・カネットのクレープを食す
14:10　サン・シュルピス教会見学
14:30　モノプリで買い物
15:10　サンジェルマンデプレ教会見学
15:25　ラデュレで買い物
16:05　ギャルリー・ヴィヴィエンヌを歩く
16:20　パレ・ロワイヤルを歩く
17:00　ルーブル美術館前からカールージュに乗る
19:00　ホテル到着
19:30　CDG空港へ移動
23:20　エールフランス便でCDG空港出発
↓
19:15　成田空港着


※日程の時間は、デジカメの時間を参考にしたアバウトなものです。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

11:30頃。
シテ島手前のサン・ミシェル広場の噴水に到着。
サン=ミッシェル通りを真っ直ぐ歩いてきましたが、そんなに遠くありませんでした。
ここのミカエルさんが踏みつけているは、竜ではなくて悪魔の形をしています。

シテ島はもう目の前。
サント・シャペルも見えています。

サン=ミッシェル橋を渡ります。

入口が見えてきました。
いろんな方の旅行記を読むと、ここは長蛇の列を覚悟、と皆さん書いてらっしゃったので、予定の段階でも時間を多くとってました。
どのくらい並ぶのかな〜と思いながら行ってみると…。

あれ、全然人がいない…。
入口は2つ。ひとつは裁判所への入口だと聞いていましたが、看板があってわかりやすかったです。
休みじゃないよねとちょっと不安になりながら入ってみると、セキュリティチェックのところに数人並んでいてほっとしました。
セキュリティチェックは厳重だとか。
金属探知ゲートをくぐると音が鳴ってしまい、これはたぶん服の中のパスポートケースだろうと思って、チェックするお兄さん（警察官？）に、そう伝えてみました。
で、空港で見かけるような手で持つタイプの金属探知機でパスポートケース以外のところをチェックして「OK」。
中身を見せろとか外してもう一度通ってみろとか言われると思ったのですが、触ってチェックするわけでもなくそのまま通されました。
…意外にあっさり。そういうものなのだろうか。

この写真を撮ったのが「11:37」です。

で、ゲートを通ったあとのサント・シャペルの外観。
この写真の時間が「11:41」。
5分もかからずに入場できました。
入場料はこの教会の入口で払います。私たちはミュージアムパスで入ったのですが、チケット売り場にも列はできていませんでした。

では中に入ります。
入ると、結構人がいました。どうやら来るタイミングがよかったようです。

1階は使用人用の教会だったそうです。
充分綺麗だと思ったら、装飾は19世紀に加えられたものだそうです。

ステンドグラスも小さいですが、それでもやっぱり綺麗な教会です。
ここにはショップもありました。

天井部分の形は、モンサンミッシェルで見かけた柱に似ています。
ただこちらには一面にユリの紋章が描かれていて豪華ですが。
下地が青いので、星空のようにも見えました。

さてメインに行きます。
入口付近にある螺旋階段をのぼって2階へ。
この螺旋階段、前日の凱旋門を思い出して嫌な予感がしたのですが、そんなに長くはなかったです。
そりゃそうだ。

狭い階段を踏み外しそうになりつつのぼりきるとそこは…。
360°カラフルな世界です。壁一面ステンドグラス。
すごい。としか言えませんでした。

曇りの日でもこうですから、日光が当たればどれほど綺麗なのか。
かつては王侯貴族だけの特権だったのですね。

バラ窓もあります。

この1つ1つの絵が全部違うというのがまたすごいですね。

周囲には椅子が置かれているので、座ってしばらく見上げていました。

一部のステンドグラスは世界最古のものだとか。
でもどれがそうなのかわかりません。
というよりも、それどころじゃなかったといいますか…
とにかく天井が高いので、ステンドグラスの絵はなにが描かれているのかとかほとんど見えません。
なので、ただ色彩を楽しみました。

中央祭壇の装飾も細かくて豪華です。

高い天井を中心から見上げてみました。
天井までびっしりステンドグラス。

あとから見返してみましたら、バラ窓がきちんと撮れていませんでした…。

床の模様も細かいです。

壁も、柱も。

昔の王様は、ここに来てなにを思ったのでしょうか。
カラフルな世界は天国のような空間だったのでしょうか。
あ、でも宮殿とか見てるともう豪華なものにすっかり慣れてますかね…。

名残惜しいと思いつつ、下にさがります。
今度はぜひ、天気のいいときに来てみたいです。
ショップで買い物をして、外に出ました。

お隣の裁判所。

こちらの門が出口です。
インパクト的にはサント･シャペルが1番でした。

歩いてノートルダムへ移動します。

購入した絵葉書。
1枚0.6ユーロ×2。

下の教会に戻ったら、どこかほっとしてしまった庶民でした。

12:10頃。
ノートルダム大聖堂再び。

またかけられる声を無視しながら、中に入ります。

3つあるポルタイユのうちの「最後の審判の扉」「聖アンナの扉」。
入口は、「聖アンナの扉」です。
すいていたので、装飾をじっくり見る間もなく入場。

以前テレビで見たことがある「よこそう」案内。

このときもミサが行われていました。
静かに見学させていただきます。

天気は悪いですが、昨日よりは見えます。

南側から見た北のバラ窓。
ミサの最中に申し訳ないとおもいつつ、撮影。

ズーム。
ミサのために通路と中央が仕切られているので、近づくことはできませんでした。

南のバラ窓を下から見上げてみますが…

こちらも高すぎてなにが描かれているのかわかりません。
わかるのは、すっごく細かいということだけです。
そして色が多彩。
シャルトルのバラ窓を比べると、本当に細かい。

もともとは、字が読めない人が理解できるように作られたステンドグラスですが、ここまで来るともう本来の目的とは違ってきますね。

内陣の彫刻。
復活後のキリストの物語が描かれています。
こっちはわかりやすいです。

祭室。

ここのステンドグラスも細かい！

ピエタ像は見られないので、せめて後姿だけでも…。

ミニチュア。
こうしてみると、本当に大きいんですね。
…一瞬、かたつむりのようだと思ってしまいました。

今度は北側から南のバラ窓を。

ズーム。
双眼鏡がほしい。

唄うようなミサ。
司祭さんの声がいいんです。

声が響き渡って荘厳な雰囲気。

ここだけ見ると、やっぱりモンサンミッシェルを思い出します。

ぐるっと一周して外に出ました。

出口は「聖処女の扉」。
これだけ振り返って見てみました。

中央が聖母マリアですね。

ここだけではありませんが、彫刻がすごく細かいです。
しかも多い。

扉にも装飾が。

上を見上げると、ガーゴイルがいます。

よくよく見れば、鳩がとまってました。
塔にのぼれなかったのは残念でした。
あのパリを見ている（ように見える）ガーゴイルが見たかったのですが…。

バラ窓を外側から。

裏の公園から。
サント・シャペルにスムーズに入れたので、予定よりもかなり時間に余裕ができました。
ということで、隣のサン･ルイ島に行くことにしました。