●ツアーでフランスを巡る(21) フォンテーヌブロー宮殿も広かった●

2011/11/23 - 2011/11/29

ツアーでの観光はこれが最後です。
パリ郊外のフォンテーヌブローは、昔から王族の狩猟場で、もともとは小さな狩猟小屋だったのが、フランソワ1世の代にイタリアから建築家を招き、現在の基礎となる大改修が行われ、その後の歴代王やナポレオンによって増改築が行われた、フランスで最も大きな宮殿。
数年前にNHKで放送していた「フランス世界遺産縦断の旅」を見て以来、ずっと行きたかった場所のひとつでした。
ベルサイユ宮殿よりは派手じゃないですが、それでも大きくて広くて立派な宮殿でした。
なんだかんだでここで1番写真撮ってました。
それが後々響くのですが…。




■11/27（日）の日程■
8:45　 フォンテーヌブロー宮殿へ出発
9:30　 フォンテーヌブロー宮殿に到着
9:50　 フォンテーヌブロー宮殿見学
13:00　オペラ地区で解散
13:20　オペラ・ガルニエ見学
14:00　メトロで移動
14:25　アンヴァリッド見学
14:45　ロダン美術館見学
15:20　アレクサンドル3世橋を渡る
15:30　プティ・パレに入ってみる
15:50　コンコルド広場を通りすぎる
16:00　オランジュリー美術館見学
16:45　オルセー美術館見学
17:30　ノートルダム大聖堂見学
18:00　カールージュに乗ってみる
19:00　凱旋門見学
19:40　再びカールージュに乗ってみる
20:10　トロカデロ広場からエッフェル塔を見る
20:30　ホテルに戻る

※日程の時間は、デジカメの時間を参考にしたアバウトなものです。

エリア フォンテーヌブロー(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

この日もホテルで朝食をとります。
ショコラを飲もうと思ったら、機械が壊れて飲めませんでした…。

この日の出発は8:45。
お天気はどんより。

バスの車窓から見えた鉄塔が、ロボットのようで気になる…。

途中、クリスマスツリーを売っているお店も。

混んでいなかったので、1時間弱で到着です。

正面の「栄誉の鉄格子門」から入ります。
この門は、ナポレオンの時代に作られたもの。
もともと建物だったところを、ナポレオンが壊し門にしたそうです。
なので、鷲の紋章が上にあり、

装飾の中に「N」の文字が。
修復したのでしょうか、かなり綺麗でした。

白馬の中庭に入ります。

有名な、馬蹄形の階段。
エルバ島に流刑となったナポレオンが、別れの演説をしたことで有名な場所。
「こんな素晴らしい住処はない」と言ったそうで、それほどこの宮殿がお気に入りだったようです。

階段を中心として、向かって右側が「ルイ15世の翼館」。反対の左側が「フランソワ1世の翼館」。
入口は、「ルイ15世の翼館」です。

中に入ってまずお手洗いへ。
他の団体（日本人）もいて混んでました。

見学スタート。
やけに男前。

皿の間。

その名の通り、セーブル陶器のお皿が壁にずらり。

どんどんまわります。

ベルサイユと比べると、全体的に暗い印象。

タペストリーがたくさん。

部屋がたくさんありすぎて、なにがなにやら…

ベルサイユほど豪華じゃないといっても、それはあのベルサイユと比べてということであって、王族が使ってたわけですから、豪華は豪華です…。

アン王妃の寝室。

レセプションの間。

でもなんとなく、生活の匂いがあるといいますか…ベルサイユが、誇示するための宮殿だとすれば、ここは暮らすための宮殿だったというのがわかる気がしました。

なにやら顔がついている気になる扉。

三位一体礼拝堂の階上席。
国王と王妃はここでミサに参加したそうです。

フランソワ1世の回廊。
かつては国王専用の通路だったそうです。
その名のとおり、フランソワ1世が造らせた回廊なので、いたるところにイニシャルの「F」や紋章の「火とかげ」が見られます。
奥のほうにちらっと青い窓が見えますが、これは絵で書いた空。
この扉を開けるとコンクリートの壁です。
もともとは本当の窓で外の景色が見えたのですが、後世の増築の結果そうなったのだそう。
そのときの名残で、青空の絵が描かれているそうです。

この扉の向こう側は、別の部屋に繋がっています。
回廊は長いので、ルイ16世が自分の住居に簡単に行けるように作ったのですが、結局1度しか使わなかったそうです。
その後、ナポレオンが気にいってよく使っていたのだとか。

窓からの景色。

どこかベルサイユの鏡の間を彷彿とさせます。
あの豪華さもステキでしたが、私はこちらの木の感じが好きです。

王家のユリの紋章。

フランソワ1世の紋章、火とかげ。

フランソワ1世の「F」。

窓から庭が見えます。

衛兵の間。
の見事な天井。

どんどん行きましょう。

舞踏の間。

祝宴などが催された場所。

柱にも天井にも細かい細工が。

大きくて立派な暖炉。

皇帝の階段。
かつては部屋だったところを階段に改築した場所、だそうです。

その、階段。

ここの彫刻の美女は、顔が小さくてすらりとしているのが特徴だそうです。
羨ましい体形…。

窓からの景色。

乳房がいっぱいあるのでアルテミスの像。
だと思います。

聖王ルイの間。

タペストリーが壁じゅうに。

ディアナの回廊。
ナポレオン3世が図書室に改造したそうです。

閣僚の間。

皇后の寝室。

マリー・アントワネットのために作られたベッドですが、結局彼女は使わなかったのだそうです。

玉座の間。

会議の間。

皇帝の寝室。

皇帝の小寝室。
ナポレオンが執務室として使用した部屋。
こちらのベッドで寝ることが多かったそうです。
遠征が多かったので、テントの形をしたこのベッドのほうが落ち着いたのではとのガイドさんの話。

ナポレオンのために設置されたお風呂。
丸見え。

三位一体礼拝堂を今度は下から。

両脇にはこんな小部屋？がずらりと。

ここにはキリストの絵がありましたが、それ以外には特になにも置いていませんでした。

窓。

天井画。

暗くてなんだか怖いです…。

やっぱり豪華です。

ショップを経由して外に出ました。
また絵葉書を購入。

全員が集合するまで、馬蹄形の階段を見学。

礼拝堂の外見。

イヤホンに、集まってください、の声。
ちょうど反対側にいました。

階段の下にはこんなトンネルが。
ここを通ってショートカット。

庭を見に行きます。

狛犬のような像。

鯉の池。
ここにいる鯉の大きさは尋常じゃなかった…

アヒル？がついーっと目の前を通過。

白いアズマヤはルイ14世の代につくられたもの。

泉の中庭。

広い広い庭園へ。

あまりに広いので、今回はほんのちょっとだけ、角っこに触れたくらいで退散。

ずーっと続く並木道。
なんとなく、こういうのがフランスっぽいイメージです。

大花壇と呼ばれる庭の、角。
家族連れを中心に、散歩している方がちらほら。
休みになるとパリからもここでのんびりするために大勢人が来るそうです。

黄金の門。

ここにも火とかげが。

近くで見ると、やっぱりおもしろい形。

せっかくなので（誰もいないし）のぼってみます。

階段の上にある扉。
もともと正面玄関ではないので、こじんまりしています。
ここから入った小部屋から、フランソワ1世の回廊へ繋がっています。

階段の上から見た景色。
ナポレオンも、見た景色？

階段の上。

中央の胸像は、フランソワ1世です。

奥に、フランソワ1世の翼館。

反対側からおります。

フランソワ1世の翼館。
「F」の文字が見えます。

バスでパリへ戻ります。

買った絵葉書。
1枚1.1ユーロ×2。