2010 02 　ポンペイ　世界遺産訪問

2010/02/06 - 2010/02/16

ポンペイの街は、地中海貿易の中継地として栄えた町でしたが62年の激しい地震により大きな被害を受け、そして79年にはヴェスヴィオ火山が大噴火し、火山灰が降り街は一瞬にして埋もれてしまいました。そして1748年に街はやっと再発見され、発掘が行われるようになりました。

エリア ポンペイ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

当時ポンペイには2万人ほどの市民が暮らしていましたが、街にとどまったり、逃げ遅れた人々約2千人が犠牲になったと言われています。

ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡

ポンペイの街

ポンペイの街

この時代に、舗装された道路、水道、神殿、市役所、劇場、浴場、商店、酒場、売春宿など、ありとあらゆる都市機能が、既に整備された街であった。

ポンペイの街

当時のフレスコ画

フレスコ画

フレスコ画

口から水が流れるしくみ。

壁画や美術品

サウナ

壁画や美術品

壁画や美術品

サウナ浴槽の反対側に置かれていた、丸い水飲み場。発掘されたローマ時代の美術品の美しさ維持の秘密は、火砕流堆積物であった。火山灰を主体とする火砕流堆積物の中には、乾燥剤として用いられるシリカゲルに似た成分が含まれており、湿気を吸収していた。この火山灰が町を隙間なく遮断したため、壁画や美術品の劣化が防がれたと言わている。すごい偶然の産物です！

壁画や美術品

ポンペイの街

ポンペイの街

ポンペイの街

ポンペイの街

当時信仰の対象であったアポロ神を祭っていた神殿、集会所、演壇などが広場の周囲に隣接している。

神殿

神殿

ポンペイの街

ポンペイの街

ポンペイは、建造物や街区が古代ローマ当時のままの唯一の町として知られている。後の歴史家たちは、その時代のローマが古代ローマをそのまま伝えていると誤解していたが、ポンペイこそが最も純粋に古代ローマの伝統を守り、ほぼ直角に交差する直線の大通りによって規則的に区切られ、計画的に設計された町であったそうです。