2011年8月　南アルプス　第２日　仙丈ケ岳(72)

2011/08/27 - 2011/08/29

第２日は、仙丈ケ岳に登ります！

第２日：北沢峠−大滝ノ頭−小仙丈ケ岳−仙丈ケ岳−仙丈小屋−馬ノ背ヒュッテ−大平山荘−北沢峠（バス）広河原（バス）甲府駅

エリア 山梨

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩

第２日の美味しい朝食です！
前夜のうちに配られたお弁当で、好きな時間に食べて出発することができます。

５時２０分、長衛荘前の登山口から、仙丈ケ岳に向けて出発です！

仙丈ケ岳は甲斐駒に比べれば楽と言われますが、そこは３０００Ｍ級の山ですから、決して簡単には登れません。
樹林帯の中をひたすら登っていきます。

６時５０分、大滝ノ頭に到着です。
鬼平犯科帳の「大滝のお頭」を思い出して微笑むのは、私だけでしょうか？
小仙丈ケ岳に向けて、引き続き辛抱の登りです。

ようやく、向こうの空が見えてきました。

樹林帯を抜けて、小仙丈ケ岳が姿を現しました！

緑の絨毯の中を歩くようで、気持ち良いです！

振り返ると、雲に隠れる甲斐駒（右）と鋸岳（左）、真ん中の奥に大好きな八ヶ岳が見えます。

雲海の向こうは、中央アルプスでしょうか。

７時５５分、小仙丈ケ岳に到着です！
標高２８５５Ｍです。

そして、行く手には、仙丈ケ岳が優美な姿を現しました！
涙が出そうなくらい感動です。。。

「南アルプスの女王」です。
こんなに優美な女王様になら、喜んでイジメられたいですね！

女王様のもとへ、参上させていただきます。

雲にお隠れの女王様も、とても美しいです。

だいぶ近づいてきました。
ここから山頂稜線までの登りで、女王様に優しくイジメていただきました。

山頂の稜線に到着しました！

こちらが、小仙丈ケ岳から見えた小仙丈沢カールです。

小仙丈ケ岳からは見えなかった反対側にも、カール（藪沢カール？）が広がります。

山頂の稜線を歩いていきます。
実に楽しい稜線歩きです！

藪沢方向の素晴らしい光景です！

山頂（右）に着いてしまうのがもったいないくらい、楽しい空中散歩です。

もうひと登りで山頂です。

９時０５分、仙丈ケ岳の頂上に到着です！

女王様、ただ今参上いたしました。

三角点、標高３０３３Ｍです。
日本第１７位の高峰です（「日本の高い山ベスト２１」国土地理院）。
これで、「日本の高い山ベスト２１」に全て登頂できました！

歴史を感じる山頂標識です。

空が真っ青で綺麗です。

塩見岳まで続く仙塩尾根方向です。
いつか挑戦してみたい縦走路です。

こちらは藪沢方向です。
カールの下に仙丈小屋が見えます。
降りは、こちらのルートに行ってみます。

雲上のひと時を楽しんで、そろそろ下山します。

カールの淵を巻くようにして、仙丈小屋まで降りていきます。

カールの下から見上げる仙丈ケ岳です。

カールの底にある仙丈小屋を通過です。

水場があります。
冷たくて美味しい水で、空のペットボトルに入れて持ち帰りました。

仙丈小屋と仙丈ケ岳です。
素晴らしい光景です。

１０時１５分、馬ノ背ヒュッテを通過です。

しばらく、藪沢沿いの気持ち良い道が続きます。

沢で食べる美味しい昼食（長衛小屋のお弁当）です！

対岸に滝が現れました。

なかなか見事な滝です！

これも、なかなか味わいのある滝です。

またまた滝です。
滝好きには、たまらない登山道でした！

１１時５５分、南アルプス林道の大平山荘に到着です。

南アルプス林道をトボトボと歩き出そうとしたら、「北沢峠なら近道があるよ」と教えてもらいました。

近道で南アルプス林道をショートカットして、１２時１０分、北沢峠に帰着です。

バスに２時間以上乗るので、ビールは我慢です。
１３時０５分の広河原行きバスに乗り、広河原で１４時の甲府駅行きバスに乗り換えました。

出張帰りのサラリーマンに囲まれて（今日は月曜日なのです）、特急かいじで帰途につきます。
「やまのごはん」とビールで乾杯です！

突然思い立ったにしては、充実した良い山行でした！

「やまのごはん」を食べながら、現実社会に戻っていきます。。。

仙丈ケ岳のバッジです。
美しい山でした！