★バイク旅・２０１１★　２泊３日４０００円の旅　（３）　町中＆近郊編　

2011/02/22 - 2011/02/24

チャンタブリーの町中には

特に主だった見所無いけれど

古い町特有の懐かしい香りが残っています

町ブラ（＝町をブラブラ）にはもってこいです

エリア チャンタブリー(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク

チャンタブリーの街中では

こうしたドラゴンや赤い提灯を

よく見かけます

そうですここは華人系が多く住む町

そういえば　私の泊まった安宿も

華人系タイ人一家でした

中国から渡って来た彼らの祖先が

この町を作ったといっても過言ではありません

その証拠に町の東に

こうした古い木造の家並みが残っています

使えるものは大事にする

だから古い木造住宅が

今でも使われています

２月３日の中国正月の時の

名残りでしょうか

赤い提灯がまだ残っています

昭和２０年代３０年代を

髣髴とさせてくれます

今ではあまり住んでいる人は

多くないのか

道行く人は少ないです

それでもポツンと

お店が開いていたりすると

生活臭が感じられます

なんかいい感じでしょ？

ここだけ時間が止まっている感じ

人々は別の場所に居を移し

先祖の残した家々を

そのまま保存しているようですね

この通りの入り口

タイムトンネルの入り口

この通りを

夜　バイクで走りました

一方通行らしいのですが

バイクなのでマイペンライ

行ったり来たり

ときどきクルマが通るくらいで

怖いくらい静か・・・

でも印象深い通りでした

苦労してこの町に移り住み

苦労して宝石の発掘作業や

商いで財産を築いていった華人系タイ人

死後も中国の伝統を守っていった

先祖たち

最近の華人系タイ人はいかばかりか

国道３号線からチャンタブリーの町へ

続く３１６号線沿いに

昨年は見かけなかったものを

見つけちゃいました

３１６号線沿いにポツリポツリと

カラオケ屋が数軒あったのは

知っていたのですが・・・

あるソイを入ると・・・

大音量のカラオケと

怪しげなネオンが！

(・ω・；)!!! ドキドキ

そこには十数軒ものカラオケ屋が

固まってありました

(・ω・) ))) ススス・・・

しかし小心者のブヒブヒ

バイクで２周しただけでした


次回、一緒に行ってくれる人

募集中であります

＊　近郊の見所　国立海洋博物館　＊

探すのに結構迷いました。

町の北、１０キロくらいだと思います。

写真は途中見かけた古い民家

この看板のところで右折

こんな細い道を登っていきます

どうやら裏から来てしまったようです

これが　ＮＯＥＮ　ＷＯＮＧ　砦

いつの時代のものなのか

どんな由来があるのか・・・知りません

特に目新しいものは無し

大砲も本物ではありません

ですが観光バスが数台来てました。

タイ人の観光ツアー客のようです

おそらくバンコクから来たのでしょう。

中流階層が確実に増えている感じです

この砦の敷地内にある国立海洋博物館

入ると正面に昔の交易船による

バンコクでの貿易の様子が描かれた

大きな絵

お土産も売っていました。

館内は結構広く

いろいろ展示してありましたが

もっとも興味深い展示物は

こちら

当時の実物大の交易船です

こちらは船尾

人と比較するとわかりますが

結構大きいです

当時はこうした船倉の小さな

ベッドで寝ていたのですね

左上の人が手に持っているものは

な、なんと孫の手！

あまり風呂に入れなかったでしょうから

あちこち痒かったんでしょうね・・・

長い航海に必要な食料や水は
　
こうして運んだようです

船の横の入り口から入って

狭い階段を上がると

甲板に出られます

当時の船員たちの働く様子が

リアルな人形で見られます

この人の恨めしそうな目


こんな大変なことやってらんねぇよ

って言ってるんでしょうか

船員を厳しく命令する中国人船長？

いずれにしても当時は

中国と盛んに交易していたようです

説明板があったのですが

よく覚えていません

たぶんスコータイ朝か

アユタヤ朝の頃だと思います

当時の帆船の帆は

布ではなく

萱のような植物を編んだものを

使っていたのですね