2010年10月　Ｆ１日本ＧＰ（鈴鹿）　決勝

2010/10/08 - 2010/10/10

いよいよ決勝です！

レッドブルが前評判どおりの強さで１?２フィニッシュし、ベッテルが鈴鹿２連覇を果たしました！

そして、誰よりも魅せてくれたのが小林可夢偉！
私は、大当たり！！！のヘアピン席で、可夢偉のオーバーテイク・ショーに興奮しまくりでした！

（表紙写真は、ニコ・ロズベルグを相手に奮闘するミハエル・シューマッハー！）

エリア 鈴鹿(三重)

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩

日曜日、１１時に予選が終わり、１５時スタートの決勝に向けて、徐々に緊張が高まっていきます。

デモ走行するＪＰＳカラーのロータス。
ドライバーは佐藤琢磨！

コースマーシャルの方達も盛り上げてくれます！

ドライバーズパレード開始。

ポイントリーダーのウェバー。

可愛い車に乗るハミルトン。

アロンソ。

やっぱり大人気のミハエル兄貴。

この後、このヘアピンで魅せてくれます！
小林可夢偉。

コースイン、セレモニーも終わり、１５時のスタートが近づきます！

なお、ディグラッシがコースイン・ラップでクラッシュし、スタート前にリタイアです。

フォーメーション・ラップ開始！
ＰＰベッテル、２番手ウェバー、３番手クビサ（予選３位のハミルトンが５グリッド降格のため）。

４番手アロンソ、５番手バトン。
５強の一角ハミルトンは、８番手に降格。

そして、レース・スタート！

・・・直後にクラッシュがあり、リウッツィ、ペトロフ、ヒュルケンベルグ、そしてマッサがリタイア。。。
１周目からセーフティーカーが入り、ゆっくりとヘアピンを通過する、トップのベッテル、ウェバーを抜いて２番手に上がったクビサ。

３番手ウェバー、以下アロンソ、バトン、ハミルトンの順。
しばらくセーフティーカー・ランが続く。

なんと、セーフティーカー・ランの最中に、ヘアピンでクビサの右リアタイヤが脱落・・・ラインを外れていくクビサ（左）と、飛んでいくタイヤ（右奥）が撮れた。
クビサはリタイア。２番手に上がったのに、もったいない。。。

思えば、これがヘアピンで何かが起こる予兆だったか？

労せずして１−２態勢に戻ったベッテルとウェバー。

因縁のバリチェロ（手前）とミハエル。

ここらへんでセーフティーカーが引っ込み、レース再開。

上位陣で１台だけプライム（ハード側）タイヤでスタートしたバトン。この戦略が功を奏するか？
後ろはハミルトン。

なお、小林可夢偉もバトンと同じ戦略である。

アルグエルスアリをロックオンする小林可夢偉。

そして、次の周回のヘアピンで、インからアルグエルスアリ（左）をパスしました！
オーバーテイク・ショーの始まりです！

小林可夢偉、次はスーティルをロックオン！

そして、またヘアピンでインからパスしました！
これは、美しいオーバーテイクだった。

オプション（ソフト側）タイヤでスタートした他の上位陣がピットインし、暫定的にトップに立ったバトン。
ここで良いペースで走れれば、戦略が功を奏する可能性もあるが。。。

しかし、やがてベッテル（右）に追いつかれたバトン。
タイヤ交換を済ませていないバトンに、もう勝ち目はない。

レッドブルには追いつけず、マクラーレンには追いつかれず、あまり見せ場がなかった３番手のアロンソ。

こちらは激しくやり合うニコ（手前）とミハエル。
ニコがクラッシュするまで、延々とやり合っていた。
「小僧にはまだ負けないぞ。」（byみはえる）。

タイヤ交換でハミルトン（手前）の後ろの５番手まで落ちたバトン。
結局、レッドブル２台−アロンソ−マクラーレン２台という態勢に落ち着く。

オプションタイヤに履き替えて、再びアルグエルスアリ（真ん中）をロックオンする小林可夢偉！

そして、次の周回のヘアピンで、何とアウトからアルグエルスアリをぶち抜きました！！！
小林可夢偉、すご過ぎる。。。

２番手のウェバー。
無理にベッテルは追わず、アロンソを抑える方向に切り替えたか？

ペースが落ち、バトンに抜かれて５番手となったハミルトン。
上位陣は、ベッテル−ウェバー−アロンソ−バトン−ハミルトンの順で落ち着きそうだ。

落ち着き始めた上位陣をよそに、攻め続ける小林可夢偉！
またまたヘアピンでバリチェロ（右）をインからぶち抜く！
これも美しいオーバーテイクだった。

さらに次の周回のヘアピンで、チームメイトのハイドフェルド（左）をインから捉える！
あきらめたのか、チーム戦略か、ハイドフェルドもすんなりと明け渡した。

ニコのリタイアで、６番手単走のミハエル兄貴。
やっぱり、元気な姿を見られて良かった！

予選１４番手から７番手まで上がった小林可夢偉！
スタンド中が大喝采です！

そして、ファイナルラップのベッテル。
このまま２年連続で鈴鹿のトップチェッカーを受ける。
今年も強かった！

ベッテル以下、ウェバー、アロンソ、バトン、ハミルトン、ミハエル、小林可夢偉、ハイドフェルド、バリチェロ、ブエミというトップ１０でレース終了。

レース終了後、大喝采に手を振って答える小林可夢偉！
本当にすごい走りを見せてくれました！
ヘアピン席の観客は、全員彼のファンになったことでしょう。

優勝ベッテル、２位ウェバー、３位アロンソの表彰式。
終わってみれば、５強がきれいにトップ５を占めた。残り３戦での王者争いが本当に楽しみです！

コースマーシャルの方達、ご苦労様でした。

大当たりだったヘアピン席！

気が早いけど、来年は、シケインか、最終コーナーで観戦したいな。
でも、再びこのヘアピン席に来てしまうかもしれない！？

素晴らしかったレースの余韻に浸る鈴鹿サーキット。