2010/07/07 - 2010/07/12
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ローマ時代のカルタゴ遺跡の1つ、地中海に面したアントニヌス浴場址紹介の締め括りです。かなり大規模な浴場遺跡でした。
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場所を変えながら紹介をする、アントニウス浴場址の光景です。高さが30メートルはありそうなシンボルの石柱が、ここからも見えました。ネット情報では、30メートルの柱の上に、合わせて50メートルとなる大屋根があったようです。
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遺跡の壁の脇から眺めtt、出口方向の眺めです。遠くの山の水源から都市に水を供給する、水道橋の技術を持っていたローマ人は、900もの公共浴場を作ったとされます。このアントニヌス浴場も、遠く離れた山から水道橋で水が供給されました。
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木の足場を組んだ遺跡の光景です。見学しやすいように、通路として組まれたものではなく、修復作業用の足場の一部のようでした。主な石材は、イタリア産の白色大理石と、カルタゴ産の桃色大理石とされます。
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通路脇に展示してあった礎石と思われる部分です。白っぽい色をした石材です。下に敷かれた石は、展示のための台座のようです。建築様式は、コリント式とされます。コリント式は、ドーリア式、イオニア式と並ぶ古代ギリシャの建築様式です。
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倒れたか、倒された際に出来た石柱の横壊れでしょうか。赤色がベースの石材のようですが、黒や白色の石も混じっています。石材についての知識はありませんが、赤色花崗岩、赤御影石当たりでしょうか。ネット情報にあった、地元産の桃色大理石かも知れません。
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端正な文字が刻まれた石材のアップです。別の石材ですが、文様の方も精密です。使われているのは、高級な白大理石のように見えます。コリント式の代表的な建築として現存しているのは、ローマのパンテオンがあります。
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日本の石柱が向かい合っていました。上部が内側にカーブしているところから推測しますと、アーチ門があったようです。屋根が無くなった後、急速に風化が進んだのかも知れません。
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向かい合った石柱のアップです。茶館当たりから下は、大きな石材がしっかりと積み上げられています。壊れた部分は、その上部の砕石を使った部分でした。
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一対になった、もう一方の石柱のアップです。こちらも同じような構造です。こちらの石柱が、上部の風化が少なく、構造がよく分かります。石を接着させるローマ時代のセメントは、紀元前から存在したようです。火山活動で発生した凝灰石と石灰を混ぜて水で練ったものです。現代のセメントと類似しています。
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どちらからか落下してきたような石の塊です。この石の塊は、小さな石を固めたものですから、柱の上部に配置されていたものでしょうか。展示のために、下に石が配されています。1メート*1.5メートル*2メートルの長方形として略算しますと、ざっと6トンあります。
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前方に見えるのは、奇麗な形で保存されていた2つの半円型の通路です。中央上部にくさびが使用された、純粋なアーチ構造ではないようです。その周りには、展示目的の石柱や基礎石等が並んでいました。
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何度も撮影したアントニウス浴場址を象徴する2本の石柱とは、別の石柱です。こちらは、途中で折れたままでした。コリント様式が窺われる石柱のようです。落花してしまったのでしょうが、その上部には、コリント様式を象徴する、アカンサスを意匠化した柱頭があったはずです。
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横倒しになった灰色と黒色が混じった石柱です。その縞模様が印象的です。これも大理石の一種でしょうか。
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通路の傍らに置かれていた石材の数々です。中央部分のブロックは、同じような材質のようです。左側に転がっている石柱とは、違った石材です。
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石壁のアップです。中間部分には、切り揃えた石材などが使われ、その上下には、細かな石が使われていました。
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同じく石壁のアップです。こちらは不揃いな小さな石が使われていました。セメントの接着技術で固められていたようです。
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かなり大きな白大理石のブロックです。刻まれている文様は植物をデフォルメしたものと、楕円形や菱形等の幾何学模様です。かつて、浴場の壁などを飾った彫刻でしょうか。
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白大理石に刻まれた文様のアップです。全面に細かな彫刻が施されています。幾何学模様風ですが、植物がデフォルメされた文様も含まれているようです。
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同じく、白大理石に刻まれた繊細な彫刻です。アントニヌスの浴場は、床に描かれたモザイク絵が立派だったようですが、遺跡の随所に、その豪華な造りを想像させる痕跡がありました。
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大きな塊にあった文様と同じ文様を持ったブロックです。白大理石でしょうか。
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石柱の一部です。柱の下部と、その上部のセットでしょうか。ビュルサの丘のカルタゴ遺跡や、国立カルタゴ博物館に展示してあったものと同種のようです。コリント様式を象徴する、アカンサスを意匠化した柱頭です。
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この石の塊も、数トンはありそうです。斜めになったままで展示されていました。まるで、巨大な象の足のようです。
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補修作業が加えられた石柱のようです。近寄り過ぎると、倒れはしないかと心配になる光景です。最下部とその上とでは柱の文様が少し異なっていました。最高の天候にも恵まれたアントニヌス浴場址の見学でした。
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大統領官邸方向を向いてのアントニヌス浴場址の撮影です。もう少し左にカメラを向けますと、官邸や、監視のための建物の姿も見えます。万が一を考えて、もう少し我慢です。
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満丸に加工された石です。投石機、カタパルトとして江使用されたものでしょうか。カタパルトは古代の城攻めに使用されましたが、近代戦でも使われました。紀元前400年から紀元前300年頃に古代中国で使われ始め、古代ギリシャでも独自に考案されたとされます。旧約聖書にも投石機と見られる記述があるようです。
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同じく、カタパルトで使用されたと思える石の砲弾のアップです。古い時代のものか、あるいは展示用に製作されたレプリカかも知れません。大きさも様々です。
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アントニヌス浴場址の見学も終わりに近付きました。コリント様式の石柱の頭部を手前に入れての地中海方面の光景です。コリント様式を象徴するアカンサスとは、ハアザミと呼ばれるキツネノマゴ科の植物です。
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最後に眺めるアントニヌス浴場址の遺跡群です。ところで、7世紀末にウマイヤ朝による征服の後、破壊されたアントニヌス浴場の石材は、スペインのどちらのモスクに使用されたのでしょうか。興味が湧くところです。
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アントニヌス浴場の水源は、60キロほど離れた標高1296メートルのザグーアン山とされます。そこに貯水池が設けられ、水道橋と地下水路で延々と運ばれたようです。今も遺跡が残っています。今回の旅行の終わり近くで、水道橋の遺跡も見学しました。
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これで、アントニヌス浴場址の紹介はお終いです。出口に近い場所ですから、最後に大統領官邸をアップして撮影しました。石の砲弾も一緒に写りました。
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