2010夏、チュニジア旅行記(8/34)：7月9日(1)：イシュケル国立公園へ

2010/07/07 - 2010/07/12

今回の旅行で、2つ目の世界遺産であるイシュケル国立公園の見学です。フラミンゴなどの渡り鳥が飛来する場所とされますが、その時期ではありませんでした。『危機遺産』となった時期もあります。正直なところ、この日はがっかり世界遺産でした。

エリア チュニジア

• 交通手段: 観光バス

今回旅行の3日目の朝です。早起きして朝の散歩です。チュニスはアフリカにありますが、ほとんど暑さを感じない朝でした。最初は両替店探しです。昨日見当を付けていた、ホテルの並びにあったお店に向かいました。

泊ったホテルの玄関先の光景です。3つ星くらいの、カールトン・ホテルです。今回の旅行では、3泊しました。

この通りは、昨日メディナ地域から歩いてきたフランス通りです。シャンゼリゼ通りを模したオープンカフェの光景です。日陰では、涼しさも感じる気温でした。

本場のシャンゼリゼ通りのマロニエ並木に対抗した、チュニスのフランス通りのジャスミン並木です。四角く剪定してありました。

フランス通りに面した建物光景です。昨日見当を付けていた両替店では両替できませんでしたが、その店で教えて貰った向かいの銀行で両替が出来ました。これで安心してレストランでワインが飲めます。

約束の時間の9時にカールトンホテルを出発して、今日の世界遺産巡りの始まりです。最初に向かったのは、チュニジア北部の地中海に面したイシュケル国立公園です。渡り鳥のヨーロッパとアフリカの中継地です。まだ、チュニジアブルーの市街光景です。暫くはバスの中からの光景が続きます。

チュニジアの郊外になりました。新市街に生まれま変わる途中の光景でしょうか。空き地や、取り壊し中の建物が目立ちました。

チュニスLEDの看板があった建物光景です。看板にはインターネットのアドレスが記してありました。推測ですが、携帯電話等の電子機器の販売店でしょうか。

市街光景から次第に郊外の光景に変わり始めました。高いビルの姿は、全くありません。遠くに見える白い建物は、チュニス市街に通勤する人達の住宅でしょうか。

チュニス郊外の光景です。この辺りは、次第に新市街地に開発されてきたようです。山裾まで新しい建物が建っていました。

チュニス郊外の光景が続きます。この辺りは、まだ住宅が混み合った地域です。住宅街らしいブロックがいくつか見えます。

高速道路脇の光景です。穂を出した、葦のような植物の群生がありました。白い建物は新しい住宅街のようです。

チュニジアンブルーが奇麗な道路わきの建物光景です。白壁ではなく、ごく薄い水色の壁にチュニジアンブルーの組合せです。

完全にチュニジア市街を外れたようです。家が疎らになり、木立ちも増えてきました。前方には、なだらかな山並みが続いていました。

手前に見える赤い花は、夾竹桃です。チュニジアでは一番見かけた花です。道路のグリーンベルトにも、ずっと続いていました。

坂道に沿って築かれた壁は、真っ白に塗られていました。ギリシャの島でも、壁や塀だけでなく、石垣も白く塗られていたのを見たことがあります。かなりの頻度で上塗りされるようです。

チュニジアは、葡萄の生産、ワインの醸造も盛んです。葡萄栽培に好適な丘陵地に見えますが、ここはオリーブ畑です。葡萄畑は地中海の海岸線に沿って、食用ブドウ1万ヘクタール、ワイン用ブドウ1万5千ヘクタールがあります。

丘陵地に続く植林は、オリーブ畑です。チュニジアはオリーブの名産地です。ヨーロッパに比べると、随分安いボトルがマーケットに並んでいました。

縦横に一列になって植えられたオリーブの木は、敷地境でしょうか。収穫が終わったような黄色の畑地は、小麦当りを生産しているようです。

黄色になった畑の光景と、緑のオリーブ畑の光景が交互に現れてきました。この光景はオリーブ畑が優勢です。手前にはオリーブの苗木の姿がありました。

景色は変わって、一面茶色の光景です。耕している風には見えませんが、荒地ではなく、耕作地でしょう。

一転して、緑が一杯の光景です。道路脇の木立のためです。その先には、白い立派な建物が見え隠れしています。

採り入れが済んだような畑の光景です。一定間隔で積み上げた束が見えます。脱穀が済んだ小麦辺りでしょうか。茎は家畜の飼料にされるのでしょう。

放牧の光景です。採り入れが住んだは竹を放牧民の方が借りて、家畜を放牧していると、現地ガイドさんが説明されていました。放牧しているのは、ベドウィン族の人達のようです。

高速道路の終点です。料金所がありました。チュニスを出発して、渋滞は全くありませんでした。信号もほとんどありませんでした。

高速道路を降りた後は、田舎光景に変わってきました。家の姿はほとんどなくなりました。針葉樹のような林も続いていました。

所々に見える家は、農家でしょうか。広大な耕作地のようです。機械を使わなければ耕作も収穫も出来ない広さです。

広大な畑を走行していた農作業の車の姿がありました。小麦の採り入れでしょうか。脱穀された茎等は、家畜の飼料のようです。遠くにも、採り入れが済んで転がった、丸い束が点在していました。

荒涼とした農村光景です。左手に見える三角屋根の小屋の列は、家畜小屋でしょうか。人の姿も家畜の姿も見えませんでした。

ミナレットの先端だけが見えています。村のモスクでしょうか。チミナレットは、ュニジアンブルーの装いです。