2010春、銀閣寺(4/4)：観音堂、庭園、銀閣寺垣、門前町

2010/05/16 - 2010/05/16

京都の世界遺産、銀閣寺紹介の締め括りです。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線

沢山のコインが投げられた水溜まりです。湧水場所でしょうか。

枝振りの良い松の木のアップです。カメラに収まりきれませんでした。新芽が伸びてきていました。

幹の間から見えた銀閣の鳳凰です。宇治平等院鳳凰堂屋上の鳳凰像は、新一万円札にも描かれています。

柿葺の軒下光景です。修理の跡が読み取れます。『解体修理』ではなく、柱や梁など木部の軸組はそのままに、屋根組までを解体する『半解体修理』が行われたのでしょうか。

同じく柿葺の軒下光景です。『杮』は、材木を削った時に出る細片のことです。本来は『柿』の文字に似た別の文字ですが、『柿』で代用されています。

柿葺の粋を見せたような軒先光景です。葺師の世界では、修復のため歴史的建造物を解体した後は、基本に忠実に復元することに専念し、自分勝手な解釈や創作的なアイデアは厳禁とされます。

開店はしていませんでしたが、緋毛氈を敷いた茶席が用意されていました。

同じく日傘と緋毛氈のある光景です。緋毛氈は、主に羊の毛などを薄く板状に繰り返し押し固めて作られたものです。

銀閣の側面の光景です。柿葺(こけらぶき)の屋根は、素性のよい椹や杉、栗などの原木を30センチ程度に輪切りにし、それを包丁を使って割ったものを、葺材として使用するものです。軒下を見ますと、修復したばかりの色です。

近くから見上げた銀閣の建物です。檜皮葺(ひわだぶき)の方が耐久性に優れますが、柿葺の方が、開放的な軽快さを持ち、修理も簡便なことから書院、客殿、茶室等、人の出入りのある建物に多用されてきました。

ブロンズ製の鳳凰のアップです。違った方角から、何枚か撮影しました。鳳凰は霊泉を飲み、竹の実を食物とし、梧桐の木にしか止まらないとされます。

堂々とした、見事な枝振りの庭樹です。松の木でした。

出口近くからの撮影です。これで向月台の見納めです。ネット情報では、業者の方達がメンテナンスを行っているようです。

銀閣mの庭園の見納めです。庭樹の間に見え隠れてしている屋根は、本堂の屋根のようです。

帰り際に撮影した入口方面の光景です。樹に隠れた門構えの建物は、宝処間です。

表からの撮影を舛れましたので、帰りに裏側からの撮影です。小さな祠でした。境内図には、護国洞と記されていました。

『史跡及名勝・銀閣寺・慈照寺庭園』の石碑です。大正14年(1925年)に制定された時の日付もあります。

檜皮葺の屋根は中門です。頂部には瓦が積んであります。修復されて間がないようです。

左手は、銀閣寺垣と呼ばれる生垣の光景です。絶好の観光日和になりました。

両脇とも、銀閣寺垣と呼ばれる生垣です。高さが一番の特徴のようです。

最初に潜った総門に戻ってきました。修学旅行の人達で混雑を覚悟していましたが、ゆっくりと見学できました。

東山慈照寺の表札です。東山は山号、『とうざん』の読み方です。

銀閣寺の世界遺産の標識です。『古都京都の文化財』としての指定です。1994年(平成6年)に指定されました。

これで世界遺産の銀閣寺の紹介はお終いです。参道から振り返っての撮影です。

琵琶湖疏水で泳いでいた緋鯉です。50センチ以上はある大きさでした。

銀閣寺の見学を終えて、参道を戻る途中での撮影です。裏山で行き止まりになった、脇道の小路の光景です。

門前町の店先光景です。アクセサリーや民芸品でしょうか。

同じく門前町の店先光景です。私は苦手ですが、京都にはスイーツのお店が多いようです。

門前町の店先の光景です。写楽の大絵のお土産品です。

こちらは美人画のお土産品です。値札の680円も一緒に写りました。