彫刻の大地グランドサークル2010 / ６日目(4/28) 後編

2010/04/28 - 2010/04/28

５日間のグランドサークルのツアーの４日目。

午後、「キャメロン」という町を経由して、いよいよこのツアー最後の訪問地、アメリカの大自然の代名詞ともいうべき「グランドキャニオン」に入ります。

エリア グランドキャニオン周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: 大韓航空

「ページ」から「キャメロン」という町を目指します。

右手に雄大な風景が広がっています。

強風は治まるどころかますます猛威をふるい始め、砂嵐の様相を呈してきました。

道路上に多量の砂溜まりができていたり横風がひどくて、比較的車高の高いこの車もハンドルを取られそうな状況がしばらく続きました。

後の情報では、昨日通った「モアブ」から「モニュメントバレー」の間が相当ひどかったようで、ラッセル車まで出動したそうです。
ラッセル車が雪ではなく砂をラッセルする場面なんて想像しがたいですが、通過したのが１日早くてホントに助かったとつくづく思いました。

17：30頃、無事「キャメロン」に到着。

ここのお土産屋はこのツアーで訪れたお土産屋の中で最も大きく、店の前で熊のように大きな兄さんが5〜10％割引き券を配っていました。
余談ですが、この「熊」に餌を与えてはいけないそうです。

ここにはアメリカインディアンのお守り「ドリームキャッチャー」を売っていて、他のお土産屋にも売ってるものだと思っていたので、ここでは買いませんでしたが、他では見つけられず、ここで買っとけば良かったと思いました。

18：40頃、「グランドキャニオン国立公園」イースト・エントランスに到着。

19時前、「デザートビュー」に到着。

駐車場から少し歩くと一気に視界が開けます。
いや、厳密に言うとそれを確認したわけではない。
なぜなら、我々はJ氏の指導により駐車場からここまで前でなく下を見て歩き、ここに立って初めて顔を上げたから。

重なり合う山影。

眼下を流れるコロラド川。

逆光のグランドキャニオン。

「グランドキャニオン」と巨大雲。

陽を浴びるリム。

後から考えると、ここから見るコロラド川は、他の展望台よりも最も近くはっきりと見えていたように思います。

この場でなにゆえ「肩車」なのかは不明。

とりあえずこの風景をバックに何かやってみたい気持ちになるのはよくわかります。

もうこのツアーも終盤に差し掛かってきているし・・・

右手の方には「ウォッチタワー」なるものが。

こういうものがあると上ってみたくなるのが人間の性分・・・
と思っていたら、私だけかい！

他のメンバーはもう満足したもよう。

「ウォッチタワー」の内部は先住民たちの壁画が再現されています。

「ウォッチタワー」からは、支流のキャニオンが合流しているのがわかります。

こうして見るとキャニオンの上部は、ほとんど平原になっています。

「ウォッチタワー」の内部を上からみると、中央は吹き抜けになっています。

「ウォッチタワー」から駐車場の方向。

車で移動して夕日を見に二つ目の展望台へ。

「グランドビュー・ポイント」か「ヤキポイント」かなと勝手に思い込んでいましたが、どうも「ヤバパイポイント」だったようです。

翌日によく見えたプラトーポイントが左下に写っているので、ビレッジからそれほど離れていないポイントのはずです。

夕日を見た割にはなぜか印象が薄いポイントなのはなぜかな？

太陽の日差しが弱くて地形の陰影が薄いので、立体感に乏しいのが残念です。

グランドキャニオンに沈む夕日。

20：14、日の入り。

この日はツアー最後の夕食。
近郊の町（おそらくトゥシヤン）のバフェで心ゆくまでごちそうになりました。

明日は、もう恒例ともいえる「日の出鑑賞」のため５時過ぎに集合です。

この旅行記へのコメント （2）

• takemoさん 2010/05/18 00:33:52

  凄い写真

  キートンさん、こんばんは。
  またまたお邪魔しています。
  
  しかし、ここで撮られた写真・・・・
  どれも最高に素晴らしいです。
  
  グランドキャニオンの写真ってスケール感を伝えにくいのですが、この奥行き、幻想的な雰囲気はかなりの腕前ですね。
  
  感動いたしました。
  本当に凄い。
  
  　takemo

  キートンさん からの返信 2010/05/18 19:54:57

  RE: 凄い写真

  こんにちは、takemoさん。
  
  身に余るお言葉、ありがとうございます。
  
  目の前にしたグランドキャニオンの臨場感は、とても１枚の写真で伝えれるようなものではありませんよね。
  とりあえずズームを生かして、いろんな画角と角度で風景を切り取って、何枚かの写真でなんとなくどんな雰囲気かどんなものが見えるのか伝わればいいかなと。
  
  この日は曇っていて日差しが弱くて、陰影が薄く立体感に乏しかったのが惜しかったです。
  
  キートン