彫刻の大地グランドサークル2010 / ２日目(4/24) 後編

2010/04/24 - 2010/04/24

２日目後篇は、数あるラスベガスのショーの中でも「O」と人気を二分する「KA」を鑑賞します。その後は夜のラスベガスをぶらぶらと・・・
そして、特別企画「ソウルＶＳラスベガス」も一挙に結果発表となります。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: 大韓航空

数あるラスベガスのショーの中でもトップクラスの人気を誇る「KA」です。

昨年中国の桂林のツアー中、ツアー参加者から「ラスベガスのショーなら「KA」がよかった」との話を聞いていたのと、「どちらかというと「O」は女性に人気、「KA」は男性に人気」との情報もあったので、こちらにしました。
シルク・ド・ソレイユのショーの中では唯一ストーリー性があるとのことです。

約１カ月前にインターネットの「ラスベガス予約ドットコム」で予約を行いました。
座席は少し安めのセクション202で、チケット代116.40ドルと手配料10ドルの計126.40ドルでした。

開演の約20分前に入場。

シアターは「MGMグランド」の広いカジノをひたすら奥まで行ったところにあります。

シアターの様子。

席はKK列で、全30列あるうちの後ろから4列目なのでかなりステージからは遠い感じでした。

ステージだけでなく会場サイドにも不気味な雰囲気のセットがあり、開演前から出演者がターザンみたいなパフォーマンスを見せてくれます。

写真がブレちゃいましたが、劇中最も長いソロパートを演じる高橋典子さん。
フルートをバトン代わりに華麗なバトントワリングを見せてくれます。

「KA」を見た感想は、舞台装置と危険なアクションは素晴らしいです。ラスベガスのショーの中でも最もけが人がよく出るというのもうなずけます。
意外にもコミカルなシーンも多く、海中に沈んでいくシーンの演出なども素晴らしいです。
ただ、ストーリーがやや把握しずらくシーンの必然性に疑問が残るところもあり、やや消化不良の感じがありました。
席がステージに近ければ、もう少し登場人物を判別しやすくストーリーを把握しやすかったかもしれません。
BGMはとてもよかったです。
ひとつネタバレですが「あそこで縄跳びやるとは・・・」

さて、「NANNTA」との「ショー」対決ですが、総合的に見て、「NANTA」を選びたいと思います。
「NANNTA」と「KA」は全くジャンルや規模や料金が違い過ぎるので、この二つを比較すること自体がナンセンスと言えますが、出費に対する満足度から判断すると「NANTA」の方が人に勧めやすいと思います。
ただ、「NANTA」はソウル以外でも上演可能と思われますが、「KA」は舞台装置が特殊なのでこのシアター以外での上演は不可能だということを付け加えておきます。

さて、「KA」を鑑賞した後はストリップをぼちぼち歩き寄り道しながら帰ろうと思いますが、スタートは新フォーコーナーからです。

交差点越しの「エクスカリバー」。

こちらは「ニューヨーク・ニューヨーク」。

「ニューヨーク・ニューヨーク」を横から。

「モンテカルロ」と「シティーセンター」。

「シティーセンター」のビル群。

よく見ると右の二つのビルはどう見ても傾いている。
設計施工にコストがかかっていそう。

「ハーレーダビッドソン・カフェ」。

「エッフェル塔」

「ストラトスフィアタワー」に続いての夜景第二弾です。

展望台は15ドル（夜間料金）。

展望台はガラスではなく金網張りで、一眼レフの大きなレンズでは金網が写り込みそうです。

こういう時、コンパクトカメラは便利です。

こちらはストリップの北方向。

「フラミンゴ」、「シーザーパレス」、｢ミラージュ」、「トレジャーアイランド」等、手に取るように見えます。

ストリップの南方向。

隣の「プラネット・ハリウッド」が間近に見えます。

ストリップの南方向を遠望。

「MGMグランド」、「エクスカリバー」、「マンダレベイ」等。
意外なのは「ルクソール」のピラミッドは見えるものの、てっぺんから発せられる強力ライトが見えていないこと。

ストリップ沿い。

ホントに色彩豊かな夜景です。

「パリス」と東側の夜景。

この展望台からのもう最大の目玉は、「ベラッジオの噴水」を上から見れること。

よいポジションを確保して待機し始まるのを待ちます。

こんなアングルで噴水を見れるとは、この「エッフェル塔」はホントに絶妙な場所に建っています。
それにしても噴水は相当高く上がっています。

展望台は地上約140ｍ。

その半分の70ｍはゆうに上がっているように見えます。

惜しいのは、音楽が聞こえにくいこと。

ということで、ラスベガスでは「ストラトスフィアタワー」とこの「エッフェル塔」の２カ所で夜景を見たわけですが、どちらか１箇所に上るとしたら「エッフェル塔」の方がお勧めです。
なんといっても建っている位置がベスト、それに尽きます。

一方、「Nソウルタワー」との「夜景」対決は、非常に僅差ですが、「ストラトスフィアタワー」と「エッフェル塔」の合わせ技でラスベガスでしょうか。
「Nソウルタワー」の変化のある地形と高層ビル群を見下ろす高度感は非常に魅力的ですが、「エッフェル塔」の「ベラッジオの噴水」を上から見れることのポイントが大きいです。

「エッフェル塔」をあとにして、「バリーズ」前の歩道橋を渡り、「ベラッジオ」に向かいます。

先ほど上からみた「ベラッジオの噴水」を今度は間近で見てみます。

残念ながらこのときの曲名は忘れましたが、この15分前の噴水はビデオに録画していて、セリーヌ・ディオン「My Heart Will Go On」（タイタニックのテーマ）をバックにした噴水ショーが印象深いものでした。

さて、１対１で迎えた「ソウルＶＳラスベガス」の最終戦の「噴水」対決は、残念ながら「盤浦大橋」（パンボデギョ）の「虹の噴水」が休止中というまさかの不戦敗により、「ベラッジオ」の不戦勝。

結果、私の判定は２対１でラスベガス勝利となりましたが、「虹の噴水」が見れていたら接戦が予想されていたので、非常に残念です。

なお、この判定は個人的な印象によるものなので、参考程度にしかならないことをご理解ください。
というか、ソウルに行くかラスベガスに行くかで迷っている人は世の中にそんなにいるとは思えませんが・・・

「ベラッジオ」から見た「パリス」の夜景。

ラスベガスの中でも特に絵になる風景です。

「フラミンゴ」に渡る歩道橋からもう一枚。

これが宿泊している「インペリアル・パレス」。

一応「日本」をテーマにしているようですが、フロントで日本語が通じるわけではありません。

外観が三重塔でもなく五重塔でもなく「四重塔」というのも中途半端。
ちなみに、カジノ内にあるバーの名は「ゲイシャ」。

とはいえ、立地条件は非常に良く、宿泊費は周辺のホテルに比べるとかなりリーズナブルです。

このホテルでは日本をテーマにしたショーもやってました。
跳び箱やってるおっちゃんの格好、空中ブランコもどきみたいなのをしている人の衣装など、ちょっと噴き出してしまいそうです。
日本人としてかなり興味あったので、見てみたいと思いましたが、残念ながら夜の上演だったので時間がとれませんでした。

本日も夜遅くまで出歩いてしまいました。
明日からはこの旅のテーマでもあるグランドサークルに突入します。

この旅行記へのコメント （3）

• jiuさん 2010/06/13 16:15:50

  ラスベガスの夜景

  キートンさん、お邪魔します。
  
  ラスベガスの夜景の写真がどれも綺麗で素晴らしい！
  シティーセンターには斜め設計のビルがあったりして面白いですね。
  
  不思議に思ったのは、露出時間が結構短いみたいですが、ザラザラ感が
  全然無くて、、、。私のデジカメではこんな綺麗にはなりません（←腕が悪いだけかも）。
  
  これからメインのグランドサークルの旅行記が楽しみです。
  
  jiu

  キートンさん からの返信 2010/06/13 22:09:39

  RE: ラスベガスの夜景

  こんにちは、jiuさん。
  掲示板に書き込み、ありがとうございます。
  
  あまり詳しくはないのですが、夜景の写真でザラザラ感が出てしまうのは高感度の設定になっているからかもしれませんね。
  私のデジカメは最高感度がISO1600なのですが、夜景を撮る時でISOをセットする場合はISO400からせいぜいISO800にセットしてます。「夜景モード」にすると感度の設定ができないので「夜景モード」にはしていません。
  感度を落とすとシャッタースピードが長くなるので、手振れする可能性が高くなりますが、今回の旅では小型の三脚（2000円くらいの）を持って行ってたので、夜景を撮るときは極力三脚を使って撮影しました。
  三脚が使いづらいところでは、例えば柵の上に置くとかカメラの片側を壁などの固定物に押しあてるなどして、極力ぶれないようにしてます。
  どれほど効果があるかはわかりませんが、セルフタイマー（２秒）で撮ってます。シャッターを押すという動作もブレの原因になるかなと思っているので。
  あと人物を入れない限りはフラッシュは発光禁止にしてます。
  
  横着して手持ちで撮る場合もありますが、何枚かに一枚ぐらいはまぐれでブレが気にならないくらいに撮れていることもあります。デジカメなので失敗を気にしないでたくさん撮れるから横着もできるのですが。
  
  参考になったかどうかわかりませんが、よかったら今度夜景を撮るときに試してみてください。
  
  > これからメインのグランドサークルの旅行記が楽しみです。
  
  グランドサークルではさすがに夜景の写真はありませんが、サンライズ＆サンセットは結構期待できるかも？
  
  キートン

  jiuさん からの返信 2010/06/16 04:26:59

  夜景の撮影について

  キートンさん、こんばんは。
  いろいろアドバイス有難うございます。
  
  > 私のデジカメは最高感度がISO1600なのですが、夜景を撮る時でISOをセットする場合はISO400からせいぜいISO800にセットしてます。
  
  私のデジカメには高感度モードで1600はありますが、通常はAUTO／80〜400。
  ですから400では夜空が汚くなってしまいます。そこは目をつぶるか、手持ち
  にせず最低の80に設定するかが悩みどころです。ただ、80にしたことを忘れ、
  ISOがAUTOのつもりであとの写真が失敗なんてことがよくあります。(^^ゞ
  
  > どれほど効果があるかはわかりませんが、セルフタイマー（２秒）で撮ってます。シャッターを押すという動作もブレの原因になるかなと思っているので。
  
  私も2秒セルフはよく使います。夜景で手持ちのときはシャッターを押す時に
  必ずといっていいほどぶれるので、ほぼ2秒セルフにします。
  
  jiu