2010/04/25 - 2010/04/25
22位(同エリア287件中)
キートンさん
今日からスタートした5日間のグランドサークルのツアー。
ザイオン国立公園を後にして、一行が次に訪れるのはフードゥーと呼ばれる土の柱が林立する「ブライスキャニオン」。
夕暮れ時のブライスキャニオンを鑑賞し、今晩は園内のロッジに宿泊します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- 大韓航空
PR
-
ザイオン国立公園を出てから2時間弱、17時前にブライスキャニオンのエントランスに到着。
-
今日の宿泊は「ブライスキャニオン・ロッジ」。
園内唯一のロッジで、夏は非常に混雑するのでこのツアーでも夏場はここではなく園外の宿に宿泊になるそうです。 -
今夜の部屋。
本館とはやや離れたところでした。 -
部屋のデッキ。
実は外には雪が残っております。 -
さすが園内のロッジということで、周りは自然があふれております。
18時頃、展望ポイントに向けて出発します。 -
イチオシ
「サンセット・ポイント」
駐車場から歩いて行くと、一気に視界が開け絶景が飛び込んできます。
とりあえず若い女性なら「ヤバーい」を連発。 -
雪だよ、雪!
標高が2500mを超えるとはいえ、この時期に雪の残るブライスキャニオンにお目にかかれるとは思っていませんでした。 -
残雪が程良いアクセントになっていて、いい景色です。
今年は記録的な積雪だったそうで、残雪も長く残っているのでしょう。 -
南向きに近い斜面はさすがに雪は見られませんが、光線の具合は良好です。
-
下に降りて行くトレイルが見えます。
-
この方向にもトレイルを歩く人が見えます。
といっても写真を全画面にしないとわからないかもしれませんが・・・
人がみつかると、ブライスキャニオンのフードゥーが如何に巨大なのかがわかります。 -
ツアーで同行しているS氏の写真。
ツアーが終わった後、旅行中に撮った写真をウェブで公開してもらった中から拝借して掲載させていただいてます。
S氏は最新デジイチで私の視点とはまた違った角度から風景を切り取っています。 -
イチオシ
もうひとつS氏の作品。
逆光に冬枯れの樹のシルエット。
低い太陽の輝きかたがいい。
しかもセピアにしているところなどセンスを感じます。
「プロの作品」と言われたら素直に信じてしまう。
撮影場所は未確認ですが、ロッジの近くかも・・・ -
「サンセット・ポイント」からのトレイルを下りてみましょう。
-
「フードゥー」をあえて日本語になおせば「土柱」というのが一番ぴったりか。
そう「ブライスキャニオン」は、「阿波の土柱」、「ティロルの土柱(イタリア)」と並んで「世界三大土柱」になっています。
「阿波の土柱」は15年くらい前に訪れましたが、残念ながらあまり印象に残っていません。
徳島県には非常に申し訳ないのですが、「阿波の土柱」と「ブライスキャニオン」を同等に並べるのはちょっと無理があるかと・・・
一方「ティロルの土柱(イタリア)」は具体的にどこのことを指すのか調べきれません。
ただ、これほど美しく雄大な「土柱群」が他にあるのだろうかと思います。 -
ひときわ高く、先っぽはハンマーのよう。
その名は「雷神のハンマー」。 -
まだ、壁の状態なのは「フィン」と呼ばれるそうです。
浸食が進むと独立したフードゥーになっていくのでしょう。 -
「雷神のハンマー」(左)と「三姉妹」(右)の名は、北欧神話からきているとか。
-
ブライスキャニオンのなかでも最もお手軽なトレイル「ナバホ・ループ」を行きます。
ただ、残雪のため「ウォール街」と呼ばれる谷筋のトレイルが閉鎖されているため、「ループ」とはならず、こちらの谷を往復することにしました。 -
日のほとんど当たらない谷底に育つ針葉樹。
なにゆえそこを選んで育つのかと不思議に思います。 -
イチオシ
フードゥーと競って上に伸びる樹。
でもフードゥーを超えるにはまだかなり年月が必要。 -
谷底から見上げる空。
-
谷筋を抜けてしばらく歩くもこの先は劇的な風景の変化はなさそうなので、適当なところでおりかえしました。
-
途中で「青い鳥」発見。
デジカメでは望遠が足りないので、ビデオカメラでズームしてみました。 -
このあとガイドのJ氏に鳥を見かけた話をしたら「たぶんマウンテンブルーバードだろう」と教えてくれましたが、帰国後調べてみると特徴のある「とさか」から「ステラーカケス」だと思われます。
-
再び来た道を戻ります。
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途中で分岐があり、右へ行くと「トゥー・ブリッジ」との案内。
ちょっとそちらを見に行ってみましょう。 -
なるほど、これが「トゥー・ブリッジ」というわけですね。
わかいやすいネーミング。 -
これは上流の方のブリッジ。
近くで見ると「ブリッジ」というより、人が横になって手足でつっぱって頭で支えてるようにも見えます(右手が見えませんが)。
とすれば、この人は男?
いや、まちがいない。だって・・・ -
谷筋を上って来て再び「三姉妹」。
それにしても不思議な造形です。
一気に上ってきたので涼しいのに汗だく状態。
そう、ここは標高2500m以上だってことを忘れていた・・・ -
イチオシ
太陽光線が実にいい照明になっています。
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上ってきたトレイルを振り返る。
距離はそれほど歩いていませんが、実に面白いコースでした。 -
ひときわ細く長いフードゥー。
まるでトーテムポール。 -
トレイルは雪解けでぬかるんでいる個所はありましたが、おおむね歩きやすく安心できるコースでした。
-
こちらが「ウォール街」の谷筋。
なるほど下の方はかなり残雪がありそうだ。 -
リムまで上りきると、リム沿いに「サンライズポイント」までのトレイルを歩きます。
「サンセット・ポイント」から「サンライズポイント」までは1kmもありません。
日もかなり傾いてきました。 -
遠くには「沈みゆく船」といわれる丘が見えます。
ひときわ地層が傾いているので意外に目立ちます。 -
こちらの方向のフードゥーは先端がとがっている傾向があります。
見る方向によってフードゥーの形状が少し違っているのですね。 -
残雪と日の当り具合がとてもGoodです。
-
「サンライズポイント」からも「クイーンズ・ガーデン」に続くトレイルが延びています。
「クイーンズ・ガーデン」を経由して「ナバホ・ループ・トレイル」に行くトレイルも人気コースのようです。 -
この時間になってもコースを下りて行く人も見られます。
-
20時過ぎ、日の入り間近。
いつまでも眺めていたい風景。 -
まだ明るい東の空。
名残惜しいですが今日のところはこれで見納めです。 -
ロッジに帰る途中で見かけたミュールジカ。
アメリカの国立公園の自然保護の意識は非常に高いものがあります。
「とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ」というのが観光客のマナー。というか原則です。
動物にエサを与えることも禁止されてます。 -
夕食前、ロッジの外では美しい「ブルーモーメント」となっていました。
-
ロッジの本館。
今夜の夕食はここで食べます。
こんなにきれいな空なのに、真っ暗になってもそれほど星が出ていなかったのは意外でした。
標高が高いこともあって、晴れていれば星空が非常にきれいとの情報があったのですが、残念です。 -
ロッジのロビー。
暖炉があり、なかなかいい雰囲気です。 -
レストランではいくつかメニューがありましたが、私はせっかくなので日本ではお目にかかれない「バッファローのお肉」(そんなメニュー名ちゃうやろ)を食べてみました。
シチュー風で肉も角切りにしてあったので、食べやすくボリュームもそこそこで、ビーフにも劣らず美味しかったです。
20ドルでビールとTAXとチップ込みのトータルで31ドルほど。
ちょっと高い気はしますが、園内唯一のロッジで食べる夕食ですからよしとするか。
明日の朝は、全員一致で6時過ぎ集合で朝日を見に行くことになりました。
たのしみ・・・
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