彫刻の大地グランドサークル2010 / １日目(4/23)

2010/04/23 - 2010/04/23

ソウルでの寄り道を経て、いよいよアメリカに入国です。
グランドサークルへの玄関口はラスベガス。
グランドサークルの大自然を楽しむ前に、今日と明日はこの世界有数のエンターテイメントの都市を楽しもうと思います。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: 大韓航空

ソウルとラスベガスでは夏時間で１６時間の時差があります。
約１１時間のフライトを経ても、現地時間はまだ２３日の１４時を過ぎたところ。

飛行機はすでにアメリカ大陸に上陸しており、レイクタホ上空を飛行中。
この周辺はスコーバレーなどのスキーリゾートが多数あるだけあって、雪をかぶった峰々が眼下に広がってます。

飛行機はちょうどカリフォルニア州とネバダ州の州境に沿うように飛行し、ラスベガスが近付いてきました。

地表の色も赤っぽさが目立つようになってきます。

予定より少し早く15：30頃、ラスベガス・マッカラン空港に到着したのですが、バス停で空港シャトルバンを待っていてもなかなか停まる気配なし。
ようやく停車したバンに聞いてみると、空港シャトルバンの乗り場はターミナル２（国際線ターミナル）ではなく、ターミナル１の方からだということでした。
とりあえずそのバンでターミナル１の乗り場まで乗せてもらいましたが、どうも国際線ターミナルからは空港シャトルバンを利用するのはあまり現実的ではなく、少々高くてもタクシーを利用するのが普通のような気がしました。

空港シャトルバンのチケット売り場（右側）と空港シャトルバン。
番号によって行く先が違うようで、チケットを買う時何番の乗り場か教えてくれます。
ちなみに今回宿泊するインペリアル・パレスまでは6.5ドルでした。

インペリアル・パレスにチェックインしたのは17：30頃。

部屋のバルコニーの下にはプールがあり、すでにたくさんの人たちが泳いでいます。
乾燥しているので暑いほどではないですが、気温は高いようでプールに入っても寒いというほどではなさそうです。

明日の夜は、MGMグランドで「KA」を見る予定なので、今夜のうちに少し遠めのスポットに行っておこうと、デュース（市バス）の24時間パス（7ドル）を購入して、まずはストラトスフィアタワーにやって来ました。

バンジージャンプみたいなアトラクションも最近加わったようで、ストラトスフィアタワーの展望台付近から人が落下してくるのを目撃しました。

展望台は一人15.95ドル。
セキュリティーチェックが厳しく、国際空港並みでした。

展望台のスペースは広々としていますが、エレベーターのキャパはそう高くなく、混雑する時はかなりな待ち時間になりそうです。

このタワーはアメリカ大陸西側では最も高い建物だそうです。
この展望台で地上260ｍくらいで、なかなかの高度感です。

ガラスが斜めで、当然のことながら「ガラスによりかからないように」とのことです。

南西方向。

日が落ちて行く時間帯で、空の感じもまずまずです。

ストリップの方向。

メガホテルが林立するフォーコーナーまでは距離があるので、有名どころのホテルは少しわかりにくい立地です。

アンコール、トレジャー・アイランド、ミラージュ、トランプタワーあたりはなんとか判別できます。

ストリップより少し左方向にはヒルトンホテルのネオンが確認できますが、この通りには他に有名どころのホテルはなさそうです。
遠くにマッカラン空港らしき敷地が確認できます。

ダウンタウン方向。

ダウンタウンには高層ビル群があるようですが、やはり距離があるようです。

１階上に上ると屋外展望台に出ます。
やはりガラス越しよりは、じかに見る方がクリアです。
ただし地上260ｍともなると風が結構あるので、この時期夜に入ると少々寒くなります。

もう一度ストリップ方向を遠望。

ストラトスフィアタワーからの夜景は360°展望がきくという意味では良いのですが、ストリップやダウンタウンまでの距離があるのでやや単調な印象でした。

ここで「ソウルＶＳラスベガス」の「夜景」対決をＮソウルタワーＶＳストラトスフィアタワーとしてしまうと、Ｎソウルタワーが勝ってると思うのですが、明日パリスのエッフェル塔に上る予定なので、最終結果はそこで出したいと思います。

ダウンタウン側ではここのアトラクションのひとつ「インサニティ」をしていました。
スローシャッターになっているのでかなりブレております。

デュース（市バス）に乗ってダウンタウンにやって来ました。
ここでの見どころはもちろんフリーモントストリート・エクスペリエンス。
結構混雑しております。

映像が始まると皆上を向いてあんぐり状態。

このネオンは相当前に何かで写真を見たことがある気がします。
かなり昔から変わっていないのでは・・・

こちらは女性版

この通りでは大道芸もたくさん行われており、パントマイムもそのひとつ。

スプレーアートも２か所で見かけました。

テレビで見たことはありますが、ナマで見るのは初めて。
ナベ蓋、ボール紙、ティッシュ、ヘラ等を駆使し、数分で作品を仕上げてしまう技術は凄いというしかありません。
２回見ましたが、２回とも釘づけになりました。
個人的には天井の映像より、このアートの方が印象に残りました。
ただし、スプレーアートは翌日ストリップでもやっていましたが・・・

このとき描いた作品はこんな感じ。

って手振れしてるじゃん！
絵の作品としてはGoodですが、写真作品としてNGでした。

ちなみにシカのみ型紙を使用してました。

いまだにプレスリーがいたるところで出没しています。

いかに彼が偉大だったか改めて知りました。

そうこうするうちにまた天井の映像が始まりました。

今回は「QUEEN」です。

いかにもアメリカって感じ・・・

ダウンタウンからデュース（市バス）に乗ってストリップに帰ってきたのは２３時前。
トレジャー・アイランドでは「TIのセイレーン」の最終がpm11：30なので、いい場所を確保して開演を待ちました。

こちらは女性陣の船で、すでに一人の男性が捕らわれの身になっております。

女性陣のダンスシーン。

ウォーッ、爆撃受けた！

なかなかスゲェー。
夜なので余計にハデに感じる。
というよりここで見ていると熱風を浴びる。

無料のショーでここまでやるとは・・・
出演者も多数なので人件費も結構かかっていると思います。

日本だと「火薬の量オーバー」とかで行政指導を受けそう。

「TIのセイレーン」に満足した後は、ベネチアン経由でインペリアル・パレスに帰ります。

ベネチアンの鐘楼が運河に映る夜景はなかなかきれい。

リアルト橋の下は運河ではなく道路でした。

時はすでに日付けが変わりましたが、ストリップの人通りは絶える気配はありません。

ソウルの朝から始まった長い私の４月２３日はようやくここで終止符です。