2010/04/22 - 2010/04/22
10879位(同エリア25679件中)
キートンさん
かねてから行ってみたいところの筆頭格だったアメリカグランドサークルに、いよいよ行くことになりました。
往復の飛行機は大韓航空。
当初、4月23日発で予定していましたが、22日発のソウルで途中降機して1泊しても航空料金はあまり変わらないので、急遽ソウルに寄り道することにしました。
というわけでソウル1日目は、世界遺産の昌徳宮(チャンドックン)と北村(プッチョン)地区、そして夜はNソウルタワー等で夜景を楽しもうかという計画。ところが、しょっぱなから結構多難な一日に・・・
今回の旅程(予定)は以下の通りです。
4/22 :大阪→ソウル
4/23 :ソウル→水原(スウォン)→ソウル→ラスベガス
4/24 :ラスベガス
4/25 :ラスベガス→ザイオン→ブライスキャニオン
4/26 :ブライスキャニオン→キャピトルリーフ→アーチーズ
4/27 :アーチーズ→モニュメントバレー
4/28 :モニュメントバレー→アンテローブキャニオン→グランドキャニオン
4/29 :グランドキャニオン→ラスベガス
4/30 :ラスベガス→デスバレー→ラスベガス→
5/1、2 :→ソウル→大阪
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 大韓航空
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-
関空9:30発のKE722便で仁川(インチョン)空港に到着。
24時間以内の乗り継ぎであれば、最終目的地ラスベガスまで荷物(ソフトスーツケース)を預けることができますが、今回は24時間を越えるので一度荷物を引き取らないといけません。
仁川(インチョン)空港には3FのBカウンター奥に手荷物預かり所があります。(写真右側)
中型のソフトスーツケース1日7000ウォンなので2日で14000ウォンでした。
韓国の物価を考えると少々高いように思います。 -
空港のコンビニでT-moneyカードを購入。
20000ウォンをチャージしてもらいましたが、カード代3000ウォンも必要でした。
B1に下りて空港鉄道(A'REX)の駅に向かいます。
なかなか近代的な空間となっております。 -
仁川(インチョン)空港から空港鉄道(A'REX)で金浦空港へ、そこで地下鉄5号線に乗り換えてソウル市内まで移動します。
-
仁川(インチョン)空港駅のホーム。
広々としていますが、意外と人気が少なくさみしい感じ。 -
駅のホームでは早速「韓国の妹」さんが出迎えてくれます。
日本から見れば宿敵(ライバル)ともいえますが・・・ -
金浦空港で地下鉄5号線に乗り換える時、まちがって逆方向のホームの改札を通ってしまい、反対のホームに行くにはまた一度改札を出なくてはいけない状況になったのですが、改札ではT-moneyカードをタッチしてもエラーが出て出られませんでした。
付近に駅員がいてなくて、掃除のおばちゃんが別の扉から出してくれたので反対側のホームに移動できましたが、行き先によって改札が違う駅はよくあるようなので気をつけなければいけません。
駅の案内図には当駅からの所要時間が記載されています。
例えば私が降りる「鍾路3街」までは42分。 -
鍾路3街で降りて改札を出ようとすると、エラーが出て改札が通れない。
金浦空港で一度反対方向の改札を通ってしまったのが原因でおかしくなったのかもしれないので、駅員を探したのですが、ソウルの地下鉄の改札付近にはどうも駅員がいないのです。
いろいろ探して、何かを販売しているお兄ちゃんに声をかけてみると、たまたま日本語がわかる人だったのでその人と駅員の所へ行くと、チャージ金額は出るので、コンビニでチャージ分を払い戻してもらうようにということなので、日本語がわかるお兄ちゃんに払い戻しのときの韓国語を教えてもらって、やっとのこと払い戻しをしてもらいました。
駅から昌徳宮(チャンドックン)へ行く予定でしたが、予定時間を過ぎて疲れたこともあって、とりあえず本日の宿「Yim's House」にチェックインしました。
この宿のオーナーは日本語も話せる気さくな人でした。 -
昌徳宮(チャンドックン)では木曜日は日本語ガイドツアーがなくて自由参観のみとのこと。
それはいいけど通常3000ウォンのところ自由参観は15000ウォンっていうのが納得いかない。木曜日というだけで5倍の入場料になるっていうのはおかしいんじゃないの?
とは思いながらも「世界遺産」という看板は偉大なもの、結局入場してしまう私なのでした。
いえ私に限らず、日本人ならたいがいこの言葉に弱いもの。 -
昌徳宮(チャンドックン)は王宮としては最も保存状態がよいということで1997年に世界遺産登録。
すぐ隣には「宗廟」という別の世界遺産もあります。 -
敦化門をくぐったところにある橋。「錦川橋」というらしい。
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これは桜だったかどうか覚えていないが、桜に似た花はよく咲いていました。
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屋根の上には西遊記の登場人物という説があるそうだが、未確認です。
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回廊から粛章門を望む。
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粛章門をくぐったところの風景。
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色彩豊かな軒下の装飾。
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趣のあるレンガ造りの煙突。
大造殿付近だったかな? -
「麗春門」
ってどの辺りだっけ?
もはや記憶もあいまいmeである。 -
桜のような花だけど、どうも桜ではなさそうです。
桜でなくとも花が咲いてる光景はいいものです。 -
芙蓉池方面に続く土塀。
-
芙蓉亭と芙蓉池。
ガイドツアーだったらもう少し解説できたでしょうが・・・残念です。
今回は自由観覧ということで・・・ -
時々こういうものを見かけます。
実は日時計。
日本人の団体にまぎれこんで盗み聞きしたりしてつかんだ情報。
日時計はいいが、こんな曇天では何時かわからない・・・ -
長楽門前のモクレン。
長楽門は演慶堂の入口の門・・・だったように思う。 -
この辺りは比較的身分の低い人が暮らしていたようです。
色彩も地味で質素な雰囲気。 -
演慶堂は昌徳宮(チャンドックン)のなかでもかなり奥に位置し、付近ではリスも見かけました。
なかなか自然豊かな王宮でした。 -
昌徳宮(チャンドックン)は比較的あっさりと切り上げ、歩いて北村(プッチョン)まで来ました。
北村(プッチョン)は伝統家屋の街並みが残るエリアです。 -
北村(プッチョン)は東側のエリアより西側のエリアの方が見どころ豊富のようでした。
それにしてもこの辺りはとんでもない勾配の道路が多かったです。 -
趣のある煙突。
と思ったら、どうやら煙突ではないようだ。 -
「立春大吉」の門。
なにげにウサギが門番をしていたりする。
おき物ですが・・・ -
黒い甍の風景を見ていると、日本の街並みに通じるものを感じます。
-
伝統的な街並みと近代的なビルが同居する風景。
-
ラーメン食いてぇー
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同じような模様でも色が変わるとだいぶイメージが変わります。
すでにラーメン食べたい気持ちは失せていた・・・ -
瓦の断面を利用して描いているようですね。
-
煙突のある風景。
-
こういう伝統的な街並みは心がなごみます。
-
イチオシ
ここはおさえておかないと。
壁にかかるお姉さんたちもまた個性的。
この後、再びコンビニでT-moneyカードを購入。
買ったばかりなのにこれまた改札で調子が悪い。
ひょっとして相性が悪いのかも・・・ -
明洞(ミョンドン)の「古宮」という店で「全州式ビビンバ」(11000ウォン)を食べて、Nソウルタワーに向かいました。
麓からはまずこの斜行エレベーターに乗ります。 -
斜行エレベーター終点からの風景。
それほど高低差を上ったわけでもありません。 -
そこからはロープウェイで高度を稼ぎます。
往復7000ウォン。
夕闇がせまってきました。
眼下には桜も満開状態のようです。 -
Nソウルタワー。
「地球の歩き方」を見て、タワーとロープウェイとセットで7000ウォンかと思っていたら、タワーは別に8000ウォン必要でした。
本日はどうも予算オーバーぎみになってしまう・・・ -
タワーに上るころにはどっぷりと陽が落ちていました。
こちらは南西方向、漢江もよく見えます。 -
北の明洞方向。
手前にロープウェイの駅、繁華街の高層ビル群、その後ろにソウル市北部の山々と変化に富んだ風景が見られます。 -
北西のソウル駅の方向。
実は今回の旅行でソウルとラスベガスの2都市を観光することになりますが、この2都市は見どころに意外な共通点があるのです。
てなわけで、おそらく誰もやったことがない「ソウルVSラスベガス」をいくつか企画してみました。
その第一弾は「夜景」対決。 -
イチオシ
ソウル駅付近のアップ。
Nソウルタワーは南山という山の上に建っているので、麓の街からの高度は東京タワーをはるかにしのぎます。 -
ちょっと一服してお手洗いに行くと、これまた見晴らしが良いこと。
さすがに個室からの見晴らしは良くないですが・・・ -
少し時間がたって暗さが増すと、また色合いが変わって街の灯がきらびやかに映ります。
-
南の漢江方向。
北側に山々、南側に漢江と変化に富んでいて、飽きがこない夜景です。 -
東方向は南山の山裾は広く、街の灯がやや遠くになります。
それにしても、360°の見晴らしと高度感と変化のある地形で、かなり面白い夜景スポットです。 -
明洞の高層ビル群を見下ろす高度感は、飛行機から見るアングルに近いものがあります。
-
Nソウルタワーからの夜景は、個人的にはかなりの高評価。
ラスベガスとの対決が楽しみです。 -
ロープウェイの駅とNソウルタワーの間は結構な急階段。
でも時間があればこのへんでのんびりするのも良いかも・・・ -
地下鉄4号線から9号線に乗り継いで高速ターミナル駅で下車。
徒歩15分そこそこでやってきたのは「盤浦大橋」(パンボデギョ)という漢江にかかる橋。
この橋はダブルデッキとなっており、下段は洪水時には水面下になる潜水橋となっているようです。 -
しかし、この橋の凄さはそんなことではありません。
「月光レインボー噴水」またの名を「虹の噴水」。
なんと世界初、上のデッキ付近から上・下流各570mにわたって音楽にあわせてカラフルにライトアップされた噴水が噴き出すというもの。
ということで、「ソウルVSラスベガス」第二弾はベラッジオとの「噴水」対決。 -
「橋から噴水」という奇想天外なショーを楽しみにしていたのですが、どうもいくら待っても始まらないしギャラリーもあまりにも少なすぎる・・・
あきらめかけた頃に若いお姉さんが近づいてきて親切に英語で教えてくれたのですが、あまり通じず(というより私の英語力不足)、どうも船の事故で中止になっているような話でした。
帰国してからインターネットで調べてみたところ、「ソウルナビ」によると「天安艦の事故により休止中(2010.4.26)」とのこと。
おそらく3月26日に爆発・沈没した韓国哨戒艦「天安」の事故のことだと思われますが、その事故と噴水ショーがどういう関係を持つのかよくわかりません。
この橋がダブルデッキの潜水橋となっているのは、もし橋が空爆にあって上の橋が破壊されても、下の橋を残すためという軍事的な目的があるというのを何かで読んだ記憶があるので、そのへんが関係している可能性はあるかもしれません。
単に、犠牲者の冥福を祈って自粛しているのかもしれませんが・・・
そして、「ソウルナビ」の最新情報では「5月8日から再開予定だそうです(2010.5.6)」とのこと。
なんと、タイミング悪い時に行ったものです。
そんなわけで、注目の「噴水」対決はベラッジオの噴水が中止にならない限りは「盤浦大橋」の不戦敗が濃厚という残念な結果となりました。 -
足取り重く、地下鉄高速ターミナル駅までもどったものの、またしてもT-moneyカードで改札を通れないという困った事態に・・・
なんとか係員を見つけ、改札は通してもらったものの、ホントに困ったカードです。
地下鉄3号線で安国駅までもどり、昌徳宮(チャンドックン)の敦化門の前を通って、「Yim's House」にたどりついたのは23:00頃。
初日から踏んだり蹴ったりの一日でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- zzr-cさん 2010/07/02 14:22:29
- はし゜めまして
- キートンさま こんにちは!
zzr-cと申します。
ちょこっと寄り道ソウル2010/1日目見させていただきました。
アメリカに行く前のちょっとした寄り道でこれだけ回れれば○ですね!
ソウルの夜景は凄いですね!
又タワーからの眺望は素晴らしいものがあります。
噴水は残念でしたがあの夜景だけで素晴らしいです。
じぃ〜
- キートンさん からの返信 2010/07/02 19:29:23
- RE: はし゜めまして
- こんにちは、zzr-cさん。
掲示板に書き込み、ありがとうございます。
ソウルは大都会のわりには、自然が豊富で面白い町でした。
ど真ん中に山があってソウルタワーが建っているので、展望は抜群ですね。
「レインボー噴水」は世界でも類を見ない橋からの噴水で、フォートラベルの旅行記でも訪れている人が少ないようだったので、とても楽しみにしていたのですが、残念な結果でした。
再訪する機会があればぜひ見てみたいです。
キートン
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