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杭州で2泊するホテルは、西湖に南に位置する広大な敷地を持つ汪荘です。以前は一般公開されていませんでしたが、今は一般客でも宿泊できます。入口は軍隊が警備しています。22日の午前中の日食観測も、このホテルの敷地内です。ホテルにチェックインして小休止した後、夕食の前に龍井のお茶記念館に出かけました。

2009夏、中国旅行記17(2/30):7月20日(2):皆既日食見学:杭州、汪荘、龍井、茶葉博物館、ノーゼンカツラ

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2009/07/20 - 2009/07/24

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旅行記グループ 2009年夏、中国旅行記17(上巻)

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

杭州で2泊するホテルは、西湖に南に位置する広大な敷地を持つ汪荘です。以前は一般公開されていませんでしたが、今は一般客でも宿泊できます。入口は軍隊が警備しています。22日の午前中の日食観測も、このホテルの敷地内です。ホテルにチェックインして小休止した後、夕食の前に龍井のお茶記念館に出かけました。

交通手段
観光バス

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  • 汪荘の庭の紹介を続けます。汪荘の起源は、1920年代の上海の茶商、汪自新が資力にあかせて、雷峰塔を借景に建てたのが始まりとされます。現在の呼び名は、西子国賓館です。

    汪荘の庭の紹介を続けます。汪荘の起源は、1920年代の上海の茶商、汪自新が資力にあかせて、雷峰塔を借景に建てたのが始まりとされます。現在の呼び名は、西子国賓館です。

  • 汪荘の中の通路です。広大な敷地ですから、邸内の移動はもっぱら電動カートです。ゴルフ場の伝どーカートを大型にしたものです。

    汪荘の中の通路です。広大な敷地ですから、邸内の移動はもっぱら電動カートです。ゴルフ場の伝どーカートを大型にしたものです。

  • 木々の上から僅かに頭を覗かせた雷峰塔です。場所によっては、塔の全体を眺めることが出来ます。陶は、ライトアップもされます。

    木々の上から僅かに頭を覗かせた雷峰塔です。場所によっては、塔の全体を眺めることが出来ます。陶は、ライトアップもされます。

  • 邸内の築山です。泊まった三号棟のすぐ近くです。奇石をふんだんに使ってありました。

    邸内の築山です。泊まった三号棟のすぐ近くです。奇石をふんだんに使ってありました。

  • 築山の麓には人工の滝と池もありました。築山の頂上には、東屋がありました。前に宿泊した時と変わらない景色でした。

    築山の麓には人工の滝と池もありました。築山の頂上には、東屋がありました。前に宿泊した時と変わらない景色でした。

  • 庭園ですと、飛び石で雰囲気を出せばよいところですが、舗装道路が整備されています。電動カートでなければ移動が大変だからです。

    庭園ですと、飛び石で雰囲気を出せばよいところですが、舗装道路が整備されています。電動カートでなければ移動が大変だからです。

  • 西湖に向かって垂れさがった柳の枝です。枝の先は西湖の湖面に達していました。

    西湖に向かって垂れさがった柳の枝です。枝の先は西湖の湖面に達していました。

  • 汪荘の庭で遊んでいた鳩達です。羽根の色から推定しますと、血が繋がった家族のように見えます。

    汪荘の庭で遊んでいた鳩達です。羽根の色から推定しますと、血が繋がった家族のように見えます。

  • 泊まった三号棟の玄関の光景です。庭の散策から戻って、杭州市内の散策への出発です。

    泊まった三号棟の玄関の光景です。庭の散策から戻って、杭州市内の散策への出発です。

  • 三号棟の玄関ロビーにあった土器の展示品です。レプリカではなく、間違いなく本物でした。

    三号棟の玄関ロビーにあった土器の展示品です。レプリカではなく、間違いなく本物でした。

  • 幾何学模様の装飾のアップです。説明プレートには、双耳陶缶と記されていました。中国の新石器時代、鳥家窯文化彩陶です。

    幾何学模様の装飾のアップです。説明プレートには、双耳陶缶と記されていました。中国の新石器時代、鳥家窯文化彩陶です。

  • 同じく文様のアップです。説明プレートには鳥家窯文化彩陶は、概ね紀元前3300-2900年と記されていました。補遺の上海博物館の方の鳥家窯文化彩陶の記載は、さらに細分化されていて、紀元前3200-2000年の幅でした。

    同じく文様のアップです。説明プレートには鳥家窯文化彩陶は、概ね紀元前3300-2900年と記されていました。補遺の上海博物館の方の鳥家窯文化彩陶の記載は、さらに細分化されていて、紀元前3200-2000年の幅でした。

  • 今日の見学先は、緑茶のロンジン茶で有名な龍井でした。去年の9月に見学した茶葉記念館でした。ロンジン茶の畑です。

    今日の見学先は、緑茶のロンジン茶で有名な龍井でした。去年の9月に見学した茶葉記念館でした。ロンジン茶の畑です。

  • ロンジン茶のお茶畑の紹介を続けます。一番茶の摘み採りは終わった時期のようです。龍井茶(ロンジンチャー)は、江蘇省の碧螺春(ピールオチュン)と並ぶ中国の二大緑茶です。

    ロンジン茶のお茶畑の紹介を続けます。一番茶の摘み採りは終わった時期のようです。龍井茶(ロンジンチャー)は、江蘇省の碧螺春(ピールオチュン)と並ぶ中国の二大緑茶です。

  • 段々畑のように造られたお茶畑です。中国緑茶の製法は、日本の蒸し緑茶と異なり、釜炒り緑茶が大半とされます。発酵させないところが一緒です。

    段々畑のように造られたお茶畑です。中国緑茶の製法は、日本の蒸し緑茶と異なり、釜炒り緑茶が大半とされます。発酵させないところが一緒です。

  • 芝生にはスプリンクラーが回っていました。かなりの勢いで、遠くまで水を飛ばしていました。

    芝生にはスプリンクラーが回っていました。かなりの勢いで、遠くまで水を飛ばしていました。

  • 大きな岩に刻まれた金文字です。『茶為国飲杭為茶都』と記されているようです。喬石氏の落款でしょうか。前主席の江沢民さんのライバルだった上海出身の政治家です。

    大きな岩に刻まれた金文字です。『茶為国飲杭為茶都』と記されているようです。喬石氏の落款でしょうか。前主席の江沢民さんのライバルだった上海出身の政治家です。

  • 中国茶叶記念館(チャイナ・ナショナル・ティー・ミュージアム)の建物一つです。鴻漸閣の額がありました。馬氏の落款入りの書です。

    中国茶叶記念館(チャイナ・ナショナル・ティー・ミュージアム)の建物一つです。鴻漸閣の額がありました。馬氏の落款入りの書です。

  • 新しく建てられたお洒落な案内標識です。左上の例のように、龍井路が、中国の簡略体と繁字体、英字とハングルでも記してあります。

    新しく建てられたお洒落な案内標識です。左上の例のように、龍井路が、中国の簡略体と繁字体、英字とハングルでも記してあります。

  • 茶葉記念館の庭に咲いていたノウゼンカズラです。夏に相応しい鮮やかなオレンジの花です。これからが最盛期です。

    茶葉記念館の庭に咲いていたノウゼンカズラです。夏に相応しい鮮やかなオレンジの花です。これからが最盛期です。

  • 中国における、お茶の呼び方の説明があります。『詫(わび)』の文字です。利休の『侘と寂(さび)』を連想させます。

    中国における、お茶の呼び方の説明があります。『詫(わび)』の文字です。利休の『侘と寂(さび)』を連想させます。

  • お茶の古称と記されていますが、日本の漢字では見当たりませんでした。『舛』に似ていますが、草冠があります。

    お茶の古称と記されていますが、日本の漢字では見当たりませんでした。『舛』に似ていますが、草冠があります。

  • 新時代の書家、鄭板橋書の『茗』の文字です。この文字は、今でも中国各地の看板で見かけます。

    新時代の書家、鄭板橋書の『茗』の文字です。この文字は、今でも中国各地の看板で見かけます。

  • 中国当代の名筆、郭沫若氏の書、『茶』です。郭沫若氏は、日本九大医学部に学び、中国科学院院長、全国文学芸術連合会主席、全人代常務副委員長、中日友好協会名誉会長等を務められた人です。政治家、文学者で歴史家でした。

    中国当代の名筆、郭沫若氏の書、『茶』です。郭沫若氏は、日本九大医学部に学び、中国科学院院長、全国文学芸術連合会主席、全人代常務副委員長、中日友好協会名誉会長等を務められた人です。政治家、文学者で歴史家でした。

  • 締め括りは王義之の書、『茶』です。王羲之は、書道史上、最も優れた書家の誉れが高く、書聖と称されます。『蘭亭序』『楽毅論』『十七帖』『集王聖教序』等の書があります。今回の旅行では、『蘭亭』を見学しました。

    締め括りは王義之の書、『茶』です。王羲之は、書道史上、最も優れた書家の誉れが高く、書聖と称されます。『蘭亭序』『楽毅論』『十七帖』『集王聖教序』等の書があります。今回の旅行では、『蘭亭』を見学しました。

  • 茶葉博物館の見学は、時間が遅く、お茶の淹れ方の実演見学と、ショッピングだけでした。夕食のレストランに到着です。

    茶葉博物館の見学は、時間が遅く、お茶の淹れ方の実演見学と、ショッピングだけでした。夕食のレストランに到着です。

  • レストランの前庭にあった奇石です。4、5mはある大きなものでした。杭州の地元料理がメニューでした。よく冷えた地元ビールも美味でした。

    レストランの前庭にあった奇石です。4、5mはある大きなものでした。杭州の地元料理がメニューでした。よく冷えた地元ビールも美味でした。

  • 夕食のレストランの回転円卓です。既に前菜が用意されていました。清潔感のある、西湖近くのレストランでした。

    夕食のレストランの回転円卓です。既に前菜が用意されていました。清潔感のある、西湖近くのレストランでした。

  • 前菜の紹介です。盛付けに工夫がしてありました。井桁に組んだニンジン料理に散らしたのは、ユリ根でしょうか。眺めただけでした。

    前菜の紹介です。盛付けに工夫がしてありました。井桁に組んだニンジン料理に散らしたのは、ユリ根でしょうか。眺めただけでした。

  • 前菜の紹介の続きです。この料理も盛りつけが見事でした。黄色の網目模様の料理の素材は、春雨のようです。濃い茶色の部分は、小魚の空揚げ風です。

    前菜の紹介の続きです。この料理も盛りつけが見事でした。黄色の網目模様の料理の素材は、春雨のようです。濃い茶色の部分は、小魚の空揚げ風です。

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