2009/04/20 - 2009/04/22
1117位(同エリア1805件中)
mingさん
「赤い矢号でサンクトペテルブルクへ」世界三大美術館の1つのエルミタージュ美術館と、ヨーロッパ風ロシアのようなモスクワとは別の顔を持った街並みが迎えてくれた。
【生活費】12万円
【飛行機】13万円
【通貨単位】1ルーブル=3.5円
【英語通用度】8人に1人
【旅程】8日間
4/16ヘルシンキ
4/17ヘルシンキ
4/18ヘルシンキ→モスクワ
4/19モスクワ
4/20モスクワ→赤い矢号
4/21サンクトペテルブルク
4/22サンクトペテルブルク
4/23帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
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-
(1)『サンクトペテルブルクに到着』
4/20 8:00サンクトペテルブルクのモスクワ駅に到着した。列車を降りると、赤い矢号の鮮やかな赤色と心地よい青空が出迎えてくれた。 -
(2)『モスクワ駅』
街の散策も兼ねてホテルまで1駅分を歩くことにした。方位磁針を手にネフスキー通りを南東に向かった。
18世紀にできた街のせいか、モスクワよりもヨーロッパ化された街並みの印象を受けた。 -
(3)『モスクワ・ホテル』
8:30に駅から30分ほど歩き、宿泊するモスクワ・ホテルに到着した。
地下鉄の駅(=プローシャチ・アレクサンドラ・ネフスコヴォ駅)に近く、すぐ隣に24時間営業のスーパーPRISMAやマックがあり、行動の拠点とするにはよいホテルであった。 -
(4)『チェックイン』
フロントでパスポートを登録するため、1時間ほど部屋で休憩することにした。
シングルルーム(=1泊13,000円+手数料5,000円)で手配したにも関わらず、ダブルであった。社会主義チックな外観の割に、小奇麗な部屋であった。 -
(5)『ネフスキー大通り』
10:30に繁華街のネフスキー通りへ向かうことにした。真っすぐ伸びた大通りには有名な化粧品やスポーツ用品のブランド店が並び、看板のキリル文字を読んで楽しんでいた。
すれ違う人たちの顔立ちも、中央アジア系、トルコ系、西ヨーロッパ系と多種多様な民族が混じり、大国ロシアの奥行きを感じさせた。 -
(6)『血の上の救世主教会』
ネフスキー通りを北西に歩き、カザン聖堂の手前の橋から右手側を見ると、運河の奥に血の上の救世主教会がひっそりと建っていた。
教会の近くではキャビアの缶詰を売る怪しげなおじさんがいたりと、観光地ならではの光景であった。
モスクワのポクロフスキー聖堂の特徴的な外観と比較すると平面的には見えるが、内部空間は広く明るく造られ、外装には宗教画やロシアの町の紋章など派手に作られていた。 -
(7)『和食ランチ』
ネフスキー通りから血の上の救世主教会へ向かう通りの途中でみつけた和食ランチの店で昼食をとることにした。
トンカツランチの260ルーブル(=910円)は、ロシアの和食にしては良心価格であった。
トンカツの写真を指さしてオーダーをした。しばらくすると、ウェイトレスがみそ汁だけを先に持ってきた。ランチが来るまで待って一緒に食べていると、みそ汁のカップを早くさげたいらしく何度もウェイトレスが様子を見に来ていた。
トンカツも白米も本物に近い味で満足であった。 -
(8)『エカテリーナ宮殿』
13:30にセンナヤ・プローシャチ駅から2号線を南下し、モスコフスカヤ駅に到着した。さらに299番のマルシュルートカ(=32ルーブル:112円)に乗り換え、15:00頃にエカテリーナ宮殿に到着した。 -
(9)『ビーフ・ストロガノフ』
18:00にビーフ・ストロガノフを食べるため、発祥の地であるストロガノフスキー・ドヴォールへ向かった。
ネフスキー・プロスペクト駅から5分ほど歩いてストロガノフ宮殿の裏側へ行くと、そこはクラブ風の別名のレストランに変わっていた。
立地がよいためビーフ・ストロガノフは520ルーブル(=1820円)と味は良かったが、若干の予算オーバーであった。 -
(10)『ロシアの水事情』
モスクワのホテルでも気になっていたのだが、シャワーの水が少し油っぽく感じた。湯船に水をためると、黄色い水が出てきて驚いた。近くにメモが貼られていた。
「シーツが黄色い場合、洗濯されずに汚れているわけではありません。汚染された水のせいです。みんなで環境を守りましょう。」
三ツ星ホテルでこの有様だから、ロシアの水質汚染は相当深刻だと思った。 -
(11)『エルミタージュ美術館』
4/21 11:30にエルミタージュ美術館へ向けてホテルを出発した。バスがなかなか来なかったが、結局12:30にルーヴル美術館、メトロポリタン美術館と並ぶ、世界三大美術館の最後のエルミタージュ美術館に到着した。 -
(12)『マティスの赤い食卓』
-
(13)『マティスのダンス』
-
(14)『ペトロパヴロフスク要塞』
18:30 エルミタージュ美術館から30分ほど歩いてペトロパヴロフスク要塞に到着した。
1703年強国スウェーデンに対抗するため、当時何もなかった湿地帯にこの要塞を建設したことから、サンクトペテルブルクの街の歴史が始まった場所である。
ペトロパヴロフスク要塞を1時間ほど散策し、地下鉄で帰るためゴーリコフスカヤ駅へと向かった。ところが、地図の場所に行っても地下鉄の入口が見つからなかった。
近くを通りがかった20代後半のお兄ちゃんに道を尋ねた。すると、「一番近い地下鉄の駅は、(1駅隣の)ペトログラーツカヤ駅だ。」との回答であった。次の駅まで歩いた覚えはなかったが、親切に地下鉄の駅まで案内してくれた。
陽気な感じで、手にはウォッカと魚の酢漬けを持ち、「今から一杯やるんだ。」と楽しそうに話してくれた。色々と話しを聞いてみようと思ったが、英語が通じず残念であった。
後に判明したが、ゴーリコフスカヤ駅は工事中で駅が閉鎖中とのことであった。 -
(15)『ロシアのマック』
22:00にホテルに戻り、隣にあるマック(Макдоналдс=Macdonalds)で夜食を買った。
ロシアではアップルパイはなく、チェリーパイとストロベリーパイで、値段も32ルーブル(=112円)と良心的であった。マックの店員には英語が通じ、安心して注文できた。 -
(16)『プールコヴォ2空港』
4/22 10:00にホテルをチェックアウトした。モスコフスカヤ駅でバスに乗り換えた後、そこから10分で空港に到着した。モスクワでの空港アクセスと比べると、サンクトペテルブルクの方が数段上であった。
空港のおみやげ屋ではセールをしており、マトリョーシカ風爪楊枝立てが2個で70ルーブル(=245円)と追加のおみやげには最適であった。
ロシアの滞在は1週間ほどであったが、ビルや駅などの街に残る社会主義時代の名残や、独特のキリル文字がヨーロッパとは異なる不思議な世界感を醸し出していた。
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