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スペインは色んな顔を持つと言われるが、イスラムとヨーロッパが融合したグラナダはマドリッドともバルセロナとも異なるレコンキスタの足跡をしっかりとスペインに残していた。<br />【生活費】10万円<br />【飛行機】15万円<br />【通貨単位】1ユーロ=160円<br />【英語通用度】4人に1人<br />【旅程】10日間<br />3/20マドリッド<br />3/21マドリッド→トレド→グラナダ<br />3/22グラナダ→アルヘシラズ<br />3/23アルヘシラズ→タンジェ→カサブランカ→マラケシュ(車中泊)<br />3/24マアミド→サハラ砂漠<br />3/25サハラ砂漠→マアミド→マラケシュ<br />3/26マラケシュ<br />3/27マラケシュ→カサブランカ<br />3/28カサブランカ<br />3/29帰国

【5】旅行記2 (2)アルハンブラ宮殿散策の旅

4いいね!

2007/03/22 - 2007/03/23

1084位(同エリア1489件中)

旅行記グループ ヨーロッパ

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20

ming

mingさん

スペインは色んな顔を持つと言われるが、イスラムとヨーロッパが融合したグラナダはマドリッドともバルセロナとも異なるレコンキスタの足跡をしっかりとスペインに残していた。
【生活費】10万円
【飛行機】15万円
【通貨単位】1ユーロ=160円
【英語通用度】4人に1人
【旅程】10日間
3/20マドリッド
3/21マドリッド→トレド→グラナダ
3/22グラナダ→アルヘシラズ
3/23アルヘシラズ→タンジェ→カサブランカ→マラケシュ(車中泊)
3/24マアミド→サハラ砂漠
3/25サハラ砂漠→マアミド→マラケシュ
3/26マラケシュ
3/27マラケシュ→カサブランカ
3/28カサブランカ
3/29帰国

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道
航空会社
エールフランス

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  • (1)『グラナダ駅到着』<br />3/21 23:30にグラナダ駅に到着した。駅に近い「アベン・ウメヤ」をネットで予約していたので、とりあえずホテルに向かって大通りを歩くことにした。<br />交差点で中華料理の明かりが見えた。店に入り「まだやってるの?」と尋ねると、「0:00までいいですよ。」とのことだった。小腹が空いていたので、フライドライス(=4ユーロ)で空腹を満たすことにした。

    (1)『グラナダ駅到着』
    3/21 23:30にグラナダ駅に到着した。駅に近い「アベン・ウメヤ」をネットで予約していたので、とりあえずホテルに向かって大通りを歩くことにした。
    交差点で中華料理の明かりが見えた。店に入り「まだやってるの?」と尋ねると、「0:00までいいですよ。」とのことだった。小腹が空いていたので、フライドライス(=4ユーロ)で空腹を満たすことにした。

  • (2)『アベン・ウメヤ』<br />アベン・ウメヤは1泊50ユーロ(=8000円)で、部屋も広く、イスラムチックなデザインが印象的なホテルであった。

    (2)『アベン・ウメヤ』
    アベン・ウメヤは1泊50ユーロ(=8000円)で、部屋も広く、イスラムチックなデザインが印象的なホテルであった。

  • (3)『カテドラル地区の小道』<br />3/22 10:00にホテルを出発し、街を散歩することにした。グラナダの街並みはスペイン=イスラム様式が広がり、マドリッドともバルセロナとも異なる雰囲気であった。<br />1238年に建国されたグラナダ王国は、イベリア半島最後のイスラム王朝であるとともに、文化の中心地として繁栄を誇った。1492年のレコンキスタ完了後も、アラブ様式は破壊されることなくキリスト教文化へと接ぎ木されていた。

    (3)『カテドラル地区の小道』
    3/22 10:00にホテルを出発し、街を散歩することにした。グラナダの街並みはスペイン=イスラム様式が広がり、マドリッドともバルセロナとも異なる雰囲気であった。
    1238年に建国されたグラナダ王国は、イベリア半島最後のイスラム王朝であるとともに、文化の中心地として繁栄を誇った。1492年のレコンキスタ完了後も、アラブ様式は破壊されることなくキリスト教文化へと接ぎ木されていた。

  • (4)『アルハンブラ観光バス』<br />アルハンブラ宮殿へ行くには、30番の赤い小型バスが走っていた。15世紀頃の歴史地区の細い小道を通るため、バスは10人乗りほどの小さなものであった。<br />観光客以外にも、市民の足として利用されていた。

    (4)『アルハンブラ観光バス』
    アルハンブラ宮殿へ行くには、30番の赤い小型バスが走っていた。15世紀頃の歴史地区の細い小道を通るため、バスは10人乗りほどの小さなものであった。
    観光客以外にも、市民の足として利用されていた。

  • (5)『チケット売場』<br />11:30にアルハンブラ宮殿に到着した。30分で300人という入場制限があり、チケットを2週間前にインターネットで予約した。その時すでに、19:00以降しかチケットが取れなかった。<br />発券のため並んでいると、スペイン人の家族連れが「14:00からだけど、行けなくなってしまったため、チケットを買ってくれないか?」とのことであった。<br />ネットですでに10ユーロ(=1600円)を払っていたが、次のアフリカへ1日早く到着するため、10ユーロでチケットを買うことにした。

    (5)『チケット売場』
    11:30にアルハンブラ宮殿に到着した。30分で300人という入場制限があり、チケットを2週間前にインターネットで予約した。その時すでに、19:00以降しかチケットが取れなかった。
    発券のため並んでいると、スペイン人の家族連れが「14:00からだけど、行けなくなってしまったため、チケットを買ってくれないか?」とのことであった。
    ネットですでに10ユーロ(=1600円)を払っていたが、次のアフリカへ1日早く到着するため、10ユーロでチケットを買うことにした。

  • (6)『アルハンブラ宮殿入口』<br />アルハンブラはアラビア語の「赤いもの」に由来し、多量の赤鉄を含んだ石を使用した城壁が赤く見えたためとされている。<br />14世紀初めに完成したアルハンブラ宮殿は、光と水が生み出す「地上の楽園」であった。宮殿内にあるライオン宮の中庭は、イスラム思想の「天国」のイメージを具現化したものといわれている。ライオンの噴水から四方に流れる水は天国の4つの川を意味し、宇宙の隅々に達し、かつ中心に戻ってくると解釈されている。

    (6)『アルハンブラ宮殿入口』
    アルハンブラはアラビア語の「赤いもの」に由来し、多量の赤鉄を含んだ石を使用した城壁が赤く見えたためとされている。
    14世紀初めに完成したアルハンブラ宮殿は、光と水が生み出す「地上の楽園」であった。宮殿内にあるライオン宮の中庭は、イスラム思想の「天国」のイメージを具現化したものといわれている。ライオンの噴水から四方に流れる水は天国の4つの川を意味し、宇宙の隅々に達し、かつ中心に戻ってくると解釈されている。

  • (7)『水面に映るコマレス宮』<br />コマレス宮のアラヤネスの中庭は、水面に映ったコマレスの塔が印象的であった。池の水面をなめらかに保つため、噴水の高低差をつけないことで水の勢いを抑えていた。<br />水を装飾の素材として利用し、赤レンガや大理石を引き立て、自然との調和というアラビア芸術が余すところなく表現されていた。

    (7)『水面に映るコマレス宮』
    コマレス宮のアラヤネスの中庭は、水面に映ったコマレスの塔が印象的であった。池の水面をなめらかに保つため、噴水の高低差をつけないことで水の勢いを抑えていた。
    水を装飾の素材として利用し、赤レンガや大理石を引き立て、自然との調和というアラビア芸術が余すところなく表現されていた。

  • (8)『コマレス宮内部』<br />グラナダ王国の行政の中心であり、王との謁見の場でもあったコマレス宮は、壁面にアラベスク模様が鮮やかに彩色され、天井に象牙や真珠で装飾が施され当時の繁栄を物語っていた。<br />1492年グラナダ陥落の際にイサベル女王との降伏文書に調印し、幻想世界の終焉を迎えた歴史的な場所でもあった。

    (8)『コマレス宮内部』
    グラナダ王国の行政の中心であり、王との謁見の場でもあったコマレス宮は、壁面にアラベスク模様が鮮やかに彩色され、天井に象牙や真珠で装飾が施され当時の繁栄を物語っていた。
    1492年グラナダ陥落の際にイサベル女王との降伏文書に調印し、幻想世界の終焉を迎えた歴史的な場所でもあった。

  • (9)『アルバイシンの丘』<br />15:30にアルハンブラ宮殿を出発し、行きと反対回りのバスに乗ってアルバイシン地区を通って帰ることにした。<br />この地区はグラナダ最古の街並みが残り、グラナダ陥落の際にはアラブ人最後の抵抗の砦であった。<br />現在はアラブ様式に装飾された窓と、迷路のような路地に白い家並みが続く独特の景色が広がっていた。<br />17:35にアルヘシラズ行きの列車に乗り、グラナダを出発した。

    (9)『アルバイシンの丘』
    15:30にアルハンブラ宮殿を出発し、行きと反対回りのバスに乗ってアルバイシン地区を通って帰ることにした。
    この地区はグラナダ最古の街並みが残り、グラナダ陥落の際にはアラブ人最後の抵抗の砦であった。
    現在はアラブ様式に装飾された窓と、迷路のような路地に白い家並みが続く独特の景色が広がっていた。
    17:35にアルヘシラズ行きの列車に乗り、グラナダを出発した。

  • (10)『アルヘシラズに到着』<br />22:10にスペイン南端のアルヘシラズに到着した。駅近くの安宿街で12ユーロ(=1920円)の宿に泊まった。<br />しばらく休んだ後、タンジェ行きのフェリーのチケットを買いに出かけた。高速フェリーが36ユーロ(=5760円)で、スペインとモロッコを結んでいた。<br />翌朝にはアフリカへ向けて出発するため、宿に戻り休むことにした。

    (10)『アルヘシラズに到着』
    22:10にスペイン南端のアルヘシラズに到着した。駅近くの安宿街で12ユーロ(=1920円)の宿に泊まった。
    しばらく休んだ後、タンジェ行きのフェリーのチケットを買いに出かけた。高速フェリーが36ユーロ(=5760円)で、スペインとモロッコを結んでいた。
    翌朝にはアフリカへ向けて出発するため、宿に戻り休むことにした。

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