2006/10/21 - 2006/10/23
757位(同エリア966件中)
mingさん
チェスキークルムロフはプラハから3時間の隠れた名所である。入り組んだ路地や石畳の道は13世紀の街並みがそのまま残り、城の塔から見渡す景色は、絵画のように美しい風景であった。
【生活費】10万円
【飛行機】15万円
【通貨単位】1Kc(コルナ)=5円
【英語通用度】3人に1人
【旅程】10日間
10/18ワルシャワ
10/19ワルシャワ
10/20ワルシャワ→プラハ
10/21プラハ
10/22プラハ→チェスキークルムロフ
10/23プラハ→ブダペスト
10/24ブダペスト
10/25ブダペスト
10/26ブダペスト
10/27帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
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-
(1)『プラハに到着』
10/21午前6:30、ワルシャワからの夜行列車で約10時間かかりプラハ本駅に到着した。
プラハでは、転勤となった友人と合流する予定だが、少し遅れるとのメールがあった。とりあえず、集合場所である「なんちゃってナポレオン像」まで歩くことにした。30分ほど歩き有名なヤン・フス像の広場に到着した。
友人に「到着したよ。」メールを送信したが、何度送っても送信エラー(=チェコはGSM回線を使用)となった。少しあせったが何とか連絡が取れ、なんちゃってナポレオン像は、聖ヴァーツラフ像であることが判明した。よく調べれば本に載っていたが、危うくニアミスするところであった。 -
(2)『噂の天文時計』
まずは有名な天文時計へ向かった。天文時計は9:00〜21:00の毎時00分に仕掛け人形が現れ、15世紀に作られたままの姿で現在も動いている。まだ9:00前にも関わらず、50人以上の人だかりであった。
9:00になり、仕掛け人形が現れた。ところが、5分も経たずにショーは終わってしまった。あまりのあっけなさに観光客は「もう終わりなのか?」とため息まじりの声が交錯した。案内してくれた友人は「観光客のため息までが、ショーなんですよ。」と笑っていた。 -
(3)『プラハ城』
さらにチェコの小道と呼ばれる石畳の道を抜け、カレル橋に到着した。橋から見えた風景は絵画のような美しさであった。
本にプラハの街並みは、ゴシック、ルネサンス、バロックと色々な建築様式が混ざり合っている。とあった。しかし建築様式には詳しくないので、あまりよくわからなかった。実際の風景からは、混ざり合った独特の雰囲気がチェコなんだ。と漠然と理解をすることにした。 -
(4)『ネポムツキー像』
カレル橋の両脇には合計30体のチェコの聖人像が並んでいた。その中で1番有名な像が、触れると幸運になれるというネポムツキー像であった。その周辺には10人ほどの行列ができ、人の手が触れる部分だけきれいになっていた。
他にも有名な像もあったが、人気のない像の頭には鳩が止まり、石像にも身分の差があるのだと少し不憫に思った。 -
(5)『朝食のハムとパン』
2日目の朝10:00チェスキークルムロフへ向かう前に朝食をとった。パンにハムとチーズを乗せただけであったが、ドイツの隣国だけあって、今まで食べた中で一番おいしいハムであった。
旅先では日本人がおいしいと思う料理は少ないが、このハムの他に、チェコ料理のスビチコバは甘めのカレーのようであった。スビチコバは、今では旅の思い出の味となっている。 -
(6)『チェスキー・クルムロフに到着』
プラハ中央駅で、翌日のブダペスト行きの夜行列車のチケットを購入後、友人の車でチェスキークルムロフへ向かった。
片道3時間の道のりであったが、途中で昼食をとることにした。チェコ在住の友人のおすすめで、ニンニクスープを2人で飲むことにした。ニンニクが2つまるごと入ったスープでおいしかったのだが、車の中がニンニクのにおいでいっぱいとなってしまった。
チェスキークルムロフの写真を見ると、思い出とともに帰りもニンニクくさかったのを今でも覚えている。 -
(7)『ヴルダヴァ川』
チェスキークルムロフはヴルダヴァ川に囲まれた街である。13世紀の街並みがそのまま残り、城の塔から見渡す景色は、絵画のように美しい風景であった。 -
(8)『塔からの眺め』
しばらく街の中を散策した。入り組んだ路地や石畳の道は、中世そのままの雰囲気を現代に伝えていた。 -
(9)『ボヘミアグラス屋のおばさん』
3日目はプラハの街を歩くことにした。あるボヘミアグラス屋に入ってみることにした。
入るなり店員のおばさんは、「日本人ですか?コンニチハ。ゲンキデスカ?」と怪しい日本語で話しかけてきた。
経験上、日本語を話す外国人は怪しいと思っているので、「厄介なことになった。」と思いつつ、少し話をしてみることにした。「ボヘミアグラスのセットはありますか?」と尋ねた。
店員は、「これがかわいいよ。2,550Kc(=12,750円)で、2,000Kc(=10,000円)以上買うと、空港で免税になるよ。」との返答であった。
「でも、明日電車でブダペストへ行くから、持っていけないよ。」と断った。
店員は、「2,450Kc(=12,250円)にディスカウントするよ。」と商魂たくましい提案であった。
どちらにしても買う気がなかったので、「妻が財布を持っているから、相談してからにするよ。」と一人旅でどこにもいるはずのない妻と相談することにして、その場を脱出することができた。 -
-
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(10)『プラハとお別れ』
10/23の23:05発の夜行列車でブダペストへ向かった。列車はルーマニアのブカレスト行きなので、朝寝過ごすと大変なことになってしまう。
プラハでは、友人のおかげでプラハ郊外や現地の人しか行かないような店も案内してもらい、一人旅とは違ったよさがあった。
旧共産圏ということもあり、少し不安もあったが、チェコはとても親しみやすい国であった。
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