Japan　小平グリーンロード　野火止用水　草門去来荘　～ミツバチばあやの冒険～

2009/05/13 - 2009/05/13

国際バラのガーデニングショウのあとコクリコさん＆かにちゃん＆お内儀連を野火止用水へとご案内するのが本日のスケジュール。

野火止用水は江戸時代のはじめに水不足解消のため玉川上水よりひっぱってきたとのことですが
ドーザーショベルもない時代にそれはそれは大変な工事だったでしょうねえ。
詳しくはコクリコさんのページでどうぞ。
http://4travel.jp/traveler/coquelicot/album/10338168/

そして、ほんわかしたかにちゃんのページはこちらです。
http://4travel.jp/traveler/kanichan/album/10339694/

野火止用水は「美しい日本の歩きたくなる道５００選」小平グリーンロードの一部ですが、玉川上水より浅い分
動植物が身近に観察できて唐辛子婆のお気に入りの散歩道です。

第13回東京国際スリーデーマーチのサクラルートの一部でもありました。
http://walknet.jp/runtes/index.php?itemid=38
もろずみさんが参加していらっしゃいます。

白鷺がまさに小魚をくわえてするするっと飲み込むところや、カワセミの美しい飛翔、じ～～っと動かない五位鷺
低空飛行でこちらに向かってくる鴨たちを見た日にはなんだか一日が楽しくなって。

白鷺は足で水底を丁寧に探っていきます。
美しい姿に似ずその声は魔法使いのお婆さんのようなしわがれ声。

小平グリーンロード
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/060/060905.html

★Japan　～ミツバチばあやの冒険～　サイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10453406/


★Japan　小平グリーンロードだけのサイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10539883/

エリア 小平・西東京(東京)

　　
え？

わらわのことかえ？

初めて五位鷺を見たときには

どうしてここにペンギンの子供がいるのか？

といぶかしんだ。

むっくりしててじ〜〜っと動かずに水面を凝視してたから。

でも樹上にいるのも見たことがあるので

飛べるんでしょうね。

（重そうですが）

亀たち

鯉も沢山いたんですけど

鯉ヘルペスでちょっと数が減ったようです。

2月の終わりには

ムラサキハナナが春を告げて

野火止用水路の反対側には枝垂桜が咲きはじめ

一週間前にはアカシアの大木が

あま〜い香りをただよわせ


ああ、コクリコさんたちも


今日来てくれればよかったのに。

日ごとに移ろう水辺の景色

本日は満開のエゴノキがお出迎えです。

国際バラとガーデニングショウの会場である

西武球場前からおとぎの電車に乗ります。

この電車の本名は西武山口線。

全部で３駅の鉄道です。

西武園ゴルフ場に沿って走ります。

終点の西武遊園地駅で降りて

西武多摩湖線の八坂駅まで。

この線も単線です。
西武遊園地と小平を往復しています。
駅はたった５つ。

桜の季節は夢みたい。

両側に桜の花が続いて
おまけに近頃は樹木の芽吹きも早いでしょう？

大きな声ではいえませんが
地球温暖化バンザイと叫びたくなってしまひます。
昔は桜は枯れ木に咲くものと決まっておりましたもの。

きみどり色とさくら色がかさなりあう様につづいてつづいてどんどんつづいて・・・・。

一日中ず〜〜っと乗っていたい。

八坂駅で降りて野火止用水にさしかかると

すぐにこの木がおでむかえ。

この大木は

ハナキササゲ

この写真は去年撮りました。

5月下旬から6月にかけて咲きます。

さあ着きました、草門去来荘。

今日のお昼はここで。

http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/a100423.html

線路沿いのこの鬱蒼としたお屋敷の


（ちなみにこの線は西武国分寺線。

このあたりは短い路線が錯綜しているのです）

ジャングルの中にたたずむ洋館は

ヘンゼルとグレーテルが迷い込んで

魔法使いのお婆さんがでてきそうで

長いこと唐辛子婆の散歩道の謎でした。

草門去来荘としてオープンして

オーナーのお母様のお住まいだったことがわかり。

今はイタリアンレストランとなっています。

さぞやお洒落なお母様だったことでしょうね。

エントランスにはお好きだったマーガレットが

風にそよいで。

大きな門をくぐって母屋へと続く道

夜は足元に灯りがともされて

それはそれは幻想的です。

心地よい緑の空間

イタリアンレストランＭＯＮとうどん＆鰻の野火屋と

懐石料理の母屋は続いています。

離れの狸居はお茶室。

（パンフレットより）

さあ、庭園の散策はそのくらいにして。

お腹ペコペコ。

予約に来たときの唐辛子婆のいでたちったら

ジーンズにスニーカーだったのでとっても場違いでした。

とてもおめかしした年配のグループが

上品に召し上がってて。

横浜の方からはるばる参加のかにちゃんと

川越の方からのお内儀連とここで合流して

おしゃべりに花が咲く。

マーガレットと蕗が混在してる。

自然な雰囲気がなんともいえず魅力です。

ランチには飲んでもビールなんですけど

ここは上品にリモンチェロ。

パプリカのポタージュ

前菜のタケノコがとっても新鮮でした。

ここの竹林で採れたのかしら？

唐辛子婆はこれ。パスタと鴨のクリームソース

とっても美味しかった。

チーズに深みがあって。

みんなはこのスパゲッティ。

エビがプリプリおいしそうです。

デザートのシャーベットもさっぱりとおいしく。

でも何よりのご馳走はおしゃべり。

2階にあがってみると

恋人達のための席？

ああ、緑がうつくしい。

今度はこの席にしたいな。

緑を飽きずに眺めたら瞳まで緑に染まってしまいそう。

ゆかしいランプ

レストルームも明るくてきれい

おしゃべりに夢中になってお客はすっかりいなくなり。

親切なギャルソンに案内されて

ほかのところも見ることが出来ました

ＭＯＮとうどん＆鰻の野火屋との境の天井にいた
奇怪な象みたいな像。

護国寺にも似たようなのがいたんですけど
これは何かしらん？

もろずみさんならご存知かしら？

野火屋のドア

両側に狛犬がいました。

お内儀連のＯさんが以前ここでお食事したときには

焼き物展をやっていたそうです。

狛犬というより今流行の鼻ぺっちゃの犬

ほら何ていうの？

バグとかいうの？

あれみたい。

ドアの鍵？

とってもレトロで素敵です。

母屋のオープンスペースに囲炉裏があって

内側のどこからも緑が堪能できる。

ふちなしのタタミもおしゃれ。

どんな人がデザインしたんだろうなあ？

階段下の引き出し

和とアジアンテイストが心地よくマッチして。

このあたりでバッテリーが切れてきちゃった・・・。

薔薇を撮るとき頻繁に接写と切り替えてたら

カメラが熱くなってきたので

ヤバいと思ってたんですけど。

厨房が見えます。

ご飯は大きなおくどで炊いてるようです。

天井近くに翁のお面が。

マンガチックな眉毛やお目目なので

現代作家のものかなー？

嫗のお面も。

口元がリアルです。

リアルすぎ〜〜〜〜（笑）

日に日に緑を増す野火止用水。

山法師も咲きはじめて

ガクアジサイももうすぐ。

コクリコさん、かにちゃん、お内儀連のみなさん

いらしてくださって本当にありがとう！

とっても楽しかったです。



って

お礼言ってる割には態度がでかいよ。

この旅行記へのコメント （5）

• 義臣さん 2009/05/27 16:18:54

  賑やかで

  賑やかに食事をしてる姿見てるようです。
  
  女三人寄ればなんとやら　失礼しました。
  
  でも此方は私好み何時か行きますよ
  
  　　　　　　　　　　　　　義臣

  唐辛子婆さん からの返信 2009/05/27 21:49:43

  RE: 賑やかで

  義臣さん
  
  いらっしゃいまし、おひさしぶりです。
  ご投票もありがとうございました。
  
  > 賑やかに食事をしてる姿見てるようです。
  > 女三人寄ればなんとやら
  
  ええ、それはもう(*^_^*)
  
  > でも此方は私好み何時か行きますよ
  
  どうぞどうぞ。
  
  そしてガネーシャみたいな象さんの像みたいなのの謎を
  解明してくださいませ。
  
  　　〜唐辛子婆〜
  
  

• コクリコさん 2009/05/24 00:45:25

  野火止用水路の春

  唐辛子婆さん、こんばんは〜
  
  大作ですね〜野火止用水路の春から初夏にかけての移り変わりが堪能できました!
  こんな風に桜が咲いているのね〜とか見られなかったアカシアの花とか。
  アカシアの花って見たことなかったです。
  アカシアの雨にうたれて・・・のアカシアですよね?
  エゴノキの花と同様に白くて清楚!イメージに合ってた!
  
  草門去来荘の母屋もしっかり撮れていて、私は失敗してしまったので良く良く見せていただきました。
  MONの二階はかにちゃんの旅行記でも見たけれど、一段と趣が増し、本当にデートにぴったり。
  窓一面の緑がまた良いねぇ!
  
  唐辛子婆さん、いつもこの道を散歩できて羨ましいわ〜
  もうアジサイが咲きそうだし、白鷺君の餌捕りシーンも見られて飽きるということがないですね。
  
  それにしても、よく面白い顔を見つけるわね!
  あの鼻の長い人、ガネーシャの親戚みたいなの護国寺にもいたんだ。
  
  唐辛子人形さんって、写す方向により違う表情になるのね!
  私が写したのは態度がデカクなかったよん。
  

  唐辛子婆さん からの返信 2009/05/25 00:01:01

  RE: 野火止用水路の春

  コクリコさん
  
  ご返事がおそくなってｍ(ー−;)ｍ
  
  > アカシアの花って見たことなかったです。
  > アカシアの雨にうたれて・・・のアカシアですよね?
  
  そうです。アカシアの大連のアカシア。
  でもふたつとも本名はニセアカシアなんですと。
  
  > エゴノキの花と同様に白くて清楚!イメージに合ってた!
  
  でもエゴノキはカオリがほとんどない。
  アカシアのはほんとに上質の蜂蜜のあま〜い香りなのよん。
  かがせてあげたかったわ〜。
  
  > 草門去来荘の母屋もしっかり撮れていて、
  
  いえいえ、バッテリーが切れちゃったので（涙）
  このバッテリー２個目なのにもうくたばってきたのかしらん。
  １個目もまだ持ってるんだけどすぐに切れるのよ。
  いかにパキスタンで使い倒したかってことなんでしょうけど。
  
  > 唐辛子婆さん、いつもこの道を散歩できて羨ましいわ〜
  
  浦和にも盆栽通りとかいうのがあるって聞きましたが、お近くじゃないの？
  
  > それにしても、よく面白い顔を見つけるわね!
  > あの鼻の長い人、ガネーシャの親戚みたいなの護国寺にもいたんだ。
  
  へんてこりんなものに遭遇するのが私の特技かも(*^_^*)
  
  そーだ！
  ウォーキング仲間に浅見光彦のファンがいて本を貸してくれました。
  お内儀連のおかげで教養ゆたかな私に変身できるかも（って無理か）
  
  > 唐辛子人形さんって、写す方向により違う表情になるのね!
  > 私が写したのは態度がデカクなかったよん。
  
  ほんとね、コクリコさんのはおだやかな表情してるわ。
  もともと操り人形だったから今でも目を閉じたりあけたりできるのよ。
  もっとも、閉じると白目むいてるように見える（笑）
  

  コクリコさん からの返信 2009/05/25 11:45:44

  RE: RE: 野火止用水路の春

  > ウォーキング仲間に浅見光彦のファンがいて本を貸してくれました。
  > お内儀連のおかげで教養ゆたかな私に変身できるかも（って無理か）
  
  違うってば(^^)
  ↓の前日光さんへのレスにも書いたけれど、浅見光彦シリーズ読んだからって教養人にならないよ〜
  いや、なるかも。それは光彦さんは日本全国の歴史的な場所で事件を解決しているので日本史の教養はちょっとつくかも。
  知人が、そのシリーズで間違っている箇所を見つけ、出版社に手紙を書いたら、作者の内田康夫さんから丁寧なお礼状がきたそうです。
  内田康夫氏は少し自画自賛の気があるので笑ってしまうこともありますが、とても良い人みたいです。