Japan　小平グリーンロード　オープンガーデンと平櫛田中美術館　～ミツバチばあやの冒険～

2011/06/13 - 2011/06/13

小平グリーンロードは
玉川上水緑道、野火止用水緑道、狭山・境緑道（サイクリング・ロード）、小金井公園が
三角形につながる総延長 21kmの素敵な散歩道です。
「美しい日本のあるきたくなるこみち500選」に選ばれているとか。

小平市グリーンロード
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/060/060905.html

そして小平市には春になると
オープン・ガーデンしてくださるお庭があります。
http://kodairagreenroad.com/opengarden/opengarden.htm

いつも今年こそはぜ～んぶ見てまわるぞ！
と決心するんですけどグズグズしてるうちに
あっといふ間に夏になってしもて・・・。

一緒に小さな国際協力ボランティアをしていたお友達が
「コレステロール値が高くなった。ウォーキングしたい。」
というのでこれ幸いと
オープン・ガーデンめぐりをすることにしました。

★Japan　小平グリーンロードだけのサイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10539883/

★Japan　～ミツバチばあやの冒険～　サイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10453406/

エリア 小平・西東京(東京)

小平オープン・ガーデンの地図は
市役所やコミュニティセンターでもらえます。

今年は21軒の登録がされています。

ご近所に３軒もいらっしゃるなんて
知りませんでした。
どこもここもとってもラブリーに
手入れされてて。

でも外から眺めるだけ、とか
曜日や季節限定で中に入らせていただける
とか、いろいろですので
ご迷惑にならないように気をつけて
楽しませていただきましょう。

こちらはＳさんのお宅のエントランスです。
府中街道に面してるのが信じられない静けさは
このなが〜いエントランスのせい。

ちょうどご主人様がでていらしたところでした。

「どうぞどうぞ中までゆっくり。」

と〜っても素敵なお庭です。

「自由におかけください。」

「芝生の中にもどうぞお入りください。」

外国暮らしが長かったご夫婦の
日本への思い入れが感じられる
手作りのお庭。

素敵ですねえ（う〜っとり）

「僕はお地蔵さんが大好きなんですよ。」

やさしそうな奥様はピアニスト。

森田ガーデンから玉川上水の散歩道を通って
こちらでピアノのコンサートを聴くツアーがあるんですって。
参加したくなっちゃいますよね〜。

「夕方こちら側に座ってるとね
夕日がとっても美しくてね。」

「僕は花の中で一番すきなのは
このアスチルベなんですよ。

でも残念なことに
花の時期が短くてね。」

シモツケソウが

とっても幻想的。

Ｓさん、ありがとうございました！

またお邪魔させてくださいね♪

さっき話してた森田ガーデンはこちらです。

以前訪れた時の旅行記はこちらです。
Japan　小平グリーンロード　玉川上水①オープン・ガーデン　
～ミツバチばあやの冒険～
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10310864/

しばらくこないうちに
入り口近くの東屋にハンモックが。

ちょうどマダムがいらしたので
カモミール茶をいただきましょう。

東屋の天井は

キウィで覆われています。

いつきても

ターシャ・テューダーのお庭に

迷いこんだみたい。

おしゃれな小物があちこちに

摘んだばかりのカモミール。

「お茶の代金はブタの貯金箱へどうぞ。
寄付に当ててるのよ。」

反対側のエントランスそばの
小屋からの眺めは最高！

マーガレットが花盛りのときの写真を
見せてくださいました。

マダムのお友達がやっている

お蕎麦屋さんで大福を買って

玉川上水の散歩道を歩きます。

紫陽花がさきはじめて

森林浴を楽しんで

あ！

カワセミ！

鷹の台の駅近くで

かわいいクッキー屋さんみっけ。



てくてくてくてく。

あ、ここもオープン・ガーデンだ。

「樹々」というカフェみたいですけど
今日はクローズでした。

お店の周りを

取り囲む

植物と妖精たち

津田塾大学を過ぎてなおも歩いていくと
右手に日本料理の「いろりの里」があり。

ここもオープン・ガーデンしてるので
お食事しなくてもお庭の見学ができます。

ああ、お腹がすいたわねえ。
おしゃべりとウォーキングで
エネルギー使い果たしちゃって。

でもここはお高いから、玉川上水歩きながら
さっき買った大福食べて
てくてく。

そして、ここ。
今日はここに来たかったのよ。

平櫛田中彫刻美術館！
http://denchu-museum.jp/

以前にきたとき閉まってたのよ。

館内は撮影禁止です。

絵葉書からいくつかご紹介。

「転生(てんしょう)
1920(T9)年 ブロンズ 高238.0cm

生ぬるい人間を食べた鬼が
そのまずさに吐き出した様を作ったもの。
生ぬるい仕事を戒める思いを込めて
制作したものと考えられる。」
（ＨＰより）

う〜むそれならば
ぢごくで鬼に食べられないやうに
生ぬるく生きなくっちゃね(*^^*)

「尋牛(じんぎゅう)
制作年不詳 木彫 高47.5cm

仏教説話をテーマにした作品。
岡倉天心から推奨を受けた田中の出世作である。
本作は昭和初期の改作。」

「気楽坊（きらくぼう）
1961(S36)年 木彫 高19.5cm

江戸時代の指人形が参考にされている。
田中は恰好や彩色に様々な変化を加えて
数多く制作した。」
（ＨＰより）

徳川秀忠の娘と政略結婚させられた後水尾天皇は
それが不満で
「世の中は　気楽に暮らせ何ごとも　
思えば思う　思わねばこそ」
という歌をつくり
気楽坊と名づけた指人形を作らせて
日々のやるせない気持ちを慰めたそうです。

松尾芭蕉

平櫛田中の作としては
カラフルな鏡獅子が有名ですけど
この芭蕉像もシブくていいですねえ。


「六十、七十は鼻たれ小僧
男ざかりは、百から百から」とか
「いまやらねばいつできる
わしがやらねばたれがやる」など

どっかで聞いたことのある名セリフは
田中のものだったことを初めて知りました。

「住居の見学もぜひ！」
と薦められたんですけどね
すでに空腹でぶったおれそうな私たち。

こ・ここから一番近いレストランはどこですか？

「ガストですねえ。」

ええっガストぉ？！

以前ガストにいったら
なんだかとってもさびれた感じで
みじめ〜な感じで。

でも背に腹はかえられん。この際なんでも食うぞ。


そうしたらね、このステーキ・ガストは
思いがけずおしゃれに変身？してて

サラダバーなんかも充実してて
結構おいしくいただけました。
リーズナブルでおなかいっぱい！！

え？サラダの写真がないって？
山盛りではぢゅかしくて載せられないのよ。

これぢゃあコレステロール値はさがらんのう。
でもすっかり発散できたからまあいっか。

楽しかったね、またせっせと歩きませう♪

この旅行記へのコメント （2）

• ElliEさん 2011/08/01 02:45:29

  平櫛田中美術館

  こんにちは！
  
  一橋大学の近くですね。
  母もこの辺まで歩いたことがあるようです。
  いい美術館なのよ〜。と、言ってました。
  行ってみようかと話してましたけど、前回は時間がなくて。
  森田ガーデンも行ったことあるようです。
  母の健脚は、あの年齢では尊敬に値するといつも思っています。
  実家のまわりにはいいところが色々あるなあと、唐辛子婆さんの旅行記を見てていつも思っています。
  また、素敵なところを紹介してくださいね。
  
  表紙の写真、バックの緑とピンクの花のコントラストが素敵ですね。
  

  唐辛子婆さん からの返信 2011/08/02 01:03:02

  RE: 平櫛田中美術館

  hastingsさん、こんばんは♪
  
  書き込み＆投票ありがとうございます。
  
  > 一橋大学の近くですね。
  > 母もこの辺まで歩いたことがあるようです。
  
  すごいですね！かなり遠いですよ。
  おなかぺこぺこになりましたもん。
  
  > いい美術館なのよ〜。と、言ってました。
  
  はい。外側からみた感じよりよっぽど立派でした。
  
  > 実家のまわりにはいいところが色々あるなあと、唐辛子婆さんの旅行記を見てていつも思っています。
  > また、素敵なところを紹介してくださいね。
  
  は〜い、がんばりまっすヽ(^o^)丿
  
  > 表紙の写真、バックの緑とピンクの花のコントラストが素敵ですね。
  
  ありがとうございます。
  はじめアスチルベと混同してましたが
  シモツケソウというんですね。
  
  たった今、また強い地震があってびびってる唐辛子婆