2009/01/31 - 2009/02/01
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sagamiさん
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アンコールワット観光に行ってきました。
1泊2日のあっという間の観光旅行でしたけれども、アンコールワットの遺跡群は、とても印象的でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- バンコクエアウェイズ
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僕は昨年7月にバンコクに転勤になり、以来、バンコクに住んでいますが、アンコールワットはこちらに転勤になってからずっと行きたいと思っていた場所です。
実際、昨年の11月にツアーに申し込み、行くことになっていたのですが、例のタイの空港閉鎖によって飛行機が出なかったため、行くことが出来ませんでした。アンコールワット 史跡・遺跡
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今回の旅行は、1泊2日のツアーに申し込みました。
土曜日の朝8時くらいの便でバンコクを出発し、バンコクに戻ってくるのが、日曜日の午後9時前という全体スケジュールです。
バンコクからシェムリアップまでは、飛行機で40-50分程度なので、2日間をたっぷりと使えるスケジュールです。アンコールワット 史跡・遺跡
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ツアーの代金は、約23,000バーツだったと記憶しています。
随分と円が高くなっていますので、現在のレートで日本円に直すと60,000円強というところでしょうか。ツアー代金に含まれる主なものは、■往復の航空運賃■ホテル代■ガイド/ドライバー費用■食事代(1日目の昼夕食と2日目の朝昼食)■遺跡見学にかかる入場料 です。ビザや空港使用税を除くと、旅行に必要な費用はだいたいカバーされていますアンコールワット 史跡・遺跡
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今回も、いつもの通りの1人旅です。バンコクには単身赴任で来ていますから、当然なのですけれども。
1人旅の場合、ツアーは必ず1人部屋になり、2人で1室を使うのに比べると、やや割高になります。まぁ、この歳になって家族以外の人と同室する気にはなりませんけれども。アンコールワット 史跡・遺跡
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たまたまなのか、それとも、そういう手配になっているのかは分かりませんけれども、現地での同行者はゼロ。すなわち、僕1人に対して、自動車が1台、ガイド1人、ドライバー1人が専用になっていました。たまたまだとすれば、かなりラッキーです。同行の人たちに気を遣わずに済むし、コースや時間のアレンジも少しは融通をきかせて変更できますから。
アンコールワット 史跡・遺跡
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ホテルもかなり良いものでした。
それやこれやを考えると、先に書きました旅行代金は、僕としては、納得のいくもの、むしろ安く感じるものでした。アンコールワット 史跡・遺跡
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現地でのツアーのコースは、下記の通りでした。
【1日目】
午前中:アンコールトム(南門から入り、バイヨン、王宮周辺、象のテラス、ライ王のテラス等)からタプロム寺院
午後 :アンコールワットを見た後、プノンバゲンに登り夕日を見る。ショー付のディナーをとった後、マッサージに行き、くたくたになって就寝。アンコールワット 史跡・遺跡
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【2日目】
午前中:バンテアイスレイからロリュオス遺跡群観光
午後 :遅い昼食をとった後、オールドマーケット。その後、出発までホテルで休憩。アンコールワット 史跡・遺跡
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アンコールワットの遺跡群は、当時の王朝(クメール王朝と言ったり、アンコール王朝と言ったりするようですが)の王が建造した王宮や寺院の遺跡です。
これらの建造物は、もちろん、一時に建てられたわけではありません。僕が今回の旅行で訪問した遺跡の中で最も古いものは、ロリュオス遺跡群中のプリアコーと呼ばれる寺院で、879年建造。アンコールワットは12世紀前半、バイヨンは12世紀後半の建造といわれていますから、プリアコールの建造から、約300年の時代を経ています。アンコールワット 史跡・遺跡
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日本の歴史で言えば、平安時代にあたります。
実際に遺跡を見ると、建物のスケール、レリーフや彫刻を含めた建物の精巧さや技巧、遺跡群の数と広がりなどに圧倒されます。当時のクメール王朝の栄華がどれほどのものだったのかを感じます。アンコールワット 史跡・遺跡
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もうひとつ面白いな、と思ったのは、アンコールワット遺跡群の寺院の信仰がヒンズー教と仏教の2種類あるということです。と言っても、初期のものは全てヒンズー教の建物であり、仏教を祀っている寺院が登場するのは、どうも、12世紀の後半くらいからのようです。
アンコールワット 史跡・遺跡
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ガイドの説明によれば、現在のカンボジアは国民のほとんどが仏教徒であり、ヒンズー教徒は、ほとんど存在しないそうです。東南アジアを見渡してみれば、タイとラオスは仏教の国、マレーシアやインドネシア・ブルネイは基本的にイスラム教徒の国です。
現在の最大のヒンズー教国はインド。あるいは、クメール王朝はその最盛期には、インドシナ半島の大部分を勢力圏内にしていたわけで、現在のような宗教の勢力図が出来上がるのには、どんな歴史があったのだろうか、って思わず考えてしまいます。アンコールワット 史跡・遺跡
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写真の説明をしていませんでしたが、ここまでがアンコールトム内の写真です。
アンコールは都、トムは大きな、という意味というのがガイドさんの説明でした。従って、アンコールトムは「大きな都」という意味になります。アンコールワット 史跡・遺跡
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タプロム寺院の写真です。
クメール王朝はアンコールワットの建造後、衰退をはじめ、1431年にはアユタヤ朝により陥落、その後、クメール王朝の首都はプノンペンに移り、アンコールワットの遺跡群は、基本的に誰も面倒を見る人がいなくなった、ということだそうです。アンコールワット 史跡・遺跡
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熱帯で面倒を見る人がいなくなった建物には、自然の力が襲いかかり、このように大きな樹木がはえてきて、建物を押しつぶさんばかりの勢いで育ってきます。
アンコールワット 史跡・遺跡
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遺跡の一部が崩れ落ちた跡です。
遺跡群の中には、このような場所をたくさん見ることが出来ます。
一方で、遺跡の保全・修復工事も随所で行われています。アンコールワット 史跡・遺跡
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今回宿泊したホテル、アンコールパレスホテルです。
アンコールワット 史跡・遺跡
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リゾートホテル風のつくりで、予想していたよりもずっと良いホテルでした。
アンコールワット 史跡・遺跡
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ホテルで一休みした後、アンコールワット観光に出かけました。
アンコールワット 史跡・遺跡
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かなりの数の観光客です。
アンコールワット 史跡・遺跡
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回廊をぐるっと埋め尽くしたレリーフは、アンコールワットの見どころのひとつです。
アンコールワット 史跡・遺跡
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建物の中央部分には、5つの塔が偉容を誇っています。
アンコールワット 史跡・遺跡
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これらの彫刻、デバターというらしいです。何とも言えない味があります。
アンコールワット 史跡・遺跡
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アンコールワットの後は、プノンバゲンと呼ばれる、小高い丘に登ります。
写真のように、象に乗って登る(もちろん有料ですが)ことも出来るようです。アンコールワット 史跡・遺跡
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60m程度の高さしかない丘らしいですが、頂上からの眺めはなかなか良かったです。
写真では分かりにくいですけれども、遠くにアンコールワットも見えます。アンコールワット 史跡・遺跡
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ここは夕陽を見るポイントとして人気の場所らしく、本当に大勢の観光客が夕陽を見るために集まっていました。
アンコールワット 史跡・遺跡
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熱帯の樹林に沈もうとしている夕陽、悪くないです。
アンコールワット 史跡・遺跡
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夜はショーを見ながらビュッフェ料理を食べ、その後、オイルマッサージに行き、1日目が終わりました。
アンコールワット 史跡・遺跡
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2日目は、少し郊外の遺跡を観光。
アンコールワット 史跡・遺跡
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最初に向かったのは、プレループと呼ばれるヒンズー教の寺院です。
アンコールワット 史跡・遺跡
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こういう格子も、技巧が尽くされていて、うならせます。
アンコールワット 史跡・遺跡
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移動の途中で、少し自動車を止めてもらって、市場というか露店というか、を覗きました。
アンコールワット 史跡・遺跡
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兄弟でしょうか?
アンコールワット 史跡・遺跡
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見かけない果物があり、ガイドさんがこれはおいしいよ、と勧めてくれたので、少し買って食べてみることにしました。1$出すと、どさっと来てしまい、ガイドさんと運転手さんで分けました。
少しすっぱい、梅のような味の果物。名前は聞いたのですが、本当に残念なことに忘れてしまいました。
【後日談】
バンコクに帰ってきてから、タイ語の先生に果物の名前を教えてもらいました。
"タマリンド"というそうです。
実は、カンボジアから帰ってきてからしばらくお腹が緩くてけっこう大変だったのですが、このタマリンドには"緩下作用(要するにお腹が緩くなる)"があるらしいです。タイにもある果物で、タイ人でも生で食べるとお腹が緩くなるそうで、そんな果物を大量に食べると、しばらくは大変だったでしょう、と笑われました。アンコールワット 史跡・遺跡
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果物屋の店番をしていた、こちらは姉妹でしょうか。
アンコールワット 史跡・遺跡
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バンテアイスレイと呼ばれる、非常に優美で精巧なレリーフで有名な寺院へ。ここのレリーフは本当に見事でした。
アンコールワット 史跡・遺跡
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旅行の実際的な話、Tipsをいくつか。
【その1】
カンボジア入国にはビザが必要です。もちろん、事前にカンボジアの大使館で取得可能でしょうが、シェムリアップに飛行機で入国する場合、on arrival visaがシェムリアップの空港で問題なく取得できます。
ただし、写真(6cm×4cm)とUSドル20$が必要です。クレジットカードを扱ってくれるかどうかは確認していませんが、USドルのキャッシュを準備しておくべきでしょう。
僕が到着した際には、ビザカウンターには受付の係官が2名しかいませんでした。ビザ申請書類をチェックする係官は、それとは別に10名くらい並んでいましたが、それでも、長い順番待ちの列が出来ていました。僕は、幸いにも飛行機の一番前の座席に座れたので、出るのも一番早く、待たずに済みましたが、飛行機を降りる順番が最後の方になったら、けっこう待ち時間が長くなると思います。
いつもそうなのかは分かりませんが、飛行機を降りてから空港ビルまでは歩きました。順番待ちがいやであれば、その間にダッシュするのも良いかもしれません。
なお、出国時には空港使用税として25$が必要です。これも、ドルのキャッシュを準備しておくべきでしょう。アンコールワット 史跡・遺跡
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【その2】
アンコールワットの観光は、かなり歩きますし、急勾配の階段を昇り降りすることも多かったです(けっこう危なく感じます)。かつ、熱帯ですから、やはり暑い。
ガイドブックなどには、寺院にはそれなりの服装を、と書いてあるものもありますが、そうは言っていられません。
動きやすく涼しい服装、歩きやすい靴、をお勧めします。晴れていると炎天下を歩くことになりますので、日よけの帽子があると良いな、と、これは帽子を持って行かなかった僕が思ったことです。
水のペットボトルも必須。各遺跡の周辺には売店があり水も売っていますので、そこで買うことも出来ます。アンコールワット 史跡・遺跡
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【その3】
蚊が多かったです。
宿泊したホテルは、施設的にはインターナショナルスタンダードに達しているクラスと言っても良いと思いましたが、それでも、どこから入ってくるのか、蚊がいましたし、自動車の中にもはいってきていました。虫除けのスプレーとか虫さされの薬とか、あれば便利だと思いました。アンコールワット 史跡・遺跡
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カンボジア王国の簡単な統計数字を見てみます。
*面積:日本の約半分弱
*人口:1,300万人強
*1人あたりGDP(2007年):594ドル
1人あたりGDPの数字を見て分かるとおり、カンボジアは貧しい国です。日本の2007年の1人あたりGDPは、400万円強。為替があるので比較しずらいのですが、この2つの数字を、単純に1ドル=90円で計算すると、カンボジアの1人あたりGDPは日本のそれの約75分の1ということになります。
カンボジアのGDPの構成は、観光を含むサービス業の割合が40%近くを占めます。観光のみの数字というのは見つかりませんでしたので、何とも言えないのですが、経済の多くをアンコールワット観光が背負っている、と言っても良いのではないか、と思います。アンコールワット 史跡・遺跡
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カンボジアはまた非常に不幸な現代史を持った国でもあります。
1970年のクーデター、以降の内戦やベトナム軍の侵攻、特にポルポト政権下での大量虐殺。パリ和平協定が成立したのが1991年。日本も初めて参加したPKO活動時の国連の暫定統治機構による統治、更なる武力衝突やクメールルージュによるゲリラ活動等を経て、ようやくASEANに加盟したのが1999年。
平和な国になってから、まだ10年そこそこの国です。アンコールワット 史跡・遺跡
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たった2日間の観光旅行でしたが、アンコールワットの遺跡群は非常に印象的でした。
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遺跡を見てまわっている間、何故、遺跡を見ることが印象的で面白いのだろう、って考えていました。
ひとつは、もちろん、遺跡自体の、すなわち、建物や回廊のレリーフや彫刻の見事さなのでしょう。
でも、もうひとつ、こちらの方がより大きな要素ではないかな、って思ったのは、遺跡を見ていて歴史を感じる、ということです。栄華を誇ったクメール王朝時代から、現代史に位置づけられる内戦を経て、何世代にも渡る歴史を紡いで、今日のカンボジアがあります。そういった場所に自分が立ち、そういった場所を自分が見ていることが何となく奇跡的なことのように感じてくるのです。アンコールワット 史跡・遺跡
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と言っている間に、2日間の観光は、あっという間に終わってしまいました。
ガイドさんに案内されての観光は、時間効率も良いし便利なのですけれども、それでも、本当に旅行をした、という実感に欠ける部分があります。
また、アンコールワットを見るには2日間は短いし、首都プノンペン等のカンボジアの他の場所も見てみたいし、ということで、機会をつくって、また来てみたいと思った場所でした。アンコールワット 史跡・遺跡
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