2013年4月　バンコク暮らし　日本帰任

2013/08/05 - 2013/08/08

2008年の7月からバンコクに駐在員として赴任していましたが、今年(2013年)4月に駐在期間を終え、日本に戻ってきました。約5年ぶりの日本勤務になります。

この旅行記の写真は、夏休みに道東に行った際のものを使っていますが、コメントは、日本に戻ってきた後の感想めいたものが主になります。
日本の印象、帰国後の印象は下記の通りです。
1) 涼しい（タイに比べて）
2) 通勤が大変
3) 花屋が多い
4) 食べ物がおいしい。特にお菓子は世界一では？
5) 公園が多い
6) 文房具も世界一では？
7) 内向き

以下で少し詳し目に説明します。

エリア 羅臼（らうす）(北海道)

涼しい。

帰国が4月だったのですが、ちょうど帰国した頃、天候があまり良くなく、かなり寒く感じました。さすがに夏は暑かったのですが、他の皆が「暑い・暑い」と騒ぐほどには僕自身は暑くは感じませんでした。
南の国に駐在して日本に戻った方の話を聞くと、多くの方が、1年くらいは、かなり寒く感じたと、おっしゃいます。何年か南国に住むうちに、少し体質が変わるのかも知れない、とも思います。

通勤が大変。

トラベラーネームのsagami246からも分かる通り、僕の住居は昔の相模の国で、かつ、国道246号線の近くになります。16号の相当外側です。
勤務は都心ですので、もともと相当遠いのですが、バンコクから帰ってきてから、あらためて遠いことを実感しています。
バンコクでは通勤時間が20-25分くらい。
バンコクでのオフィスは公共交通機関で行くにはやや不便な場所にあり、また、僕の会社では駐在員が自分で自動車を運転することを禁止していました。そういうこともあり、自分専用の自動車と運転手を会社から準備してもらっていましたので、通勤は非常に楽でした。
それが今では片道約90分、かつ、普通の通勤時間帯は満員電車に乗ることになります。これは、帰国当初、かなりつらかったことの1つです。

花屋が多い。

僕はタイに赴任前も海外出張の多い仕事をしており、年に100日以上は海外出張、訪問した国も30から40の間だと思います。
でも、今回帰国するまで、日本には花屋が多いことに気がつきませんでした。
僕の住んでいるマンションの最寄り駅は、比較的小さな駅なのですが、それでも幾つか花屋がありますし、そういうつもりで見てみると、どこの駅にも花屋があります。こういう国はあまり見た経験がないように思います。

食べ物がおいしい。

日本人ですから和食が好きなのは自然で当たり前のことなのですが、和食ということにこだわらなくても、日本ほど色々とバラエティに富んだ料理を、おいしく食べられる国は多くないように思います。
あまり人から聞いたことはないのですが、僕自身は、お菓子、特にスーパー等で売っている普通のお菓子のおいしさは世界一ではないか、と思います。
タイにも日本のお菓子メーカーが進出していて、かっぱえびせんや、グリコのお菓子等は現地価格帯で買えましたし、日本のお菓子が日本から輸入されていましたがそういうものは高い。
日本に帰ってから、スーパーでバラエティに富んだお菓子を安い値段で買える、というのは、帰国してから嬉しかったことの1つでした。

公園が多い。

日本全国そうなのかは分かりませんが、僕の住んでいるあたりは公園が多いです。都心からはかなり距離があり、山も近く、緑も多い一帯なので、公園もあって当たり前と言えば当たり前なのですが、それでもバンコクに比べると、公園の多さは圧倒的に違います。

文房具

先ほど、日本の普通のお菓子は世界一ではないか？って書きましたが、僕的なもう一つの世界一は、文房具です。
これだけ、デザインが洗練されていて、品質が良くて、種類の多い、かつ、値段のリーゾナブルな文房具が簡単に買えるのは、僕の知っている限り、日本だけです。

内向き

帰国して、ひさびさに、日本の一般週刊誌を読んで驚いたのは、こんな話しに誰が興味を持つのだろうか？っていう記事ばかりだったことです。
もちろん、大勢の読者がいるので、こんなにたくさんの一般週刊誌が成立しているわけですが。
タイでは一般週刊誌を、ほとんど読む機会がなく、このような記事を読まずとも、何も問題がなかったです。要するに、日本の特定の対象層のみにしか分からない、世界の流れとは何の関係もない記事だけで成り立っている雑誌が、こんなにたくさんあることに驚いたということだったのでしょう。