チェンマイ de アクディブHoliday★2008　04　3日目【CNX】

2008/04/23 - 2008/05/03

旅行3日目。
今日からチェンマイ観光がスタートするけど、自転車でゆっくり周りたい夫と、レンタルバイクをして効率的に動きたい私…話し合うこと数分、４月末というタイで１番暑い時期にあえて頑張らなくてもいいのでは？と話がまとまり、HOTELの道沿いにあるレンタバイク屋へ。
空港で貰った地図と地球の歩き方を片手に、気持ちのいい青空が広がるチェンマイ市内を疾走。
動きながら行き先を見つける気ままな観光のはじまり、はじまり。

エリア チェンマイ(タイ)

チェンマイプラザHOTELは全体的に気に入っているけれど、唯一残念なのが朝食バイキング。
品数もレパートリーも少なくて極々普通の味で、宿泊中は日替わりで数品がチェンジされるだけで、同じ内容の繰り返し。
オフシーズンだから仕方が無いかもしれないけれど、日替わりも３パターンしかなくて４日目には飽きてしまい、前日に市場で果物を買ってそれを朝食替わりにしていた。

チェンマイ プラザ ホテル ホテル

言い方は悪いけれど、お弁当のお惣菜のような内容。
これが美味しかったら毎日楽しみだったのに…。

気を取り直して、HOTELから徒歩数分の１番近いレンタルバイク屋へ。
旧市街は自転車で周っている人もいるけれど、行動範囲を広げるなら原付バイクが１番♪

２輪も取り扱っているので、国際免許がある方は是非♪
バイクはパスポートのコピーと料金(1日：300B・半日：200B)さえ支払えば、ヘルメットも人数分貸してくれる。
ただし返却時は満タンが約束なので、事前にスタンドの場所確認がお勧め。
レンタル料金は安宿街に近い場所ほど安いけれど、マニュアルのみしか扱っていなかったり、驚くほど古かったりするので見比べる事が出来るなら数軒回ってみるといいのかも。

久々の原付バイクの運転にちょっと緊張気味の夫。
ヨタヨタしながら出発(笑。

２人乗りが当たり前のチェンマイ。
最近のタイは取り締まりが厳しく、時々ネズミ捕りが行われていて現地・観光客を問わず捕まえていたので絶対に人数分ヘルメットが必要。

街を把握するために主要なエリアを疾走。
奥に見えるレンガ造りの壁はターペー門と呼ばれる旧市街との境目。
ターペー門周辺にはゲストハウスやレストラン、旅行会社が立ち並び、この辺りに行けばチープな価格で様々なサービスを得ることが出来る。

ターペー門 建造物

最初の目的地は“WAT SUAN DOK”。
ここはハネムーンの時にも訪れた寺院で、1383年にクーナ王によってラーンナー・タイ王宮殿の庭に建てられた寺院。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

敷地に入ると、大音量で音楽が鳴り響くなか地元の人が、ショッキングピンクの模様が美しい民族衣装を着て集合していた。
。

寺院によっては駐車料金が有料の場合もあるけれど、ここはバイクが沢山止まっている場所に並べて駐車しておけば問題無し。
このオレンジ色のマシンは新しいそうで、バイク屋のオジサンお勧めの１台。
この日以降も頻繁に借りに行ったおかげか顔見知りになり、顔を見せただけで「あのバイクだろ！」と。滞在中の移動を快適にしてくれた。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

僧侶はTPOに合わせて、衣の着方を変える。
外から寺院に入るときは、この入口の下で衣を毎回着直す。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

奥には歴代ランナータイ王の遺灰が奉られた、美しい装飾の白く小さな塔が無数に建っている。
タイの強い日差しを照り返すのでこの辺りは異常なほど暑かった。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

焼けつくような暑さの中を、ゆっくりとした足取りの犬が横切る。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

水彩絵具を溶かしたような青空に、黄金の仏塔が輝いていた。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

目線を下げると強い日差しのなか水分が奪われ、干からび始めた蓮のつぼみが並んでいた。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

日本の狛犬に似ているけれど、狛犬がガン飛ばしている様にしか見えないこの表情。。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

本堂の裏側にあたる場所なので入ることが出来ないけど、一面に素晴らしい装飾が施され、その存在感に圧倒されてしまった。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

近づいてみると、ただの金網だと思っていたのに仏陀像が細工されているこだわりよう。
小さな発見にうれしいくなる♪

ワット スアン ドーク 寺院・教会

本堂内は参拝をする正面と、僧侶が食事などをする裏側の２ヵ所に分かれていて、それぞれ仏陀像が安置されていた。
訪れたのは正午前で、ちょうど僧侶の今日最後の食事タイム。
暑さを逃れてきた多くの犬が、ひんやりと冷たい床にお腹をつけて寛いでいた。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

一周してからまわって、バイクを停めた正面側へ。
こちらも立派な屋根と美しい壁が、太陽の光を浴びてより際立つ。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

靴を脱いで本堂の中へ。
さっきまでの突き刺さるような日差しが遮られ、高い天井が快適な空間を保ってくれる。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

２体の像が背中を合わせるように安置されている、ちょっと珍しいスタイル。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

レッド×ゴールド×シルバーの太くて立派な柱。
連続した模様が、少し離れてみるとナーガ(蛇)の鱗のように見えた。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

広い本堂内では地元の若者が僧侶を囲み、説法会が行われている様子。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

この寺院は僧侶の学校も兼ねているので、様々な年代の僧侶が数多く出入りする。
BKKではくすんだ山吹色の衣をまとった僧侶が目立っていたのに、ここチェンマイでは鮮やかなオレンジ色の衣をまとった僧侶を多く見かける気がする。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

歴史と格式と伝統が調和して守られてきた特別な空間。
寺院は外から見るのと、実際に本堂の中に入るとでは見え方が全く違うので、靴を脱ぐのが面倒でも入いるのがお勧め。
そろそろお腹が空いたので適当にバイクを走らせて、ランチ先を探す事にした。

ワット スアン ドーク 寺院・教会

食堂がズラッと立ち並ぶ界隈をくるくる走って食堂やレストランを物色。
“五老林”は麺専門の食堂。
着席前にオーダーするシステムで、タイ語のMenuしかなくて英語も全く通じなかったけれど、好きな麺と見た目勝負の具材を指差しで頼んで待つこと数分…

【魚のつみれ入りナムサイセンミー】30B
シンプルな味付けだけれど味は抜群で、安くておいしかった♪

１番日差しが強い時刻になって来たので、涼みがてらスーパーに行ってみる事に。

ロータススーパーには駐輪係りがいて、１回につき３B。

ちゃんと領収書をくれるけれど、帰りに特に見せる必要は無かった。

タイにありがちな、スーパー入口前に仏像。

入口すぐに、壁一面が埋め尽くされたワインコーナーがあって気になるけど、レストランでも色々食べたいから、今回は見送ることに。

次に向かったのは果物コーナー。
市場よりは値段が高いけれど小分けされたものを購入できるので、少しだけ欲しい時に重宝する。

日本では滅多に味わえないけれど、旅先では見かけたら必ず購入してしまうのがフルーツの女王：マンゴスチン!
旅行中、冷蔵庫を占領していた大のお気に入り。

果物を買ったらフレッシュジュースも飲みたくなって、建物内にある“Mr&Mis Juicy”へ。
ジュースを選ぶと、生の果物をスムージーにしてくれた。

シャキシャキさがたまらない♪25B。

続いて訪れたのは“WAT PHAN ON”。

ワット パン オン 寺院・教会

さっき行ったWAT SUAN DOKとは違い、人の気配がほとんど無く静かな雰囲気。

ワット パン オン 寺院・教会

本堂に通じる大きな扉は何だか重々しい。

ワット パン オン 寺院・教会

靴を脱ぎ、絨毯が敷き詰められた薄暗い本堂を進むと、突き当りにそれほど大きくない仏像が鎮座していた。

ワット パン オン 寺院・教会

本堂を出ると、僧侶と語り合う観光客の姿が。
BKKではあまり見かけない光景だけど、ここチェンマイでは日常的な１コマ。
観光客でも参加可能な瞑想プランを持つ寺院や、僧侶と観光客がコミュニケーションをとれる寺院もあるので探してみるといいかも。
僧侶の生活や仏教について質問をしたり語り合ったり、教えを乞う事も出来るので、英語にちょっとの自信と時間が取れるのであれば是非♪

ワット パン オン 寺院・教会

この寺院の大きな特徴は黄金色に輝くチェディ。
有名なのはワット ドイ ステープの巨大なチェディだけれど、規模は小さくとも存在感はバッチリだった。

ワット パン オン 寺院・教会

僧侶はナイトバザールは勿論、特別な用事や許可無く夜に出歩いてはいけない決まりがあるけど、実はこの寺院は毎週行われるサンデーマーケットの１部になっているので、週に１度だけ夜遅くまで敷地内で屋台や飲食店の明かりが煌々ときらめく。
その日ばかりは若い僧侶たちも(寺院内のみ)姿を現し、雰囲気を楽しんでいた。

ワット パン オン 寺院・教会

静かな寺院で過ごす、束の間の昼下がり。

出口へ向かうと、ふと斜め向かいに更に小さな寺院が目に入り、そのまま行ってみる事に。
真っ白な壁に装飾が無いシンプルな外観。

ワット サンパオ 寺院・教会

この寺院は“WAT SUM POW”。
入口すぐに簡易マットレスが敷かれただけの小さな院内マッサージが併設されていて、タイマッサージなら30分：69B、１時間：120Bと価格もチープ。
マッサージ師とお客以外誰もいなくて、こちらもとっても静かだった。

ワット サンパオ 寺院・教会

夫は１人でバイクを取りに行ってしまったので、私１人で本堂に続く階段を登ったけれど、とても小さく暗い空間で陰気臭く、なんだか怖かったので入るのを躊躇してしまい、今回は遠くから眺めるのみに。
まだ15時過ぎなので次へ移動。
続きは05へ。

ワット サンパオ 寺院・教会