チェンマイ de アクディブHoliday★2008　12　8日目【CNX】

2008/04/23 - 2008/05/03

旅行8日目。
昨日ターペー門付近の旅行会社で、お値打ちに申し込むことが出来たエレファントツアーに参加するため、今朝も早くからロビーに集合した私たち。
ツアーの内容は…
★エレファントキャンプの見学＆象ライド
★牛車ライド
★バンブーラフティング
★オーキッド＆バタフライファームの見学
★モンキースクール(希望者のみ・有料)
★ランチビュッフェ付き
で１人700Bと、ポイントは押さえつつも結構お値打ち♪
エレファントキャンプでは象たちによるパフフォーマンスが素晴らしく、特に以前TVで見た事があった“鼻で絵を描く象”の可愛らしさは格別だった。
前日からの悪天候が尾を引き小雨が降り続けていたけど、十分に楽しむことができた。

エリア チェンマイ(タイ)

朝8：00ロビーにツアーガイドが迎えにきたので、バンに乗車するといきなり「I'm　sorry…」と。
驚いて焦っていたら、旅行代理店の男性が集合時間を伝え間違えていたらしく、連絡の術が無かったのでそのまま迎えに来たけど、この車は違うツアーに行くから途中で乗り換えてくれ、と。
本当はあと40分遅くて良かったみたい、頑張って早起きしたのに！

10：00にエレファントキャンプに到着。
山の中にあるから天気が安定しないのか、傘が必要な小雨が降り続く。
車を降りた途端、近寄ってくるのは100均で売っていそうなペラッペラのレインコートを売る女性。
象にも乗るから必要かも…と皆、つられるように購入したけど“ビニールポンチョ”とカタカナでかかれたパッケージはまさに105円商品。でもタイの山中では１枚50Bとちょっぴり割高だった。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

ぬかるんだ道を奥に進んでいくと、象の姿が見えて来た。足を鎖で繋がれており、自由は無いけど、近寄ると鼻をスリ寄せて挨拶してくれる象もいて人懐っこい。
写真は、巨大な象の上で巧みにバランスを取り、昼寝をする象使い。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

一部の象が象使いに導かれて濁った川で水遊びを楽しんでいた。
大きな体を横に倒し、タワシで擦ってもらう姿は本当に気持ち良さそう♪
象と象使いの絆は家族愛以上…と聞いたことがあるけど、象たちの幸せそうな表情を見るとわかる気がする。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

大きな運動場があるパフォーマンスステージに移動すると、象たちはショーの準備運動をはじめていた。
硬くてツルっとしてそうな象の皮膚は近づいて見ると、頭のてっぺんにふわふわと髪の毛のようなモノがあり、カラダには針金のような細かくて硬い毛がたくさん生えていて、触ってみると結構痛い。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

バナナを貰うため、目いっぱい大きな口を開けてアピール♪

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

いよいよショーの幕開け！
たくさんの象が一列に並びんで一斉にお辞儀をしたり、お尻を振ったり。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

象のサッカー・バスケットボール・丸太渡りなど、大きな体を巧みに駆使して、軽やかさを披露していた。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

メインイベントである、象のORACHAI画家が登場すると、真っ白な画用紙が置かれ、象使いから器用に筆を受け取る。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

これは花が咲いている木なのかも。
象自身が筆の色を変える事は出来ないので、色は象使いが交換するけど、特に書くものを指示をする様子も無く、象自身が考えて絵を描いている様子。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

最後に“ORACHAI”としっかり署名をして完成。
その時間わずか、15分弱。
観客は巧みな筆さばきに感激の嵐。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

ORACHAIよりずっと小さな子象：SARISUDA画伯も作業中。
なんと“象”を描いていて、めちゃ上手かった♪

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

SARISUDAは調子がいいのか、体を前後に揺らしながらリズムをとってゆっくりと描いていく。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

SARISUDAも署名を入れて完成。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

SARISUDAが描いた象はタイの国旗を鼻で持っていて、小技が効いている♪
彼らの描いた絵は売店で購入することができるけど、全て1点ものなので場合によっては争奪戦もあるとか。
金額は高めけれど、このエレファントキャンプを支える資金源になっているので興味のある方は是非。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

お次はエレファントライド。
写真に写っているオシリのようなのは、象の頭頂部。
上から見ると産毛のような(でも触ると硬い)ふわふわした毛に包まれていて、何だか可愛い。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

座席は、背中に付けられた鞍に大人２人がギリギリ座れるサイズのベンチが乗せられていて、手前に簡易鉋錠をしただけのしくみ。
象が歩くたびに物凄く揺れるので、しっかりつかまっていないと結構怖い。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

到着したときに象たちが水浴びをしていた川を横断。
雨のせいか流れが速く、水嵩も増しているためスリル満点！

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

象に乗る前に、私たちはおやつを購入しておいたから良かったけれど…

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

持っていないと、ポイントごとに設置された“象の売店”前で象におねだりされるそう。
30人位参加していた今回のツアーの中で私たちのほかに、もう１組日本人の母娘も参加しており、ランチをご一緒したら…「私たちの象は象スタンドを見つけるたびに、象が立ち止まって動かないから凄い出費だったの」と。
おやつ１個が50Bくらいしており４-５ヵ所スタンドがあったから、毎回おねだりされていたら大変かも。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

ぬかるんだ山道を、大きな足でしっかりと踏みしめながら登っていく象たち。
幸いなことに私たちが乗った象は、このキャンプでも有数の巨体らしく、のっし・のっしと次々と前にいる象たちを抜かしていく♪
小さなカラダの象はいくら、おやつスタンドでご褒美を貰っても体力が持たないらしく、坂道で足がなかなか前に出なくて大変そうだった。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

私たちが乗った象は順調に進み、いつの間にか先頭へ。
皆、山道で苦戦しているのか誰も付いてこないので…

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

象使いが写真を撮ってくれた♪
こうして見ると、いかに大きな象に乗ることが出来たかがわかる。
象ライドで通過する道は、周囲を山々に囲まれて本当に静かだった。

キャンプに着いてしばらくすると、象たちが一斉に戻ってきたらしく、象の大渋滞が発生。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

背の高い象はこんな感じにうーん！と背中を延ばして降ろしてくれる。
ピン！と反ったしっぽが可愛かった♪

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

この象は鼻を支えにして、もたれ掛かってお疲れの様子。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

私たちを乗せてくれた、立派な象とここでお別れ。

メーサー エレファント キャンプ サファリ・動物観察

続いて、さっき降りた象乗り場の目と鼻の先にある、水牛たちが集まっている場所へ。

彼らは背中にブヨブヨとした大きなコブがあるのが特徴で、２頭で４人の乗客を運ぶ。

ゆっくり進むのかと思いきや…はっきり言って乗り心地は最悪。
上下左右にぐゎんぐゎん揺れてお尻は痛いし、出来るなら途中で降ろして欲しいほど不快だった。

若干、牛車酔いぎみのまま連れて行かれたのは、ランチビュッフェ会場。

川が流れていて緑がいっぱい。

ビュッフェはタイ料理をはじめ、色々な種類があった。

私はタイカレーや春巻きを選んだけど「何か物足りないよね？」と夫と相談した結果…

やっぱり頼んでしまったアルコール♪
【シンハーBeer（大)】100B

お腹がいっぱいになった後はマイクロバスで移動をして再び川沿いへ。
スポーツが苦手な私は、本当は辞退したかったバンブーラフティングだけど…

夫に説得されて仕方なく乗る羽目に。
こんな簡易イカダじゃ不安過ぎる！

イカダは４人乗りで、前後に乗ったイカダ漕ぎのおじさんが操縦してくれた。
操縦と言っても舵は竹１本のみ。

乗車と同時に日よけの麦わら帽を貸してくれ、全員がオジサンと同じスタイルで川下り。
自然の竹を利用しているため個性があり、足元は結構隙間が開いているので場所によってはどっぷり、川の水が入ってくる。

川のわきの小屋で、仕事を終えた象が休息をとっていたり…

バギーの上で人が寝ていたり…
豊かな自然以外にも面白い発見アリ♪

バンブーラフティングは私が想像していたのとは違っていたようで…スピードも無く、川の流れに合わせて漕いでいくので思いのほかスローリー。
危険な個所と言えば手前を遮る木ぐらいで、おじさんの絶妙なイカダさばきで無事回避。
バンブーラフティング中も小雨がパラパラし始めて困っていたら「今日は雨が降っているから良かったけど、晴天だったら干からびるよ」とおじさん。
確かに30分もカンカン照りの中、麦わら帽だけで川を下っていたら日光アレルギーの私は…考えるだけで恐ろしい。

再び移動して連れて行かれたのは“モンキースクール”。
有料だったし、興味が無かったので他の人と一緒に外で待っていると、出てきた人は口々に「つまらなかった」と。
そしてまたまた移動して、到着したのはここ“ロイヤルオーキッドファーム”。

花に詳しくないので名前とか、全然解らないけど…

オーキッドファーム内は温室の蘭以外にも、小さな庭園があったり…

様々な色に溢れていてとってもキレイ♪

夫が覗いているのは…

バタフライファーム。
楔のカーテンで仕切られた室内はまさに蝶の天国♪
珍しい種類には出会えなかったけど、大接近して観察する事が出来た。

山の中で新鮮な空気をたっぷりと吸ってリフレッシュした１日。

夜は行ったこと無い方面に行ってみよう♪と思い、チェンマイプラザホテルから１番近いナイトバザールが出ている大通りを、ナイトバザールと反対方向へ…チャーン・クラーン通沿いのチャーン・クラーンPlazaに到着。
ここはナイトバザールのにぎやかさは無いけれど、幾つかのレストランが集まっている場所。

Plaza内をひたすら奥へ進み、突き当りが今回の目的の店。

アンティークな雰囲気と、店構えの割にはお値打ち価格がうれしいレストラン“バーン・ロム・マイ”。

庭は美しくライトアップされ、雰囲気は抜群♪

センス良くまとめられた店内には西洋人や、お洒落をした現地の人でにぎわっていた。

飾られている絵も可愛らしく素敵♪

地元シンガーによる生ライブも行われていて、店内は心地いい空気に包まれていた。

Menuに写真は無いけど、種類が豊富♪

手渡されたスプーンとフォークはビニールに包まれていて…タイでこんなサービス初めてかも！

【LEO Beer】60B
【ジントニック】80B
初のLEOの後、私はジントニックをオーダー。

【カエルのにんにく揚げ】80B
味は美味しいけれど、小骨が多くて食べにくかったのが残念。

【エビと青菜の炒めもの】80B

【カオニャオ】

【North Thailandおつまみセット】120B
大皿に北部ならではの料理が集まったバラエティー豊かな1皿。
真ん中に添えられたのは香辛料ペーストで、チェンマイソーセージは勿論、生ニンニクがそのまま入ったハムなど、どれもお酒にぴったりで美味しい。

【カップ・トゥン・フィッシュ】
大皿に乗せられた大きな魚がどぉーんと１匹登場した魚のレモン＆チリソース蒸し。
ハーブや香辛料が効いていて家でも真似したくなるようなシンプルな美味しさ♪
お腹いっぱい食べて合計：740B。
このあと、ナイトバザールへ繰り出したときは何とも無かったのに、HOTELに帰ってから珍しく私だけお腹の調子がおかしくなった。唯一私だけ口にしたものといえば、ジントニックの氷が怪しいけど…。
明日はまだ見きれていない寺院をガッツリ観光する予定。
続きは13へ。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2009/04/13 11:59:11

  可愛い象さん

  こんにちは〜〜
  アクティブチェンマイの続きに遊びにきました♪
  エレファントツアー、楽しそう。。。
  何だか、足を鎖でつながれているのは可愛そうな気もするんですが、
  でもきっと大事にされているんですよねぇ〜〜
  川で沐浴してもらっている象さんたちが幸せそうというコメントでほっとしました♪
  以前、アユタヤで象に乗りましたが、
  象の賢さにそのときビックリしました。
  とっても賢い動物なんですよね〜〜画を描く象ってあまりにもすごいような気がする。。。
  それに上手だし。
  やっぱりかなりの知能派ですね。
  バンブーラフティング面白そう。
  私まだラフティングしたことないんですよね。
  今度はどこかで絶対してみたいアトラクションです〜〜
  
  　　たらよろ
  

  RiEさん からの返信 2009/04/13 12:25:29

  RE: 可愛い象さん

  たらよろさん、こんにちわ(*^_^*)
  
  エレファントツアーはチェンマイ旅行で楽しみにしていたイベントなので
  すごく期待して行きました♪
  天気は悪かったけれど想像通りワクワクさせてもらって、行けて良かったです。
  2頭絵を描く象がいたのですが、小さな象はすごくリズムに乗っていて(笑)
  体を揺らしながら、時々考えて筆を走らせていました。
  大きなカラダに溢れんばかりの才能を秘めた象たち…その姿はまさに画伯デスｯ！
  
  鎖に繋がれた象は確かにかわいそうなんですよね…
  でも、人間の何倍もpowerがある象を操るには仕方がないのかも((+_+))
  象は70歳くらいまで生きるので、恐らく象使いと象の関係は計り知れないほど濃いと思います。
  TVで見た事あるのですが、タイの北部に“象の老人施設”があるらしく
  一生懸命働いてくれた象の最後を、手厚く見送る場所もあるようですよ♪
  
  バンブーラフティングは…聞こえはいいけれど実際は
  “ゆるゆるの川をイカダで下る”だけです(笑)。
  行く前は勝手に救命ジャケットを装着して激流をくだる事を想像してて
  絶対に行きたくなかったのですが(+o+)
  行ってみたら子供でも全然OK♪川からタイの自然をゆっくり見渡せます。
  本格的なのは市内のツアー会社に行くと沢山あると思いますよ〜。
  
  あ…そういえば、おかげさまで今朝熱が下がりました☆彡
  ご察し通り、前の家に比べたら掃除の回数が増えてますね〜(*^。^*)
  来客が増えたので、1階部分だけはいつ人が来ても大丈夫なよう…
  毎日掃除しちゃってますよ〜(笑)。