鶴見台でタンチョウに逢えた

2008/12/13 - 2008/12/14

釧路の近くの鶴居村にある鶴見台は、タンチョウの給餌場の一つで、１０月〜３月の冬期間、タンチョウの姿を観察することができます。ここは、昭和３８年頃近くにあった小学校に、冬になるとタンチョウが集まり、校長先生や児童が餌を与えたて餌づけし、昭和４９年にこの小学校が廃校となった後、渡部トメさんが意思を引き継ぎ給餌を続け現在に至り、１８０羽ものタンチョウが餌を求めてやってくるそうです。

エリア 釧路(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

釧路空港の到着しバスを待つ間に空港の外に出てみるとこれ。たんちょう　釧路空港　タンチョウの名前の付いた空港なんですね。

まずは釧路到着後バスに揺られて数十分。最初に訪れたのは釧路湿原を見下ろす国道沿いの展望台に。

向こうに見える山との間に広がる原っぱ、これが釧路湿原のようです。ガイドブックに登場する光景を頭に描いていたので、あれっ・・・て感じ。ただの原っぱにしか見えません。ちょっとここからの光景は湿原の光景とはちょっと違うようです。

さすが釧路　結構雪が積もっています。ただ関東に降る雪と違って、すくってみるとさらさらのパウダースノーです。

少しだけバスに乗って鶴見台に到着です。タンチョウたくさんいますね。

鶴見台は、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリと共に鶴居村にある二大給餌場の一つとして知られています。

毎年11月頃から3月頃まで150羽前後のタンチョウが餌を求めて飛来するため、大勢の観光客が押し寄せてきます。

タンチョウは、日本に生息する鳥類では最も大きな鳥で、全長140cmほど。

全体は白い色をしていますが、喉から頸にかけてと、翼の内側の風切り羽の部分が黒。頭頂は赤く裸出する。 姿が優美で、長寿でめでたい鳥として古くから親しまれています。

「鶴は千年、亀は万年」といわれていますが、実際の寿命ははっきりしていないようですが、４０年から７０年は生きるようですので人間とそれほど変わらない長寿

タンチョウは冬にシベリヤから飛来すると思われていますが、実際は一年中北海道東部に暮らす留鳥なんです。

ここ鶴居村には、夏の繁殖地と冬の越冬地の両方があるため四季を通して一年中観察できるそうです。

昭和27年に特別天然記念物に指定され、現在は環境省のレッドリスト絶滅危惧II類に指定されています。

道の反対側を見ると、「京都丹波牧場」んっ？・・・・

この左のおばあちゃんが、ここ鶴見台給餌場を管理する渡部トメさん。　

ご自分のご自宅の前をタンチョウの見学場所として無料で開放してくれいています。

トメさんはＮＨＫの紅白歌合戦の特別審査員として登場したり、いろんなマスメディアにたびたび登場する地元でも超有名人なんです。

この左側に自販機が置かれていて飲み物を買っていく観光客に、この売り上げがタンチョウの餌になっていることを説明しながら律儀にお礼を言っていました。

いい笑顔でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ツーリスト今中さん 2009/01/17 09:31:07

  あらっ！いつの間に\(^o^)／

  おはようございます。
  
  お忙しい日々と思いますが
  相変らず精力的にアップされていますねぇ。
  
  鶴見台は道路脇にあるしタンチョウも沢山集まるので
  見所になっていますよね。
  
  ツアーの短い時間での写真と思いますが
  渡辺とめさんも写っていたり！
  完成を楽しみにしています。
  
  あと1ヵ月ですね。

  ぬいぬいさん からの返信 2009/01/18 23:20:32

  RE: あらっ！いつの間に\(^o^)／

  ツーリスト今中さん　こんばんは
  
  あわただしく移動するツアーのなかで、とりあえずポイントはおさえてきました。
  渡部トメさんとは話ができてよかったです。
  まだこの時期は雪はたいしたことはなかったですが、今はすごいんでしょうね。