宮島・厳島神社旅行記(ブログ) 一覧に戻る
日本三景の一つでもある広島湾に浮かぶ宮島は、正式名称を「厳島」と言い「安芸の宮島」とも呼ばれ古来から神の降臨する「神の島」として島全体が人々の信仰の対象であり、清浄な場所として崇めれていました。特別史跡と特別名勝にも指定されていて、更には大鳥居と厳島神社が世界遺産に登録されています。<br />今回の年末の旅では、原爆ドームと、この厳島神社を見ることが広島に訪れた目的でした。<br />

人と神々が共生する島  世界遺産~厳島神社~

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2008/12/29 - 2008/12/29

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ぬいぬい

ぬいぬいさん

日本三景の一つでもある広島湾に浮かぶ宮島は、正式名称を「厳島」と言い「安芸の宮島」とも呼ばれ古来から神の降臨する「神の島」として島全体が人々の信仰の対象であり、清浄な場所として崇めれていました。特別史跡と特別名勝にも指定されていて、更には大鳥居と厳島神社が世界遺産に登録されています。
今回の年末の旅では、原爆ドームと、この厳島神社を見ることが広島に訪れた目的でした。

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
JRローカル 徒歩

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  • JR宮島口より連絡船に乗って宮島に渡ります。この船もJRの運営なので18きっぷを使って乗船することができました。

    JR宮島口より連絡船に乗って宮島に渡ります。この船もJRの運営なので18きっぷを使って乗船することができました。

  • ちなみに片道170円。船の料金としては格安ですね。この船は車も乗せることができるフェリーで普通車で運転手の料金を含めて1,690円でした。<br />自転車やバイクの料金設定もあり詳しくこちら。<br />http://www.jr-odekake.net/navi/miyajima/price/index.html

    ちなみに片道170円。船の料金としては格安ですね。この船は車も乗せることができるフェリーで普通車で運転手の料金を含めて1,690円でした。
    自転車やバイクの料金設定もあり詳しくこちら。
    http://www.jr-odekake.net/navi/miyajima/price/index.html

  • 牡蠣の養殖をしているようです。そう言えば宮島は牡蠣が有名でしたね。

    牡蠣の養殖をしているようです。そう言えば宮島は牡蠣が有名でしたね。

  • あとで牡蠣は食べなきゃいけないですね。

    あとで牡蠣は食べなきゃいけないですね。

  • 宮島といえば真っ先に浮かぶイメージはこれ。海に浮かぶ赤い大鳥居。

    宮島といえば真っ先に浮かぶイメージはこれ。海に浮かぶ赤い大鳥居。

  • だんだん近づいてきました。

    だんだん近づいてきました。

  • 今度は海から出なく島側から見た大鳥居。潮の干満によって随分違った雰囲気に見えるようです。

    今度は海から出なく島側から見た大鳥居。潮の干満によって随分違った雰囲気に見えるようです。

  • 乗船時間はわずか10分 あっという間に宮島に到着です。

    乗船時間はわずか10分 あっという間に宮島に到着です。

  • いきなり鹿がお出迎え。宮島にも鹿がいることをすっかり忘れていました。

    いきなり鹿がお出迎え。宮島にも鹿がいることをすっかり忘れていました。

  • 托鉢をしている僧侶 あっ 女性ですね。高野山から来ているのでしょうか。

    托鉢をしている僧侶 あっ 女性ですね。高野山から来ているのでしょうか。

  • 向こうに五重塔が見えています。後で行ってみることに。

    向こうに五重塔が見えています。後で行ってみることに。

  • 廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくるとあたかも海に浮かんでいるように見えて、龍宮城を思わせる雰囲気があります。

    廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくるとあたかも海に浮かんでいるように見えて、龍宮城を思わせる雰囲気があります。

  • この大鳥居重量は60tもあり、高さも奈良の大仏とほぼ同じ16mもあるそうで、離れて見ているせいもあり、それほど大きく見えませんね。主柱は樹齢500〜600年のクスノキの自然木で、現在の鳥居は8代目だそうで20年近い歳月を要して探したものだそうです。

    この大鳥居重量は60tもあり、高さも奈良の大仏とほぼ同じ16mもあるそうで、離れて見ているせいもあり、それほど大きく見えませんね。主柱は樹齢500〜600年のクスノキの自然木で、現在の鳥居は8代目だそうで20年近い歳月を要して探したものだそうです。

  • 現在の本殿は元亀2年(1571年)、毛利元就によって改築されたものだそうですが、色が朱に塗られているせいかとても400年以上も経過した建物には見えません。

    現在の本殿は元亀2年(1571年)、毛利元就によって改築されたものだそうですが、色が朱に塗られているせいかとても400年以上も経過した建物には見えません。

  • 海にせり出した火焼前の青銅の灯篭

    海にせり出した火焼前の青銅の灯篭

  • これは高舞台と呼ばれるもので、平清盛が大阪・四天王寺から移したという舞楽がここで演じられます。舞楽の舞台としては最小のものだそうです。

    これは高舞台と呼ばれるもので、平清盛が大阪・四天王寺から移したという舞楽がここで演じられます。舞楽の舞台としては最小のものだそうです。

  • これは国内でも唯一の海に浮かぶ能舞台。現在の舞台と橋掛及び楽屋藩主が浅野氏に代わった延宝8年(1680年)に建立されています。

    これは国内でも唯一の海に浮かぶ能舞台。現在の舞台と橋掛及び楽屋藩主が浅野氏に代わった延宝8年(1680年)に建立されています。

  • この反橋は、かつては重要な祭事の際、勅使がこの橋を渡って本社内に入っていたそうで勅使橋とも呼ばれています。弘治3年(1557年)に毛利元就・隆元父子によって再建されたもの。

    この反橋は、かつては重要な祭事の際、勅使がこの橋を渡って本社内に入っていたそうで勅使橋とも呼ばれています。弘治3年(1557年)に毛利元就・隆元父子によって再建されたもの。

  • この廻廊は幅4m、長さは約275mあり、廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちると海に浮かんでいるように見えて、おとぎ話の竜宮城を思わせる雰囲気があります。

    この廻廊は幅4m、長さは約275mあり、廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちると海に浮かんでいるように見えて、おとぎ話の竜宮城を思わせる雰囲気があります。

  • 宮島は古来から神の降臨する「神の島」として島全体が人々の信仰の対象であり、清浄な場所として崇めれていたそうです。確かにそんな雰囲気がありますね。

    宮島は古来から神の降臨する「神の島」として島全体が人々の信仰の対象であり、清浄な場所として崇めれていたそうです。確かにそんな雰囲気がありますね。

  • 落ちた針葉樹の葉っぱを集めて寝床を造ってくつろいでいる鹿?

    落ちた針葉樹の葉っぱを集めて寝床を造ってくつろいでいる鹿?

  • 宮島口の駅の向こうの山の斜面になにやら奇妙な建物が建っています。宗教法人関連の建物でしょうか?

    宮島口の駅の向こうの山の斜面になにやら奇妙な建物が建っています。宗教法人関連の建物でしょうか?

  • この階段を昇っていくと多宝塔があります。

    この階段を昇っていくと多宝塔があります。

  • 階段を昇って、更に右に昇る階段の正面にはご覧のように幹の中央がくり抜かれた木があります。

    階段を昇って、更に右に昇る階段の正面にはご覧のように幹の中央がくり抜かれた木があります。

  • 根元にこんな大きな穴が空いていてよく倒れないものですね。

    根元にこんな大きな穴が空いていてよく倒れないものですね。

  • 屋根越しに見える大鳥居もいいもんですね。

    屋根越しに見える大鳥居もいいもんですね。

  • 厳島神社西の丘にあるこの多宝塔はそれほど高く見えませんが15.6m、5階建ての高さがあるそうです。大永3年(1523年)に建立されたと伝えられますので500年近く前の建物になります。

    厳島神社西の丘にあるこの多宝塔はそれほど高く見えませんが15.6m、5階建ての高さがあるそうです。大永3年(1523年)に建立されたと伝えられますので500年近く前の建物になります。

  • この多宝塔高台にあるため周囲の眺望が開けています。<br />五重塔の横にある千畳閣 屋根が半分だけ新しく葺きかえられているようですね。

    この多宝塔高台にあるため周囲の眺望が開けています。
    五重塔の横にある千畳閣 屋根が半分だけ新しく葺きかえられているようですね。

  • 宮島のシンボルである海の中に建つ大鳥居は根元が海底深く埋められているわけではなく、自分の重みだけで建っているそうです。

    宮島のシンボルである海の中に建つ大鳥居は根元が海底深く埋められているわけではなく、自分の重みだけで建っているそうです。

  • こんな情緒ある街並みが続きます。今回は限られた時間での散策ですが、今度は宮島に泊まって1日かけてのんびり散策するのもいいかもしれませんね。

    こんな情緒ある街並みが続きます。今回は限られた時間での散策ですが、今度は宮島に泊まって1日かけてのんびり散策するのもいいかもしれませんね。

  • こちらの建物は宮島屈指の豪商であった旧江上家。現在は宮島歴史民俗資料館となっています。年末で休館していて中は見れませんでした。<br />

    こちらの建物は宮島屈指の豪商であった旧江上家。現在は宮島歴史民俗資料館となっています。年末で休館していて中は見れませんでした。

  • あちこちにこんなビューポイントがあります。

    あちこちにこんなビューポイントがあります。

  • 社殿はこんな感じで海の上に建てられているため、台風や高潮の影響で被害を受けることがたびたびあるそうです。

    社殿はこんな感じで海の上に建てられているため、台風や高潮の影響で被害を受けることがたびたびあるそうです。

  • 床の木材を隙間を空けて敷くなどの対策を取っていても、当然大型台風が直撃したときにはかなりの被害を受けているようです。直近では10年前の年台風18号で「神社」と「社殿」に大きな被害を受け、5年前の台風でも「左楽房」が倒壊し桧皮葺の屋根も被害を受けたそうです。 <br />

    床の木材を隙間を空けて敷くなどの対策を取っていても、当然大型台風が直撃したときにはかなりの被害を受けているようです。直近では10年前の年台風18号で「神社」と「社殿」に大きな被害を受け、5年前の台風でも「左楽房」が倒壊し桧皮葺の屋根も被害を受けたそうです。

  • 厳島神社から大聖院へ昇る緩やかな坂道の滝小路は、かつては厳島神社の神職の居住地になっていたところで情緒ある街並みになっています。

    厳島神社から大聖院へ昇る緩やかな坂道の滝小路は、かつては厳島神社の神職の居住地になっていたところで情緒ある街並みになっています。

  • この豊国神社は、天正15年(1587年)、豊臣秀吉が戦で亡くなった者への供養として毎月一度千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。<br />

    この豊国神社は、天正15年(1587年)、豊臣秀吉が戦で亡くなった者への供養として毎月一度千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。

  • 島内では最も大きな建物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれてきました。<br />

    島内では最も大きな建物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれてきました。

  • 眺望の開けた崖面にせり出した舞台の下は2m程度の高さがあるため、ここを人が通り抜けることができます。

    眺望の開けた崖面にせり出した舞台の下は2m程度の高さがあるため、ここを人が通り抜けることができます。

  • 組まれた柱と梁が地面にゆがんだ影を落としています。

    組まれた柱と梁が地面にゆがんだ影を落としています。

  • 天井を見上げるとこんな感じで太い梁が交差し合っています。良く見ると千社札のようなものが貼られています。

    天井を見上げるとこんな感じで太い梁が交差し合っています。良く見ると千社札のようなものが貼られています。

  • 群馬県の前橋から来た人が貼ったようですが、でもこの高さのこの場所にどうやって貼ったのでしょうか?

    群馬県の前橋から来た人が貼ったようですが、でもこの高さのこの場所にどうやって貼ったのでしょうか?

  • 秀吉の急死によって工事が中止されたため、御神座の上以外は天井が張られていません。

    秀吉の急死によって工事が中止されたため、御神座の上以外は天井が張られていません。

  • 外部に面して板壁もない未完成のままの状態で現在に至っていますが、ここも台風の時など雨の吹き込み対策はどうしているのでしょうか?高台にある建物だけに、ちょっと心配になってしまいますね。

    外部に面して板壁もない未完成のままの状態で現在に至っていますが、ここも台風の時など雨の吹き込み対策はどうしているのでしょうか?高台にある建物だけに、ちょっと心配になってしまいますね。

  • 天上の梁に丸いものがぶら下がっていたので真下に行って見上げると、十二支の入った方位盤でした。

    天上の梁に丸いものがぶら下がっていたので真下に行って見上げると、十二支の入った方位盤でした。

  • 千畳閣の隣に建つ五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式になっています。

    千畳閣の隣に建つ五重塔は、和様と唐様を巧みに調和させた建築様式になっています。

  • 桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストがきれいですね。

    桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストがきれいですね。

  • 高さは9階建てのビルに相当する27.6mあり、そんなに古くは見えませんが、応永14年(1407年)に建立されたものと伝えられていますので、今から600年も前の建物なんです。

    高さは9階建てのビルに相当する27.6mあり、そんなに古くは見えませんが、応永14年(1407年)に建立されたものと伝えられていますので、今から600年も前の建物なんです。

  • 五重塔と千畳閣の間にある樹齢何百年かの大蘇鉄。

    五重塔と千畳閣の間にある樹齢何百年かの大蘇鉄。

  • 金箔を押した軒瓦や棟の鬼瓦には天正17(1589)年の銘文があり桃山時代の雰囲気を残しています。 <br />

    金箔を押した軒瓦や棟の鬼瓦には天正17(1589)年の銘文があり桃山時代の雰囲気を残しています。

  • 桁行正面13間、背面15間、梁間8間の大伽藍だけあってでかいですね。

    桁行正面13間、背面15間、梁間8間の大伽藍だけあってでかいですね。

  • 生後間もない小鹿を発見。

    生後間もない小鹿を発見。

  • 参道のお店をひやかしながら歩くのもいいもんです。

    参道のお店をひやかしながら歩くのもいいもんです。

  • お土産屋さんの店先でもみじ饅頭が焼かれています。

    お土産屋さんの店先でもみじ饅頭が焼かれています。

  • 牡蠣を焼いています。うまそうですね。

    牡蠣を焼いています。うまそうですね。

  • 牡蠣焼き 2つ付いて400円でした。これにレモン汁をかけていただきましたがこれはおいしかった。何個でもいけますね。

    牡蠣焼き 2つ付いて400円でした。これにレモン汁をかけていただきましたがこれはおいしかった。何個でもいけますね。

  • 穴子ちくわが焼かれています。牡蠣と並ぶ宮島の名物は穴子ですね。

    穴子ちくわが焼かれています。牡蠣と並ぶ宮島の名物は穴子ですね。

  • このしゃもじでかい 世界一のものだとか。

    このしゃもじでかい 世界一のものだとか。

  • JRの宮島航路連絡線の駅 正月バージョンなのでこんな紅白幕に日の丸なのか、それともいつもこうなのかは定かでありません。

    JRの宮島航路連絡線の駅 正月バージョンなのでこんな紅白幕に日の丸なのか、それともいつもこうなのかは定かでありません。

  • 2時間足らずの散策で物足りなさを感じながら宮島を後にしました。

    2時間足らずの散策で物足りなさを感じながら宮島を後にしました。

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