2008/12/18 - 2008/12/22
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台北空港で今回の旅行のメンバーが揃いました。総勢23名でした。台北空港から専用バス向かった新幹線の桃園駅から乗車し、約30分で台中駅に到着しました。以前の旅行では、台北駅から急行で往きが2時間ほど、帰りは台北駅手前で列車が混雑し3時間ほどかかった事があります。
台中駅には高雄からの出迎えのバスが到着していました。早速、台北市内の見学です。巨大な弥勒菩薩像で有名な宝覚寺に向かいました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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台中の新幹線駅に到着しました。急行電車の時は往きが2時間余り、帰りは台北近くで渋滞し3時間程かかりましたから、随分と便利になりました。
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台中駅まで、旅行社の観光バスが高雄からで迎えに着てくれました。このバスで台中市内を見学し、今日は台中での宿泊です。
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新幹線の台中駅構内の電光表示板です。桃園駅を14時20分に出発し、15時頃に到着しました。時計の表示は15時8分です。
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台中で最初に見学したのは、宝覚寺です。その正門です。日本に所縁の深いお寺だと、現地ガイドさんからお聞きしました。
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同じく宝覚寺の正門のアップです。寶覺禅寺とも呼ばれているようです。この寺の創建は1928年とされます。日本統治時代のことです。
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もう一枚正門の写真です。木組みに漆喰が施されているのか、石で造られているのか判然としませんでした。新しい造りです。
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入口の横の低い場所で見つけ丸瓦のような文様です。細かな文様でした。丸瓦を装飾に使ったのかもしれません。
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宝覚寺は修復工事の最中でした。古い本堂は、鞘堂の中に収まっていました。鞘堂は、臨時のものではなく、恒久施設のようです。
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鞘堂に納まった本堂の額です。宝覚禅寺の金文字が記されていました。鞘堂では、岩手県の中尊寺金色堂の覆堂等が有名です。
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前庭の光景です。少し手狭な感じで各種の造形物が並んでいました。線香立、石碑や石像などです。
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一文字だけ、大きな佛が刻まれた石碑です。お寺より古い感じもします。この地に運ばれてきたものかも知れません。
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句碑です。最初の3文字が良く分かりません。強いて読み解くなら、『菩提樹の花に微笑む弥勒像』です。岳水の名が記されています。俳人としては、燕巣主宰の羽田岳水氏の名が見付かりましたが、同人かどうかは分かりません。
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漢詩が刻まれた石碑です。呉氏の揮毫です。『大肚包了郄人間多少事満腔歓喜開天下古今愁』と記されているようです。
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大きな線香立ての上の部分です。二重の飾り屋根になっています。お寺が創建された時からのものでしょう。
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大きな線香立ての下の部分です。鼎足のブロンズ製です。宝覚禅寺や佛の文字と、雲などの文様が陽刻にされています。
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キョウチクトウ科のアラマンダでしょうか。和名は有明葛(アリアケカズラ)です。鮮やかな黄色の花です。
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白い石で造られた右手に数珠を持った弥勒菩薩像です。大きなお腹と大きな耳たぶ、それと笑顔がトレードマークです。
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お堂の中の光景です。阿弥陀仏の周りに沢山の花が飾られていました。本堂ではないようです。
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そのお堂の賽銭箱です。右から読めば『廣種福田』となります。小銭を入れて、お参りしました。
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建物のアップです。改修工事で造られた新しい建物のようです。現代的なスマートなデザインです。
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軒先の構造です。少し繊細な動作のように見えます。支えの部分は強度を分担せずに飾りの目的かも知れません。
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この巨大な弥勒菩薩像が宝覚寺のシンボルです。高さは30.1メートル建立は1975年とされます。日本では七福人の1人、布袋様の名前で親しまれています。
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弥勒菩薩像のお顔のアップです。中国に実在したとされる布袋様は、本来の名は釈契此(しゃくかいし)です。後に弥勒菩薩の化身の噂が広まったようです。
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宝覚寺を取り囲む塀です。青い屋根の一部には、剥がれ落ちた瓦があります。中々凝った造りです。
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塀の上部のアップです。青い瓦に、落ち着いた茶色系の彩色の下部の造作です。彫刻も凝っています。
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巨大な弥勒菩薩像の足元、基礎部分です。民国62年の文字が見えました。民国元年が、1912年ですから、1973年になります。
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入口付近の光景です。築山風の土盛がありましたが、その横には石が山積みされていました。建設工事の途中のようです。
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入口近くにあった2頭の象の像です。白い象は釈迦生誕に因む逸話があり、仏教にとっては神聖な動物です。
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納骨堂らしい建物の上部の飾りです。この部分をアップしますと、近代建築のイメージです。
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全体が青銅器を連想させるような建物です。下部に入口が見えますが、上部に窓は開けられていません。納骨堂でしょうか。
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