衝撃の爆破建築物＆イスラム文化のサラエボ

2004/07 - 2004/07

朝8時にベオグラードからバスで到着だったからとにかく寝たくてユースで数時間休憩。
それから市街地へ。

旧市街地はイスラム文化を十分に堪能できる。
「サラエボ=戦争の傷跡」と言うイメージしかなかったのでこれはびっくり。
この写真だけ見たらどこかアラブの国みたいでしょう。
ここで1990年代の戦争だけではなく、もっともっと長いバルカン半島の複雑な歴史を垣間見る事ができる。

旧市街地を抜けると新市街地。ここは昨日の旅行記の通り、破壊された建物がいっぱい。
廃墟ではない、って言うのは、ぼろぼろでも人が住んでいるし街も機能しているから。
でも国連軍のベースが待ちの真ん中（イタリア軍がいた）にあったり、やっぱり戦争は終わってもまだまだ問題はあるんだな、って思わせてた。

スナイパー通りもただの市電の走る大通り。でも戦争当時は「ここを歩く＝死」だったのです。
老若男女かかわらず、ここを歩く人はスナイパーに狙われ狙撃されてた。
でも今はそんな面影も・・・・・・あるわ！
これだけ破壊されてた建物、道路があれば、「そんな事も遠い昔」なんて遠い目で見る事不可能！

エリア サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス

セルビア軍に爆破された建物。

こちらも同じく。
このふたつはスナイパー通りにある。

この山の上からセルビア軍は砲撃した。

打って変わって旧市街地。
トルコの様なイスラム風の町並み。

これはキリスト教教会。
その他にもシナゴク（ユダヤ教地区）もあり、イスラム、キリスト、ユダヤ教徒が混じり住んでいる。
これが数百年間戦争の元ともなってきた。