2009/11 - 2009/11
67位(同エリア100件中)
Noelさん
ティラナからの日帰りで行って来たKuruja(クルーヤ)!
今回泊まったユースのおばちゃんに「クルーヤはほんといい所だから絶対行くべき!ミニバスで1本だし」と言われ、バス乗り場も教えてもらっていざ出発!
ティラナのバス乗り場、めちゃくちゃ分かり辛い!
まず、バス停らしきバス停が無い!
バスの絵が描いてあるポールがあって、ここが一応バス停。
時刻表、系統図なんかある訳ない!
唯一の例外は空港行きバスのみ!
で、庶民は一般のバスよりもミニバスを使う。
ちょっと高いけど、好きな所で降りられる&便数が多いので融通が利くのです。
中央駅傍の長距離バスのバス停。
って言うか、単なるでかい駐車場にバスがダダダ!って並んでるだけ。
時刻表も何もない。
そこでクルーヤ行きのミニバスを聞いたらあっちへ行けって指さされ、ミニバスがずらーーーっと並んでる所へ。
そこではガキ兼車掌が行先を連呼して客集めしてる。
その中のガキに「クルーヤ?」って聞いたら乗れ乗れの合図したので乗る。
そして出発!
次のバス停らしき所でドアを開けて彼が発した言葉、
「DURRES!!!」
おい!行先ちげーよ!
* Durresは全然違う方向の港町。
客呼びしてるガキ呼んで「Durres?」って聞いたらうなずきやがった!
自分を指さして「Kuruja!Kuruja!」って騒いだら、ガキ焦り出す!
運転手と何か話してこのまま乗れとジェスチャー。
次の次のバス停で、ここ降りれの合図。
そしてミニバス探せ(と多分言った)。もちろん運賃支払わず。
このバス停でKurujaを書いてるミニバスを待つも20分経っても来ない!
疲れて来てて「このままティラナ市内へ帰るか?ここなら帰り方わかるし」って思った時に路線バス登場!
そこに「Kuruja-なんたら」って書いてある!
この「なんたら」が非常に気になったけど、乗る際に運転手に「Kuruja?」って聞いたら頷いたので乗車。
その後、車掌来て40レバ(=40円)支払う。
再度「Kuruja?」って聞いたら
首、横に振った!
焦ってしまって「運転手に聞いたらクルーヤ行くって言ったから乗ったのにクルーヤ行かないの!?」って、相手がわかる、わからないどーでもよくなって英語で大声で質問。
そしたら隣の席のおばちゃんが「Kuruja?」って言って、まあまあ座ってなさいってジェスチャー。
このまま50分位行ったら終点到着。
たしかガイドマップではティラナから1時間でクルーヤだったのに。
しかもクルーヤは風光明美な山の中腹なのに、山なんかありゃしない平地!
どこがクルーヤだ!
と思ったら!
バス停から20m位歩いた所にミニバスがどどどーーーーーって並んでる。
一発目でKuruja! 行き先のプラカードも見たし、運転手にも2度確認!
つまり、この路線バスはクルーヤまでの途中の町行きだったのですね。
ちなみに帰りのバスは無事ティラナ行きノンストップ便乗ったけど、この町通らなかった(爆)!
物凄いオフロードを通って(ごみ入るの怖くて写真撮ってない)山を登る登る!
ある意味これで間違いなくクルーヤに行けるって確信!
30分ちょっとでクルーヤ到着!
ここまでのミニバス代100レバ(=100円)
泣きそうになりながらも、人の2倍以上の時間かけてもやって来ましたクルーヤ!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 航空会社
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-
クルーヤ到着後、大きな看板発見!
一応観光客向けにあるんだ!
そう、実はここ、博物館があり、そこへ行くまでの道のりにオールドバザールと言う観光客向けの商店街がある! -
これでもかーーーーってアルバニア!
-
もちろんそれだけじゃなくて、民族衣装も販売!
値段聞きたかったんだけど、なんせ客いないからもしそんな事聞こうものなら買うまで逃がさない!って感じだったので素通り。 -
そして歩く事5分、到着しました、博物館、
Muzeu Kombetar Gjergj Kastrioti Skenderbeu
アルバニアの英雄Gjergj Kastrioti Skenderbeuの名前を取った国民博物館! -
いよいよ博物館館内・・・が!
館内撮影禁止!
別に是非撮っておきたい物ってなかった。
写真を撮る価値のある物、それはこの建物の上のバルコニーからの眺め! -
クルーヤの街並み!
よくもまあ、こんな所に! -
アルバニアの旗もはためく!
-
そしてその上は絶壁!
-
番外編!
この博物館のトイレ!
和式ですが、向きは反対。ごみ箱の方を向いて用をたす。
そして水槽の上のミニバケツで赤いバケツから水を汲んでウォシュレット! -
博物館を後にして市内へ。
市内はこんな風に大工事中。
数年後はもっと立派な町になってるのかな。 -
こんな高地にクルーヤはあるのです!
-
市内、普通に野生のロバが!
-
で、うろうろしてたら、人がドンドンある一定の方向に歩いて行く!
と言う事で、ついて行く事に。
そしてたどり着いた所は、
サッカー場! -
この日、地元のサッカーチームの試合があった。
始め入場料金取られると思って門の外から見てたら係員が「入んなさい」って手招きして中に入った。元々無料だったみたい! -
で、見やすい場所あるかな?って観客席の後ろの通路を歩いていたら前の人も中の人も振り向く振り向く!えぇ、ちょっとした有名人です。アジア人が全然いないので珍しいのでしょう!
大人は興味あるけどチラ見してるだけ、でも子供は正直。寄って来る寄って来る!
でも言葉ができないからハロー!とかそんなレベル。
まずチーノ(中国人)?って聞いてくるから唯一できるアルバニア語、ヤポーニャ(日本人)!と訂正。
これが1グループと話してバイバイ!ってすると、次のガキグループがやってくる!
そして単語での会話でガキが大騒ぎしてると周りの大人が「静かにしろ!」って注意。
訳わからん状態続いて、サッカー状態じゃないかった!って別にそんなサッカー好きじゃないからいいけど!
そのガキグループの中のひとつ! -
いよいよクルーヤからティラナへ。
バスターミナルは直ぐ分ったんだけど、ミニバスあるわ大型バスあるわ。
で、どれもティラナ行きって看板付いてる。
時間は置いといても確実に帰れると安心してると次は「どれ乗ったら早く帰れるんだ?」って欲が出てくる。
その時に英語で声をかけて来た青年。
「ティラナへ行くのか?だったらこの大型バスがいいよ」
と言うアドバイスで乗車。
彼はクルーヤの友達の所へ遊びに来ててティラナへ帰る所だった。
「ミニバスは高い代わりに早いけど、クルーヤからティラナの路線は結構寄り道するんだよ」と彼。
アルバニアで流暢な英語話す人を見つけたら嬉しくてバスの中で雑談しまくってた。
彼は建築学を勉強していて、研修で中国に行った事がある。
多分、共産圏繋がり?
かなりのカルチャーショックだったらしくて、今度は別の国へ行ってみたいって言ってた。
アルバニアで難民、出稼ぎ違法移民以外で外に出られるって結構上の人なのかなって思ったけど。
と言う訳で、記念写真。
結構バルカン(セルビア、ブルガリア、クロアチア等)の青年ってこんな感じの筋肉の人多いんだけど、アルバニアは食べ物が無いのかみんな痩せてた。
なのに彼だけは筋肉ムキムキで「建築学の学生と言うよりは土方!?」って感じ。
毎日トレーニングしてるそうです。ちなみに19歳。 -
そしてバスはどんどんクルーヤを離れていく。
途中、ちょこちょこバス停に止まって数名乗り降りあったけど順調にティラナへ。
彼は最後の駅の手前で降りて行った。
で、最後の停留所、それはティラナ駅。
ここまで乗ってた人僕一人!
みんな手前の商店街で降りてったんですね。
僕はよくわかんないから最後まで乗ってたのです。
そして運転手に乗車運賃を払おうと思って札をだしたら、
「なんだこの金は!」
って、いきなり英語で怒鳴られた!
はあ!?なぜ!?
いくらなんでも1000レク(=1000円)札だして足りない訳ないじゃん!
それでも運転手がわめく。
「どこの国の金だ!?」
どこの国?
ん????
あ・・・・
ハンガリーフォリント出してた!!!!
前日までハンガリーにいたので財布にごちゃごちゃに入っていたのですね。
だってアルバニア・レクだってまだ使用して2日目でどれがどれだかわかって無かったし、どっちもラテン文字だから見分けつかないし、数字単位大きいの似てるし…(言い訳)
と言う訳で、運転手片言英語できたので、ちゃんと値段聞いてあわてて100レク(=100円)をコインで支払う。
一応「ごめん、昨日ハンガリーから来たばかりで札に慣れてなかった」って言ったら「いいよ、いいよ。どっから来たんだ?」って聞かれて「日本人だけどドイツに住んでる」と回答。
その後は非常に和やかに「そうか、そうか、気をつけて行けよ。じゃあな!」って終わった。
教訓。
国変わったら、財布の中のお金はしっかり取り替えましょう!
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