物価が安いコソボ！

2015/04/04 - 2015/04/04

最近できたフランクフルト/プリシュティナ直行便。
しかも運行がアドリア航空。しかも機材がA319。
自国のハブ、リュブリャナまでがCRJ900なのに、第三国路線の方が大きな機材なのね。
しかもフランクフルト/ティラナまでA319。

と言う事で、イースター休暇を利用して行ってきたコソボとマケドニア。
ここではコソボを紹介！

時系列で行くといつもフランクフルト空港のラウンジになるから、ここはアルバニアで有名なハンバーガー店、Kolonat！
コソボはアルバニア系がほとんどでアルバニアの影響をもろに受けてる。
でもアルバニアもかなりのDQN国なんだけど、それ以下のポジションの国って・・・
某世界展開してるハンバーガーチェーンのパクリ、じゃなくて、デザインがたまたま似てしまったハンバーガーショップを受け入れるコソボ。興味津々！

エリア プリシュティナ(コソボ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 2.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: アドリア航空 (運航停止)
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はターミナル１、シェンゲン外からの出発。
なのでANA羽田便が出るサテライトのセネターラウンジ。
前は夜だったけど、今回は昼＆中途半端な時間帯でガラガラ。

ちなみにコソボ路線、アドリア航空委託のルフトハンザのオンラインチェックイン不可。
ビザの無い人はチェックインできません、って。
日本人はビザいらないけど、チェックインはオンラインではなく空港のチェックインカウンターで。

イースターの玉子。

朝食メニューもそんなに夜と変わらないかな。

とりあえずスパークリングワインで乾杯。

昼は昼でかっこいいかも。
フランクフルトのラウンジで一番のお気に入りがここ。
あ、ファーストクラスラウンジは行けないので知らないよ！

この日は一列目から全てエコノミー。通常は一列目はビジネス。
欧州内の機材ってビジネスクラスもインチキエコノミー席だからこんな運用可能。

コソボ人の観光客が帰路に使ってた。
いかにもなツアーガイドさんが団体に説明して周ってた。どこ行ってたんだろ？

シートピッチは正直キツい。
3列目だったけど、30インチくらいじゃないかな？
普通に座るとひざが前の背もたれに付く。

乗客は全て搭乗したんだけど、扉が閉まらない。
地上から貰った人数とCAが実際に数えた乗客数が合わない。
この時のCAさんがドイツ語ペラペラで会話内容暇だから聞いてた。
でも人数合わないって・・・
Germanwings事故あったばかりだし、ちょっと不安なんですけど。
団体に子供連れ多かったからそれも関係してるのかな？
3回数えても同じで、機長が出てきて地上からの名簿の人数を直してサインしてやっとドア閉まった。

アドリア航空のHPには機内食、ドリンクは販売って書いてあったんだけど、実際はサンドウィッチとジュース、コーヒー紅茶が無料で出た。
2時間越えてたからかな？帰りは1時間半のフライト2回だったけど、しっかり販売してた。

何事も起こらずコソボ到着。
思ったより近代的な空港でびっくり。
ティラナ空港の時も思ったけど、思いっきりぼろい空港の場合は建替え需要で新しくなるんだろうね。
この立派な空港に比べテサロニキ空港のぼろさと言ったら・・・

荷物受取。
入国審査待ち時間ゼロで通過したのに既にフランクフルトからの荷物がターンテーブルで回ってた。
ってか、この行商の様な荷物。多分あの団体さんだろうけど、やっぱ行商？
西側からたくさんいい物持ってきたのかな？

空港からバスがあるんだけど、便が少なくて2時間待ちだったからレンタルアパートの人に送迎頼んだ。EUR20。
20分走って市内中心部到着。
中欧、東欧はレンタルアパートが充実。しかも安いし。
これで一泊EUR30。ここだと3人とかで割ったら一人EUR10、ユース並み！

ただ、コソボの一般月収はEUR150-300。そう考えると結構な高額なのね。

もちろん朝食は無いけど、近所にスーパーあるしカフェもあるし。
通貨はユーロ。
自国通貨を発行する力ないんじゃないかな？
両替する必要ないから便利。

キッチンあるから自炊可能。
Wifi全く問題無し。

市内へ。
で、初めにお目にかかったのが電気のつかない信号・・・

ただし、思ってたよりプリシュティナかなり都会。
高層マンションもあるし、中層階マンションもだだだだーーーって連なってるし。

夜歩いてたらゴミ箱でゴミ燃えてるし！
ちなみに治安、全く問題なし。
戦争、紛争の不安定要素感じなかった、強盗等犯罪の危険性も無い。
ご心配なく。

市内でまず見た場所がNewBornモニュメント。
2008年2月17日にコソボの独立宣言に合わせて設置。

青少年スポーツセンター

教会。

街一番のインパクト。
大学図書館。
社会主義国時代のセンスの悪さの代表格かも。

教会なんだけど廃墟。

Skënderbeuの銅像。
市内には銅像一杯。

旧市街地を散策。

市場！

市場にもスーパーにも物は一杯。
食べ物の物不足は一切感じなかった。

こういった物は量り売りなんだよね。

民俗学博物館。
単に昔の家の再現なんだけど、面白かった！

この地方の人の昔の暮らしが見える。

多分、当時の中でもいいうちだったんだけど思うけど。

他に誰もいない。

この先のテラスでちょっと休憩。

民族衣装。
入場料は無料。寄付金をよろしく、って受付の兄ちゃんが。
お椀が置いてあるだけ。
この寄付金は市に行くのか彼のポケットに入るのか・・・

再び銅像。

そして銅像。
ビルクリントンの銅像は市内中心部ではないから行かなかった。

広場では子供遊んでるし。

そしてコソボなのにアルバニアの旗が大きくはためく。
あちこちでアルバニアの旗があった。

コソボの旗も。でもちっちゃいんですけど・・

お勧めレストラン！
コソボ在住日本人の方のブログ見てて、一番にお勧めしてたからまず行ってみた。
正直コソボのレベルから見たら高級レストラン。

が！我々から見たら激安！
この写真のステーキとパンでEUR9。
ハウスワインと水入れてもEUR12.60だった。
しかも店員がみんなフレンドリーでてきぱき働いてる。
しかも朝8時から夜11時まで営業。

と言う事で気に入って翌日も行ってみた。
石焼チキンピラフ。
これでEUR5！ドリンク入れてEUR8.50。

店内は中と中庭があって、気分によって選べる。
ただ、中庭は喫煙者多い傾向が。

高級レストランでこれだと一般レストランは？
一枚目のコロナートだとバーガー、ドリンク、ポテトでEUR3。
完全に名前の無い所だとハンバーガーでEUR1。コーヒーはEUR0.50。

コソボはアルバニア人が大多数、つまり回教徒なのですね。
明らかに欧州人の顔してるけど回教徒。ちょっと変な感じ。ボスニアもそうだったけど。
と言う事でモスクがあちこちに。

このおじいちゃん達は何もせずにぼーっと。

お祈りの前に体を清める所。

非回教徒の自分に取っては朝5時半からコーランが街中に流れて起こされるのが辛い！

なんか寒いと思ったら雪！
4月に雪ですか！

物価が安いコソボ、値段見ないで買っても怖くない。
みんな親切でぼったくりも無いし。
このケーキは見るからに高そうなショップで購入。
ひとつEUR1.20だから現地から見たら結構高級品。
ちなみにパン屋で菓子パンはひとつEUR0.30位だった。

市内中心部からバスターミナルはちょっと距離がある。
荷物が無ければ歩けるけど。
今回のアパートの管理人さんが無料で送ってくれた。
ここから次の目的にスコピエへ。

乗車券はターミナル内の切符売り場で買ったけど、車内で直接買えた。
売り場で買うとEUR0.50手数料取られるから車内で買ったほうがいいかも。
スコピエ行きは1時間に一便ある。

乗り場。
チケットは英語で乗り場、時間の説明あるから迷わない。
ってか、そこまででかく無いし。

腹ごしらえもばっちり。

ミニバスよりもやや大きめのバス。
時間、運行会社によって違うんだろうね。

この時知り合ったポーランド人の女子大生二人組み。
スコピエからプリシュティナ、一泊してサラエボへ、の予定だった。
しかしセルビアの国境超えできず。
彼女達曰くプリシュティナで一泊したからだって。
結局このバスでスコピエに戻って、プリシュティナを通らないルートでサラエボへ行くそうだ。
確かに外務省安全情報に陸路のコソボとセルビアの移動は厳しいってあったと思う。
第三国を通ると大丈夫なんだって。
予定のある人はご注意を！