2005秋、ベトナム旅行記1(19完)：10月17日：深夜便で福岡経由帰国、おわりに

2005/10/13 - 2005/10/17

＜2005年10月17日(月)＞

　昨晩、予定通りに10時前にはマイクロバスで迎えに来てもらいました。HI*の現地ガイドさんは、念のために帰国3点セットであるパスポート、搭乗券、空港税用の20万ベトナムドンの確認をしてくれました。実は空港税のことをうっかりしていましたが、小銭を合わせると、ぴったり20万ドンが残っていました。
　ベトナム入国の時は、飛行場からは一人だけでしたが、今度は他のツアー客の人達を別のホテルで拾って、乗り合わせになりました。夜の道路は混雑も無く、30分ほどで飛行場に着きました。

＜深夜便での帰国＞
　往路は福岡空港乗換えでしたが、帰路はセントレア直行便でした。セントレア空港に到着した後、「福岡行きの方はこちらの集合してください」とガイドさんが声を掛けていました。私の場合と逆になったようです。
　深夜便に搭乗してからは、後で時差ぼけにならないよう、出来るだけ早く就寝するようにしました。明日（？）の朝が、2時間早く始まるからです。その甲斐があって、まったく時差ぼけはありませんでした。もちろん、一番大きな理由は２時間だけの時差のためです。

＜朝食はパス＞
　ベトナムでは、ビールは氷を入れて飲むのが普通のようです。グラスで飲む時にはよほど注意しないとサービスの積もりでグラスに氷が入れられてしまいます。今回は何回か、その場面がありました。一人に「ノー・サンキュー」で断っても、別の店員さんが、知らない間に氷を入れてくれたりします。
　その氷だったのか、別の食べ物だったのかは分かりませんが、機内では余りお腹の調子がよくありませんでした。我慢できるレベルでしたが、朝食は、最初から遠慮しました。プラスチックのコップ1杯の水だけを貰いました。最終日は、よく飲み、よく食べましたから、単にその影響だけだったかも知れません。
　その朝食は、機内の明かりが3時間ほど暗くなってから、再度、点った時でした。窓の外はまだ薄明かりでした。まだ、遅くまでの食事と、お酒を飲んだ時から余り経っていませんでした。お腹の調子が良くても断るつもりでした。帰路は2時間マイナスの時差でしたから、忙しい朝の時間でした。

＜おわりに＞
　4泊5日のベトナム旅行でしたが、帰国が日付線を越えた深夜便でしたから、実質、3泊4日の日程でした。気侭な自由旅行でしたが、大いにベトナムの風光明媚を満喫できました。
　一方、30年前に終結したベトナム戦争の記憶を、今一度蘇らせ、自分自身の総括の機会にもなりました。当時の南ベトナム、あるいは北ベトナム側からのリアルタイムの従軍取材情報や、その後の作品などが走馬灯のように浮かびました。書物、写真、作家、ジャーナリストや写真家の名前や面影などです。
　既に開高健さんは鬼籍に入られました。本多勝一さんの著作も、かなりの本を、過日、整理しました。整理する時に目をやったページに、石原慎太郎さんに対する厳しい論評がありました。石原さんが南、本多さんが北側での従軍取材中の出来事の場面でした

＜謝辞＞
　終始気侭な一人旅でしたが、楽しい旅行でした。現地でご一緒したメコン川クルージングの皆さん、ツアーガイドのホウさんとホアさん、そして、お寿司屋・勘八の皆さん、そのほかにもお世話になった皆様方に、心より厚くお礼を申し上げます。又のベトナム旅行の機会を念じて、小冊子の筆を擱きます。　本当に有難うございました。（本文　完）

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス

「ウェルカム・フルーツ」で部屋に届けられていた最後は、ドラゴンフルーツです。ナイフとフォークを使って最後の日に食べました。

この旅行記の最後に、泊まったホテルの設備を紹介しておきます。机とテレビ等の什器類です。

止まった初日にも紹介した窓際の光景です。ホテルのプールが眼下に見渡せました。旅の友のオールドパーは丁度無くなりました。

洗面室です。ホテルらしいちゃんとした設備でした。毎日の清掃も、全く問題ありませんでした。

枕元の光景です。こちらの方も十分な設備でした。毎日のベッドメーキングも、丁寧にされていました。

セーフティボックスです。十分な大きさと重量がありましたから、初日から使用しました。暗証番号でロックでき、キーはありませんでした。

これは、ある日のホテルでの朝食です。バイキング方式で、お粥やチャーハン類もありましたが、朝は洋食にしました。

ホテルのロビーです。チェックアウトも簡単に済みました。最終日の外出の時には、チェックアウト後の荷物も直に預かってくれました。

ロビーの中央に飾ってあった花です。ゴクラクチョウカなど、トロピカルな花でした。

正面はレストランの入口方面です。4日間とも朝食の時に利用しました。寿司屋のお手伝いと兼任されている人もいましたので、気楽に利用できました。