2005秋、ベトナム旅行記1(18)：10月16日(5)ホーチミン・動植物園、ベンタイン市場

2005/10/13 - 2005/10/17

10月16日の旅行紹介の続きです。動植物園見学の後、ベンタイン市場に戻りました。晩酌のお店は、その近くの屋台にしました。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー

オスの孔雀が尾を広げたところです。皆さんの歓声が上がりました。少し離れていましたが、すかさずシャッターを切りました。

赤、青、黄色とカラフルな鳥です。姿から見てインコのようでした。かなりの大きさの鳥です。

木の色と見分けがつきません。真ん中あたりで腹ばいになっているのは、川獺（かわうそ）です。残念ながら日本川獺は絶滅しました。

置物ではありません。本物の月の輪熊です。まるで冬眠前のように、丸々と太っていました。

グレーター・フラミンゴの説明看板です。日本名はオオフラミンゴです。鳥の名前以外は、全てベトナム語でした。因みに、もう1種はレッサー・フラミンゴです。

ブロンズ製の象です。公園の飾りと言うより、記念の品として寄贈された物の雰囲気があります。多分、そのことがプレートに記されているでしょう。

一番左は、何度も目にした花木です。その奥には何等もの馬を模した、樹木で仕立てた飾りがありました。

デンドロビュウムは、元々、着生蘭ですが、これは後から植付けられたデンファーレです。枯れ木に花と言った風情です。

建物の後ろに、鬱蒼とした樹があります。葉の付き方から見ますと、蔦が全体を覆ったもののようです。

大きなバスケットを模した花壇の中で咲いていた花です。あちらこちらに遊び心の演出がありました。

インドシナ半島の国では時々見かけるヤシ類の樹です。大きな団扇を広げたような樹姿は、一度見たら忘れられません。

ベトナム歴史博物館の建物正面は既に写真紹介しましたが、今度は、少し離れた場所からの撮影です。

石垣の上の一段と高くなったところに、あまり大きくない寺院がありました。女性の方が一人詰めて管理をされていました。ここも公園内です。

寺院の内部です。外光を沢山採り入れて、明るい雰囲気です。内装の色彩も明るい色でした。

階段の手すりについていた龍の飾りです。2色の青色を基調とした、派手な色彩です。

青銅製の大きな鼎型の器です。線香立てにしては少し高過ぎるようです。周りには、カンナの花が咲いていました。

焼物にしては少し構造が複雑で、大型過ぎます。造形した物に跡から飾りを付けたものに見えます。足元にはベトナムの文字があります。

昼食から4時間ほど経った夕刻です。動・植物園公園方面からタクシーで戻りました。ベンタイン市場の周りで、テントが組み立てられ始めました。

ベンタイン市場から少し離れた場所です。夕暮れとともに、土産物の屋台が並び始めました。食事の前の5時頃に撮った写真です。若い店主が多い、おしゃれ用品の店が主でした。

辺りが暗くなってきましたので、晩酌のお店探しです。明るい内に見当を付けておきました。ベンタイン市場の近くです。

付近を散策しながら、お店が開くのを待ちました。路上にパイプでテントが組み立てられるのを、明るい内に見届けました。

お土産の品や服飾を扱う露店に明かりが点りました。その明りに誘われるように人が集まり始めました。私もその中の1人です。

屋台の周りに集まってきた若い人達です。観光客は少なく、地元の方が多いようです。

薄明かりを頼りに果物を商っている人達がいました。長丁場になるのでしょうか、食事中の方もいます。

明るい内に見当を付けていましたが、お店の繁盛振りを見ながら最終決定しました。オープンタイプのお店は、フランス文化の影響でしょうか？

賑やかそうでしたから、このお店に決めました。メニューを見せて貰い値段を確認して注文しました。店長らしき人が、蟹や蝦を2匹を1匹にして、半額の値段にしてくれました。

テントで20軒ほどのお店が出来上がりました。市場はお終いになって、食堂も棲み分けのようでした。最初は大きな渡り蟹に似た蟹料理です。

タニシに煮た巻貝です。ゆでて味付けをしてありました。敷いた野菜は、貝を食べた後、スープにして出してくれました。爽やかな味でした。

最後は手長海老です。これも水槽で泳いでいるのを、その場で料理してくれました。長かった手は切った上で添えてありました。美味でした。

食事の後で、屋台があった一角を見学をしましたら、すでに大方のお店が店仕舞いでした。その間、1時間あまりでしたから、不思議な光景でした。