2005秋、ベトナム旅行記1(16)：10月16日(3)ホーチミン・ベンタイン市場、戦争証跡博物館

2005/10/13 - 2005/10/17

10月16日の旅行紹介の続きです。昼食はベンタイン市場の中で済ませました。その後、戦争証跡博物館の2回目の見学です。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー

少し裏通りになる町並みの紹介です。歩道は所々で、お店に占領されていました。何となく、のんびりとした雰囲気でした。

裏通りの町並み光景が続きます。のんびりとした雰囲気は、道路で遊ぶ子供達にもありました。

赤旗が掲げられた立派な建物です。政府組織の建物でしょうか。青い横断幕があり、正面扉は締め切ってありました。

広い歩道ですが、通行を邪魔するものが、真ん中にありました。通信線路のようです。右側は、厳めしい鉄柵に囲まれた建物でした。

統一会堂の周りは、歴史的地区のようですから、余り高い建物は見ませんでした。例外的な新しいビルの1つです。

バス停留場です。その付近を一回りしてきました。各地へ向けて出発しているようでしたが、利用するには情報不足でした。

ベンタイン市場から余りはなれていない場所です。この近くにも、何軒か飲食店はありましたが、入る気持ちにはなりませんでした。

カウンターを覗き込んで、お店の人と手振りで会話をして、ヘルシー麺に決めました。味の調整は、店の人が手伝ってくれました。タイガービール付きです。

昼食の間に大雨になっていました。スコールのような雨でしたから、暫く待てば上がりそうでした。

スコールが止むまでh足場楽足止めです。激しい雨脚を眺めながら、次の見学地を考えました。

これだけの雨が降りますと、さすがに単車は走らなくなりました。走っているのは4輪車だけです。

ベンタイン市場の平面図です。色分けしてあるのは、取り扱っている品物のようです。開放的で、活気のある市場でした。

美術博物館の見学を終えて、ベンタイン市場へ戻る途中の町並み光景です。3階建ての家と街路樹が続いていました。

戦争証跡博物館は2度見学しました。1回目は12時近くになり、すぐに昼休みになりました。その間、閉門されました。

前庭の一角にあった売店です。外から眺めただけでしたが、ほとんどが戦争グッズのようでした。吊り下げられているバッグや服も迷彩色です。

迷彩色を施したプロペラ機です。あまり大きな機体ではありませんから、輸送機や爆撃機ではなく、偵察機あたりのようです。

固定式の大砲です。基地の防衛のために使用されていたものでしょうか？右奥の少し薄い水色の砲は、高射砲のようです。

軽飛行機ですから、民間機のように見えますが、星マークの横には「U.S.　Air　Force」とアメリカ空軍の表示がされています。

博物館の前庭には隙間がないほどにベトナム戦争中のアメリカ軍の兵器類が展示してありました。その間を縫うようにしての見学でした。

大きく変形した部分がある大型戦車です。戦闘中に破壊されて放棄されたものかも知れません。

1966年度のピュリッツアー賞を受賞された、故沢田教一カメラマンの「安全への逃避」です。戦争で逃げ惑う一家の写真です。

２回目の見学は好天の日曜日でした。この戦争証跡博物館では、日本人観光客も多く見かけました。会話から判断して、一番多かったのはアメリカ人観光客でした。

横から眺めた本館の建物です。中央には傘のような形をしたレーダーがあります。手前は移動式の高射砲のようです。

漢字でも「虎籠」の文字が見えます。ベトナム戦争中、拷問で悪名高かった、コンソン島の牢獄を忠実に再現したコーナーです。中に入って見学することができます。

中野撮影は禁止されていた記憶です。手元に写真が残っていませんでした。拷問場面の写真もあったようです。

ベトナム戦争中の、世界各国の反戦運動のポスターや写真が展示されているコーナーがありました。その中の日本コーナーです。

写真展を見学してきて、なにやら話しこまれている二人です。感慨深いものがあったような仕草です。

倉庫のように見えますが、これらの建物の中に写真が展示してありました。日本人写真家の特別コーナーもありました。

博物館の全体案内図です。本館が上部、虎の檻が左横、写真コーナーが南側から東に向けて、いくつかのコーナーに分かれています。

これで2回に亘る戦争証跡博物館の見学はお終いです。中庭に戻ってきました。地元の方が熱心に軍用機に見入っていました。