2005秋、ベトナム旅行記1(13)：10月15日(4)ホーチミン・戦争証跡博物館、泊まったホテルでの晩酌

2005/10/13 - 2005/10/17

10月15日の旅行紹介の続きです。ホーチミン博物館の見学の後、戦争証跡博物館を見学しました。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー

旧、大統領官邸から戦争歴史博物館へ向かう途中の町並み光景です。古い建物が壊され、更地になっていました。

更地の横のまだ新しい建物です。学校のようでした。小学校か、中学校当たりのようです。

戦争証跡博物館は、1975年に終結したベトナム戦争の歴史的事実を、実際に使用された兵器、牢獄、写真などで紹介した施設です。

戦車も展示してありました。戦争終結時、旧大統領府に最初に入ったのは北ベトナム軍の戦車ですが、これにはアメリカ軍の表示があります。

戦車についての知識がありませんから、外観では余り区別が付きません。少しスリムな感じで、年代も新しいようです。

これも米国の空軍機です。戦闘機にしては少し大型のようです。

ベトナム戦争当時の最新鋭の戦闘機でしょう。外見上、壊れた跡はありませんから、終戦時に放棄された機体でしょうか。

近寄ってギョッとするのは、窓から突き出た機関銃です。攻撃用のヘリコプターのようです。微かな記憶で、アパッチ、コブラ等の名前が蘇りました。

本館施設の中に入って前庭を眺めたところです。昼休みの閉館間際でしたから、人は疎らでした。どう言う訳か、入場料を払わずに入館できました。

本館の中の１室です。子供さんたちの絵が部屋中に飾ってありました。題材は戦争に関するものです。ホーチミンの胸像も正面に置いてありました。

半ズボン姿の方が見つめているのは、ホルマリン漬けの奇形児です。ダイオキシン被害です。近寄って撮影する勇気はありませんでした。

本館1階の写真展示コーナーです。すさまじい空爆の後の写真のようです。無残に破壊された建物、町の姿です。

目を背けたくなる、残酷な写真も多くありましたが、カメラを向けることができませんでした。戦争がいかに非人道的なものかを実感できる博物館です。

ホーチミンの胸像です。山羊髭を蓄え、ホーおじさんの愛称で呼ばれていたようです。今は、紙幣に描かれるベトナムの英雄です。

ホーチミンの胸像が飾ってあった部屋に展示してあった絵です。お子さん達の力作です。

これで戦争証跡博物館の見学はお終いです。ベトナム戦争の悲惨さを改めて思い知らされた見学でした。

戦争証跡博物館の見学を終えて、次へ向かう途中の町並みです。学校のような造りでした。門が開いていましたので、前庭で写真を撮りました。

更に庭の中に進んでの撮影です。庭を取り囲むような2階建ての建物です。綺麗に手入れされた庭でした。

昼食を摂ったお店です。入口は別の場所にありました。かなり大きなお店でした。

こちらがレストランの入口です。言葉が通じなくて、注文するのに少し骨が折れました。団体客がほとんどでした。

ホテルの二階のお寿司屋さん、「勘八」のお任せコースです。付き出しは数の子の醤油付けとイカの塩辛です。お酒にぴったりでした。

お任せコースの刺身です。冷やしたガラスの器に、甘エビと鮭が盛ってありました。ワサビには、木の葉の筋が付けてありました。

茸のホイール焼です。私は薄味のほうが好きですが、残念ながら少し薄味過ぎました。

鰆（さわら）の照焼きです。魚の素材も申し分なく、醤油ベースのタレも、本格的でした。ハジカミが添えてあるのも嬉しい限りです。

注文した料理の量が多過ぎましたから、半分ほど残しました。美味しくなかったから残したのではない事を、厨房の方に伝えておきました。

この日も仕上げは握りと味噌汁です。残念なことにお腹が一杯で、お寿司も、少し残してしまいました。

勘八のお店の中の光景です。落ち着いた和風の造りです。座敷もいくつかありました。

3日目の夕食の後に、皆さんとの記念撮影をしました。水色の着物姿の方がチーフです。日本語もこの方以外は、ほとんど通じません。

今度は、厨房からもお二人が参加されての記念撮影です。滞在中、毎日通いましたので、全員、顔見知りになりました。

赤いドレス姿の方が、カメラマン役を交代してくれました。ほかにお客さんがいない時間帯でしたから、皆さんも大喜びでした。