2009/09/27 - 2009/09/27
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frau.himmelさん
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2時間のグラーツの街歩きで大まかに中心街を観光しました。
その後11時からは市内観光バスツアーで徒歩では行けないところも観光して、さあこれからじっくり世界遺産グラーツの旧市街を散策します。
まだ城山にも登っていないし、時計塔も見ていない、武器庫も行きたいし…。急がないと時間がなくなってしまいます。
その前に昼食もとらなきゃ!
グラーツ街歩き編その2です。
グラーツ編は
①南シュタイヤマルクワイン街道ツアー編、
②グラーツ市内観光バスツアー編、
③グラーツ市内街歩き編その1、
④グラーツ市内街歩き編その2
と続きます。
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
-
イタリアンレストランにやって来ました。
「ドン・カルロ」って読むのでしょうか?
場所はたぶんフランティスカーナ教会の近くだと…?
中央広場から近かったです。
いい雰囲気でしょ? -
テラス席に陣取ります。
男性はまずビール。 -
私は白ワインです。
リースリンクのすっきり、さっぱりとした味でした。
フォークとナイフがかわいいナプキンにくるまれて「いらっしゃいませ、どうぞ召し上がれ!」って言ってます。 -
お店の前の広場には観光客が大勢いました。
車椅子に乗った人も。
私もボランティアで、身体障がい者など外に出たくても出られない方の外出のお手伝いをする団体で、
少しばかりお手伝いしていますが、皆さん外に出るといいお顔になるんですよね。
ほら、この女性もこんなにステキな笑顔がこぼれています。 -
食事が終わり、市場の店じまいが終わった中央広場の後ろを通って、これからシュロスベルクに向います。
-
ザックガッセ(違った!ザックシュトラーセ)を通ります。
**さきほどザックガッセ(袋小路)と言いましたが、
ザックガッセ、ザックガッセと唱えていると、
もしかして教科書の主人公はガッセをカッツェ(ネコ)に引っ掛けたものかなと思いました。
それで「ネコの袋詰め……」になったのかなと。
ザックガッセ→ザックカッツェ
この方が正解かも知れません。 -
シュロスプラッツにあった紐で編んだベンチ。
かわいい!
あの丸い輪の中にお尻をいれて座るのでしょうね。 -
私達はこのエレベターで城山に上ることにします。
**若い彼らはこの横にある60度もの急勾配の階段を登っていきます。
きつかったけど坂道の途中から見たグラーツ市街の屋根が最高に素晴らしいと、感激します。 -
本当に赤い屋根が連なって綺麗ですね。
手前に見える青い屋根の塔は大聖堂ですね。 -
私達が上がってきたエレベーター。
外が見えるエレベーターです。
あっと言う間に到着しました。
料金は一人いくらだったか、忘れました。
自動販売機があります。 -
今度はムーア川の方向を写します。
正面の2つの青い塔を持つ教会はマリアヒルフェです。
このちょっと右側に私達のガストホフがあります。 -
ドクターカールベーム・アレーとあります。
アレーは並木道のこと。
カールベームはオーストリアと言うよりグラーツが輩出した偉大な音楽家です。
さっきのバスツアーで「カールベームの家」という案内板がチラリと見えたので急いでカメラを向けたのですが撮れませんでした。
それが気になって…、でもここに「カールベーム」という名のつくものがあってよかった。 -
ススキに似た花があります。
日本ではススキと言うと物哀しいイメージがありますね。
グラーツのススキは華やかです。 -
あそこに人が立っていますが、あの展望台まで登ります。
-
この城山は昔は壮大堅固なお城がありました。
ナポレオン軍に破壊されたため今は城は残っていません。
でもところどころにこういう廃墟があります。
ここを登って展望台に行きます。 -
KANONEN BASTEI
ヨーロッパで大砲による攻撃に備えて造られた城壁、要塞の突角部のこと、とのこと。
KANONEとは大砲のこと。
今回の旅でKANONEという文字をドイツでもう一度目にします。
いずれ旅行記でアップしたいと思っています。 -
黒光りのする大砲が4台並んでいます。
奥は博物館になっています。
ここから見る世界遺産都市、グラーツの街並みが素晴らしかったです。 -
もう一度マリアヒルフェのほうに目を向けます。
今度はクンストハウスとアイランドもカメラに入りました。
本当に古いものと新しいものとが調和している街なのですね、グラーツは。 -
グラーツのシンボル、時計塔です。
大きいですね。
近くの人と比べてもその大きさの程がわかります。
13世紀に建てられたもので高さは28メートルもあるそうです。
ナポレオンによってお城は破壊されたけど、この時計塔は残っていてグラーツの街を静かに見守っています。 -
この時計塔には特徴があります。
長針と短針が逆さになっていること。
今は4時12分ではなく2時20分なのです。
**長針と短針がどうして入れ替わっているのかって?
それは意図的にやったものよ!
旅行者に時間を間違えてさせるためよ。
飛行機や列車に乗り遅れるとグラーツに長く滞在してもらえるでしょう? -
時計台の足元には王冠を戴いた鷲の紋章があります。
-
時計台の前の崖の壁にはこんな騎士が…。
-
この彫刻の文字をそのまま直訳すると、
「恐れを知らぬそして忠実な(騎士)」
ってことでしょうか。、 -
3時にグロッケンシュピールが動き出すと言うことなので、城山から急いでここにやってきました。
建物の壁には金ぴかの中世の絵が描かれています。
これを見るとどうしてもオーストリアの画家クリムトを連想します。 -
まだ少し時間があるので、ここでのどでも潤しながら…。
-
ありましたー!
シルヒャーのシュトゥルムが!
しかも2.9ユーロですって、安いです。 -
シルヒャーワインとはこのシュタイヤマルク州南部で作られるロゼワインのことです。
まだワインになっていない発酵途上のロゼ、
きれいな赤い色をしています。
しかもこんなにたくさん…。しあわせ! -
広場に人が集まり始めました。
みんな上を見上げたり、写真を撮ったり。 -
3時になり、時計塔の下にある2つの扉が開きました。
民族衣装をつけた男女の人形が出てきました。 -
結構リアルな顔の人形です。
手にはワイングラス?と思ったら、
女性のほうはハンカチのような布を、
男性はワイングラスでしょうか、ちょっとわかりません。 -
もう少し街歩きをします。
ここはマウソレウム、皇帝フェルディナント2世の霊廟です。
初期バロック様式の傑作で内部の祭壇なども素晴らしいそうですが、先を急ぐ私達はパス。
あとで皆さんの旅行記を見て、やはり見ておくべきだったと非常に反省しております。 -
ここに来たくて急いでいたのです。
残念ながら今日は日曜日なのでお店は開いていませんでしたが、豪華な店先です。
このパン屋さんはホーフベッケライ・エーデッガー・タックス。
なんと1569年の創業です。
お店の入口にデーンと鎮座する双頭の鷲の紋章、いわずと知れたハプスブルクの紋章、宮廷ご用達の老舗パン屋です。 -
グラーツは音楽の街、路上で演奏しているグループを何組か見かけました。
これは父子の演奏家。
父親のハープに合わせてまだあどけない女の子が一生懸命木琴?みたいな楽器を弾いているのがかわいくて、
つい1ユーロ、楽器のケースに入れてきました。 -
再び市庁舎前広場にやって来ました。
グラーツは街中には車は入れません。
その代わり電車が大活躍しています。
グラーツは環境にも考慮した街なのですね。 -
これから武器博物館に入ります。
中世の武器を収納してある博物館としては世界最大だということです。 -
入口の展示です。
5階建ての建物の中には各階にぎっしりと槍、刀、鎧甲冑、銃などがこれでもかと言うくらい大量に並べてあり壮観です。 -
私は武器よりこちらのほうが気になりました。Landhaushof。州庁舎中庭。
授業でここのことはよく覚えていたのです。
武器庫の窓から撮りました。
**彼らはシュロスベルクを降りて、ザックストラーセを通り、ラートハウスにやってきました。
そしてこの州庁舎中庭に行きたいと思っているのですが、この日はシュミートガッセからしか入れないと言うことで、さんざん道に迷ってぐるぐる回ってやっと着くのです。 -
この中庭は夜はライトアップがなされて、コンサートなどが開かれるそうです。
**若い二人はここから大聖堂に向いました。
城山のフットネス階段を上り下りして、長い時間街歩きをして、足はかなり疲れています。
でも大聖堂のファサードで見つけた教訓
「Nicht mein Wille-der Dein geshehe!」
この言葉に従ってオペラハウスまで頑張って歩くことにします。
この訳は哲学的要素が入っているのでドイツ語初心者の私には難解です。
何となくですが、「私の意志ではない、神の御心が起こさせるのだ!」みたいなことでしょうか?
かなり苦しい訳ですが…。 -
私達も「Nicht mein Wille……」に従うことにします。
武器庫に4時近くまでいたのでエッゲンベルク城に行く時間がなくなってしまいました。
でも、神の御心に導かれて…、タクシーでエッゲンベルクに向います。
お城のツアーはもう終了していますが、外観だけでも見なさい!というのが御心なのです。 -
ああー、神様はどうしてもっと早くgesheheしてくださらなかったのでしょうか?
やはりここまで来たら内部も見たかった! -
帰国して知ったのですが、このエッゲンベルク城で何と、豊臣秀吉の時代の大阪城屏風絵が見つかったとか?
しかも完全な形で保存されており、歴史的にも素晴らしいものとのこと。
もしかしてあの時中に入れたら、展示してあったかもしれません(泣)。
**ところで若い二人はその後どうしたのでしょう?
オペラハウスで巨大な「光の剣」を見の前にして、こんなに大きいとは思わなかったと。
そしてオペラハウスのカフェに入り、ゼクト(ドイツ風シャンパン)でグラーツと、楽しかった1日のために乾杯します。 -
エッゲンベルク城の博物館でやっていた展示会の案内です。
私達も若い二人に倣って、長いようで短かったオーストリアの日々に乾杯するためにタクシーで再びハウプト広場に向います。
今日は空想の中の若い二人と一緒に街歩きができて、ホントに楽しかった。
明日は移動日です。
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