2007/01/04 - 2007/01/09
19055位(同エリア22960件中)
RiEさん
BKK2日目の正午。
ワットアルンを出たのがAM11:30だったので焦って渡し船で対岸へ戻り、慌てて船着場付近の食堂に入り急いでランチをスタートです。
慌てていた理由は、僧侶の食事は1日2食のため最後の食事を12:00までにスタートしていなければ、それ以降固形物があるものは食べられません。
(ジュース類はOKですが果実入りは不可。昼の食事を逃すと翌朝の托鉢後の朝食まで空きっ腹で過ごすことになります)
たまたま飛び込んだ食堂が当たりで、安くて美味しいB級グルメに舌鼓しちゃいました!
食事の後は、弟オススメのワット・サケットへ。
タイの人が参拝している姿は何度も目にしていましたが、私自身がちゃんとした順序にのっとった参拝は初めてで、タイ式参拝作法を教えてもらっって新しい経験をすることが出来ました。
※実家や親戚がお寺という訳ではなく、弟自身の考えで僧侶をしながらタイで暮らしています。詳しい心情は私にもわからないので、そのことについての質問はご遠慮ください。
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ワットアルンの船着場から再び3Bの渡し舟に乗って対岸へ。
食事の時間が迫っていたので、船着場から真っ直ぐ行くと大通りに突き当たる角地に立つ地元御用達の小さな食堂に入りました。
食堂手前に餅米のデザートを道端で売るオバチャンがいて、このお菓子は弟の大好物らしく色々なトッピングが出来るのもお勧めとの事で3つ購入。 -
大きな葉にくるりと爪楊枝で止めただけのエコ容器。
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中身は紫色の餅米や、ちょっと甘辛いXO醤の様な味のトッピングが数種類入っていて、ココナッツミルクかけてあります。
そして餅米が美味しくてびっくり♪ -
客層は地元のOLや学生・おじさんがほとんどで繁盛していました。
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弟はお酒が好きなのにここ数年立場上お酒が飲めないから可哀相だけど、夫は暑さに負けて昼からビール。
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【カオパット】
辛くも無く香辛料も強くないので、日本人でも違和感無く食べられる。
豚・鶏・海老の中から具材を選択出来た。 -
道路に面した店の外でグツグツ茹でているのは麺。
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【センヤイ・ナムサイ】
太麺ビーフンに薄味のスープを注ぎ、肉団子・野菜が入ったベーシックな麺料理。
お好みでテーブルに置いてある唐辛子・砂糖・ナンプラーを入れます。
この時、日本の感覚で「アレとって?」と私と弟が調味料を直接手渡すのはタブー。
一旦テーブルに置くか、私⇒夫⇒弟とリレーをして、女性から直接モノを【渡さない・貰わない】を注意しなければなりません。
これも戒律。
こっそり・・・・のつもりでも<いつ・どこで・誰の>目が光っているかわからないので苦労します。 -
カラフルなストロー束の下の袋にはリアルな蟻の絵が描かれていた。
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お腹も満腹になったところで、トゥクトゥクを掴まえて弟がお気に入りの景色が見られるというワット・サケットへ。
トゥクトゥクは私は2度目だけど夫は初。
初タイ旅行時にタイで初めて乗ったのがトゥクトゥクでしたが、女性2人だったので絶好のカモだったのか、昔よく見せられた・・・
【この運転手はいい人です。安い価格で色々な所に連れて行ってくれました。でもトゥクトゥクはガソリンで走るため、儲けが少ないドライバーは商売になりません。運転手が契約を交わしているお店に行ってあなたが15分店内にいるだけで、運転手は店からガソリン券を貰うことができます。協力してあげて下さい】
と日本語で書かれたテレカサイズの、文字がびっしりと書かれた紙を手渡され、ファランポーン駅⇒カオサンへ行くまでの間にシルク工房・宝石店・仕立て屋計3軒連れ回され、4軒目に連れてかれる手前でキレた思い出がありそれ以降乗っていないけど、彼らは今も、持ち歩いているのか気になります。
どの店も追い込み式で、店員がピタッと背後に着いて周り、店の奥へ・・・奥へ・・・と強制的に歩かされ、店内を進むたびに背後の扉を閉められました。最終的に勧められたモノを全て断ると、手で追っ払うように帰れのサイン。嫌な記憶があるため私は苦手なのですが、夫は未経験なので興味津々!!
まぁ、弟も一緒だし…と思って出発しました。 -
出発直後いきなり渋滞に。
窓が無いから渋滞中の車から排出される排気ガスが後部座席に思いっきり停滞し、酸欠になる私たち。
かなり臭いのに、トゥクトゥクドライバーが吹かし続けるから逃げ場がありません。
そんな中、渋滞の隙間を縫うようにリヤカー屋台で移動販売するサテ屋からいい匂いがしてきました。 -
市内各所にテロ警戒中の警察or軍人の姿が見られ、安心感がありました。
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渋滞をすり抜けた途端一気にロケットダッシュし、ぐんぐんスピードを上げるドライバー。
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仏具街を越えると・・・
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ワット・サケットに到着です。
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お昼の1番太陽が高い時間に涼を求めて、冷たいフルーツ屋台に行列が出来ていました。
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象の鼻に掛けられたお供え。
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ワット・サケットはBKK市内を見渡せるほど高い位置にあり、なだらかな階段を螺旋を描きながら登ります。
途中スピーカー越しにお経のような声が聞こえていたので弟に聞いてみると、声の主はワット・サケットに属していた、BKKを代表する高僧の有難い録音読経だそう。 -
階段をのぼり切ると鐘の音が響き渡り、独特の心地よさを奏でていました。
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要塞の様な建物がワット・サケットの本堂。
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近寄ったら噛み付かれそうな毒々しいサンダル(笑。
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【参拝4点セット】
★蓮の花
★線香
★蝋燭
★金箔(三角の白い紙の中に、薄く延ばされた金箔が入っています) -
まず最初にトンネルの様な入口を通過し…
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中央に金ピカに輝く小さなチェディに手を合わせ参拝します。
この時にちょうどTV局らしい大きなカメラ機材を抱えた数人のグループが、私たちの参拝風景を撮影していました。 -
三角形に折られた紙を伸ばして、薄紙をゆっくりと剥がします。
下の紙に金箔を残したまま紙ごと直接、仏像の貼りたい部分に指でそっと押さえると綺麗に添付されました。 -
数箇所出入り出来る場所がありますが、写真左中央の小さな階段が本尊の入口に当たります。
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ちなみに蓮の花は、線香手前から線香・蝋燭が並んでいる隣に大きな花瓶があるのでそこに挿します。
熱心に祈る姿が気になって「タイの人たちは皆、何を祈っているの?」と弟に聞いたところ、特に若い女性が足繁く寺院に通う理由は…
★綺麗な顔になりますように
★お金持ちになりますように
★彼氏が出来ますように
★頭が良くなりますように
etc・・・どこの世界も願い事は、世界共通みたい。 -
まず線香に火を灯して、それから蝋燭へと火をつないでいきます。
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線香は線香の場所へ、蝋燭は蝋燭の場所に分けられているので順番に置いていきます。
火が苦手な私は、小さな蝋燭から絶え間なく流れてくる熱い蝋を触る勇気がなくて蝋燭を立てることが出来ず、寝かせたまま放置しましたが、それでもOKだと言っていました。
お供えセット全部を既定の場所に配置したら、再度手を合わせて参拝終了です。 -
ワット・サケットの見所は屋上テラスとの事で、一方通行の階段を登って上階へ。
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階段を上がるとまず最初に目に付いたのは、黄金色に輝く巨大な仏塔。
黄金色の正体は細やかなタイル張りで、仏塔の高さは78m! -
どっしりと構えた仏塔は人々の信仰心を魅了します。
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本堂に入る前に履物を脱ぐのでテラスでは当然裸足。日差しをガンガンに浴びた床は熱を帯びてかなり熱いので、苦手な人は厚手の靴下を持参した方が良いかも。
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風鈴みたいなな鈴にマジックで書かれたタイ文字。
日本でいうところの絵馬らしく、風が吹くと願いを託した風鈴が音色を奏でていました。 -
弟と握手しているのはトンブリー地区の寺院の住職。
ラオス・カンボジア・スリランカから勉強に来た3人の研修僧侶を案内しているそうで、弟がカタコトのタイ語で答えていると「是非、ウチの寺に遊びに来てください」と熱心に誘ってくれた優しい心の人でした。
弟曰く、住職になるくらいの人物は本当に尊敬すべき、あらゆる面で優れたモノを持っている人物なのだそう。
寺院を巡りや街なかでも、僧侶同士の交流が割と頻繁にあるらしく「一緒に旅をしませんか?」とか、今回のように「遊びにいらっしゃい」という誘いを受けることが多々あるそうです。
その繋がりがBKKに出てきたときの宿泊先にもなるし、滞在寺(誘ってくれた僧侶がそのとき寺院に居るかどうかは不明だけれど)の住所交換をしたりし合うそう。
タイの僧侶は鮮やかなオレンジ色と山吹色の衣を纏っていますが、色はどちらを着てもOKで、所属する寺の住職の趣味だそう(笑。
弟は両方持っているけど鮮やかなオレンジ色の衣は実家に置いてあります。 -
BKKの喧騒から離れてみて気づくこと・・・
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ワット・サケットから見下ろした景色は、想像していたよりもずっと奥まで見渡せて、心地よい風が吹き抜けていました。
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降り専用の階段で本堂へ戻ります。
ふと目に留まったのが、携帯片手に店番中の若坊主さん。僧侶が携帯を所有する姿は最近良く見かけますが、コレも時代の流れかもしれません。
ちなみにこの売店で、先程の願い事を託す風鈴が購入できます。 -
仏陀の説法に耳を傾ける動物達の像。
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外に出て、螺旋階段の裏側に周ると・・・
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ガラス張りに中に巨大な仏陀像が。
ワット・サケットに昔居た高僧を祀っているとか。 -
ツルツル滑る階段を降りて行くと岩壁一面にお墓が突然現れ驚きました。
こういったお墓を持てるのは中華系の人や、裕福層の一部のみだそう。 -
ガジュマルの樹に忘れられた箒。
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弟はお腹が空いたらしく、アイス屋台のオジサンからアイスを購入。アイスは固形物では無いのでOKみたい。
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続いてはTAXIでワット・トライミットへ移動します。
トライミットは高さ33m・重さ55㎏・純度60%の金で鋳造された、時価120億円とも言われる仏陀像が目玉のお寺。
弟の案内で、私も夫も初めて訪れます。
続きは04へ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- むんさん 2007/06/23 16:31:26
- ワットサケット!
- RiEさん、こんにちは〜!
ランチ、滑り込みセーフでしたね〜!
>一旦テーブルに置くか、私⇒ダンナさん⇒弟とリレー
食事の際も戒律厳守ですね〜。
普段は気にしない何気ない仕草なので、よほど注意して
いないと、思わず手渡してしまいそうですよね。
ワットサケット、行ったことはもちろんないですし、
これまで知りませんでした。
今までタイのお寺といえば、エメラルド寺院、ワットポー、
ワットアルンのイメージのみ。考えてみると超メジャーなお寺兼観光地
ばかり・・・。
このような落ち着きとやすらぎ感が、本来のタイ仏教のお寺の持つ
雰囲気なんでしょうね。
見晴らしがとっても良くて、風もすごく心地よさそうですね!
- RiEさん からの返信 2007/06/23 21:37:34
- RE: ワットサケット!
- むんさん、こんばんわ〜(*^_^*)
>食事の際も戒律厳守ですね〜。
普段は気にしない何気ない仕草なので、よほど注意して
いないと、思わず手渡してしまいそうですよね。
↑
そうなんです(+o+)私もそうなんですが
私たちのテーブルに足りない調味料があり、
弟がタイ語で「それ貰ってもいいですか?」って聞いたら
タイの若いOLさんが直接、調味料を弟に直接渡そうとしてくれて
私が席を立ってわざわざ受け取りに行く・・・・
なんて事もありました。
タイでもなんだかんだ言って、若者の仏教離れは進んでいるそうです。
ましてや、僧侶と同じ空間で食事する機会なんて
早々無いので知らなかったとは思うのですが
私が受け取りに行くと「あぁ〜・・・いけなかったんですね」とぃぅ
表情をしていました。
私も今まではガチガチ★ツアーで必ず組み込まれている
基本の3寺+αしか行った事無かったのですが
BKKのお寺もあながち捨てたものではないと思いました(笑)。
サケットは弟がバックパッカーの頃から勧められていて
「メジャーな寺院とは違った趣がオススメ」と教えてもらっていたのですが
行き方がわからず、今回やっと・・・・(^^ゞ
サケットは入口もわかりにくいし、交通網が整った地域から
離れているのでタイ人の参拝客の方が圧倒的に多かったです。
地球・・・にしっかりと掲載されているので
Deepまでは行きませんが、日本人があまりいないお寺で
タイを感じるのもなかなか気持ちがよかったですよ〜(*^_^*)
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