グルメな新年の幕開け in BKK ＆ HK★2007　11　5日目【香港】

2007/01/04 - 2007/01/09

香港といえば飲茶のイメージがあって、もし行くなら昔ながらのワゴン式飲茶で食べたかったので、初じめての飲茶はワゴン方式飲茶にこだわる“倫敦大酒楼”に行きました。
高く積み上げられた点心を積んだワゴンが店内を歩く光景は、イメージする香港飲茶そのもので、雰囲気だけではなく味も大満足の香港飲茶を堪能できました。

エリア 香港(香港)

下午茶の時間までまだ余裕があったので、徒歩で女人街にやってきました。
屋台や露店が所せましと立ち並び、上を見上げればド派手な旗が揺らめいていて毎日がフェスティバル♪

見上げても見上げても先端が見えないほどの、高層ビル群の谷間に女人街が広がっています。
女人街を４つに分割するような形で東西に、３つの通りが走っていて約430軒の店舗が軒を連ねているので可愛い・怪しい・安いを探す人々が絶えることがないディープな香りのする香港の人気ストリート。

Xmasから２週間、お正月から１週間過ぎたのに、道のど真ん中に乱雑に広げられたクリスマスツリーは争奪戦になるくらいの大人気で飛ぶように売れていました。
来年に向けて?

女人街の露店裏側に周ってみると表とは違う店舗が建っていて、隈なく見て周るには１日かかりそう。

14：00になり、下午茶がスタートです。
この時間を狙った私たちのようなお客が続々とビルに入っていきます。
下午茶とは14-15時のアフタヌーンタイムの事で、点心の価格がお値打ちに提供されます。

倫敦大酒楼専用のエレベーターがあるので、ノンストップで３階のフロアまで直行。

エレベーターの扉が開くと、人だらけの広い店内。
開いている席を見つけるのが困難なほど混み合っています。
日本のようにスタッフが親切に誘導してくれるわけじゃないので、自分で空いてる場所を見つけるか、スタッフに声をかけて席をつくってもらいます。
これだけ混んでいると２-３組の合席は当たり前。
お茶（有料・お変わり自由）を持ってきてくれるとき、部分的に新しいテーブルクロスを広げてくれるので、そこが私たちの使える範囲になります。
同行者とテーブルを囲んでお茶を注ぎあい、話に花を咲かせながら点心に食らいつく香港人の社交場です。

下午茶限定メニューを見ても読めないので･･･

店内を練り歩くワゴンを呼び止めて中を見せてもらいます。
特別な時間帯だから限定されているかもしれませんが100種類を超える点心があるそうで、山積された蒸篭から漏れる香ばしさに期待しが膨らみます。

点心をテーブルに置いてもらうのと交換に、オーダー表を差し出すと数字のスタンプを押してくれます。
この数字が香港ドルに値し、食べた分だけ種類ごとに違う数字を押してくれるので、合計して支払うシステム。
ちなみにテーブルチェックです。

【山竹牛肉球】
牛肉のシュウマイで、皮に包まれていないけれどサクサクしたクワイの歯ざわりと、パクチーの香りが特徴的。

【鮮蝦腸粉】
ライスクレープの蝦巻き。
米を絞った液を膜状に蒸したもので、新鮮な蝦を巻いています。
食べる直前に油と醤油をかけてくれるので、トロトロとした食感がクセになる1皿。

【鼓油鮮竹巻】
オイスターソースで味付けされた、豚肉の湯葉まき。
お肉は固めでした。

【叉燒包】
甘めのタレで煮た叉焼が入っている、叉焼饅頭。

【鮮蝦餃】
飲茶を代表するNo.１点心の蝦入り蒸し餃子。

【蟹皇乾焼賣】
トッピングは蟹味噌、黄色い皮は卵黄入りで、豚肉のうまみが存分に味わえるポークシュウマイ。

【迷你蛋撻】
香港といったらタルトだそうで、コレはミニカスタードタルト。

お腹いっぱいになりハチ切れそう（笑。
２人で点心７品＋飲茶＝86HNドル、ごちそうさまでした♪

次はヒルサイドエスカレーターを目指してMTRで移動。
イギリス支配下の名残で、お洒落な名前のストリートが多いのも香港の特徴。

中環は経済の中心。
スーツ姿でキビキビ歩く人の姿が目立ちます。

階段の途中にも端に小店舗が並んでいます。
狭いスペースも無駄なく利用するのが香港流。

渋い顔で果物を売る露店商。

中環は高層ビルが隙間無くそびえ立ち、香港行政を先頭きって動かしている地域ですが、一歩裏に周ればごちゃごちゃした庶民の市場や屋台が広がっていて昔ながらの生活が垣間見ることができます。
その後ろには急勾配の山々が迫りマンションや住宅地へになっていて、標高が高くなるにつれ、高級住宅街が増えていくので、狭い範囲に色んなものが凝縮された表情豊かな街。

ヒルサイドエスカレーターのスタート地点。
全長800mのエスカレーターの脇には様々な店舗が並び、多国籍でお洒落なBarやレストラン・雑貨・骨董品店など、楽しさがギュッと詰まった活気あふれるエリアです。
続きは12へ。