Ulm

2004/11/01 - 2004/11/11

ウイーン４泊　ミュンヘン４泊の美術館廻りをとカミサンと２人で出かけた。ついでにウルムの大聖堂も見学しようとミュンヘン発のICEに乗ったらガラガラで我々の乗った車両はたった２人きりの貸し切りであった。
ミュンヘン駅はいわゆる「Kopfbahnhof」（直訳すれば頭駅：プラットホームが行き止まりの駅：ライプチッヒも同じ方式）で座席は全て進行方向の後ろ向き、座席が新幹線の様にターン出来ないかとあれこれ試してみたが駄目。おそらくシュタットガルト駅もこの方式だからそこで正常な向きになるのではあるまいか？　ウルムの駅を降りたら大聖堂の鐘の音がガランガランと日曜日の静かな街に驚くべき音量で鳴り響いている。この音量には驚いた。是では日曜日の朝寝なんてとても出来ない。静寂を好み、騒音にとてもうるさい独逸人の市民からは苦情が出ないのかと不思議である。此の街も今時大戦で大きな戦災を被ったが、大聖堂が無事であったのは真に幸いである。

エリア ウルム(ドイツ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: オーストリア航空

Ulmer Muenster ウルム大聖堂　1377〜1890年建造　高さは161.6米　南独逸最大の大聖堂である。

大聖堂内陣

大聖堂内陣

大聖堂に入ったら子供達が合唱の練習中。親達も大勢で見学していた。ただ内陣は修復中でアチコチに工事櫓が組み立てられ、残念ながら雰囲気がぶちこわしであった。塔に登って写真を撮りたかったがカミサン連れなので諦め。

Rathaus Ulm　：市庁舎　ゴシック・ルネッサンス様式の優美な建物　天文時計が見事

階段の佇まいも美しい

Zunfthaus der Schiffleute：船員組合の家

Kornhaus：旧穀物倉庫　1594年

Georgskirche：ゲオルク教会　1904年

Metzgerturm：肉屋の塔　1349年

Fischer und Gerberviertel：漁師となめし屋地区　この建物が Schiefes Haus（傾いた家）と呼ばれている。この地区もウルムの観光スポット

Zeughaus：武器庫　1552年

ドナウ沿いにある城壁のプロムナードはカミサンがとても気に入った。　　

漁師地区の一角

この付近のドナウは上流故か　とても水が澄んできれいである。

そこここに遊ぶ鴨たちが　パンをちぎってほうり投げたらあっという間に寄ってきて、ホテルからポケットに昼飯用にと持ってきたパンがすぐに無くなってしまった。

Einstein Brunnen：アインシュタインの泉　　この戯けて舌を出した泉が名所とは！！　吾が夫婦も同じように舌を出して記念撮影。但し真にみっともないから掲載は遠慮しておく。

ウルム駅　ここはアインシュタインと「砂漠の狐」と呼ばれたロンメル元帥の出生の地

この旅行記へのコメント （2）

• 女一人旅さん 2008/11/02 21:57:47

  ウルムの散歩道

  私は、散歩道から見える景色ばかりを見ていたためか、
  探してみたけれど散歩道と景色を一緒に写した写真がありませんでした。
  Berg Heil　さんのお写真を見て
  「なるほど、この散歩道をえらく気に入った人の目線はコレだ」と思いました。

  Berg Heilさん からの返信 2008/11/03 07:50:00

  RE: ウルムの散歩道

  お便りありがとうございます。
  　アインシュタインのところでは、年甲斐もなく夫婦でアカンベーをして写真を撮りました。散歩道、こんな場所が独逸にはここかしこにあってうらやましい限りです。
  大聖堂の内部があいにく工事中で厳かな雰囲気を味わえなかったのが残念でした。
  
  「Ulm 」の発音、ミュンヘンの駅で切符を買うときには一発で通じたのですが、ホーフブロイハウスで隣の席の独逸人に誘われ、一緒に飲んだ時、こちらのウルムの発音がすぐに通じず、２，３回言い直したのが印象的です。どうもＲとＬの発音が日本人にはなかなか区別が付かないのはいたしかたないことかもしれません。