tabi人さんのクチコミ(4ページ)全102件

倉敷の美観地区からは離れていますので周辺に「倉敷らしさ」はありませんが、
リーズナブルで泊まれます。
夕食はありませんが道路向かいには大きなスーパーがありますし、スーパー内にも
周辺にもレストランはありますので不自由はしないと思います。
バイキングの朝食が付いていて、ご飯パンに卵焼きハム焼き魚等ごく普通の朝食で
、充分満足できました。
観光施設とは多少離れていますが、車での旅行なら大丈夫ですのでお勧めします。

伊賀上野から津へ抜ける国道１６３号線の近くですが、大阪や奈良からなら国道２５号名阪国道中在家lCからの方が便利です。結構な山越えで秘湯へ行くような気分が味わえますが、温泉は前方の開けた山裾にあって大きくきれいな施設です。
温泉は普通の大浴場に加えて、酒樽の露天風呂、登窯風呂、ワニ・ゾウの足跡風呂（？）
などユニークなものもあって楽しめます。
毎月イベントもあり、おはぎなどの振る舞いもあるようです。
また、ここのお勧めは産直売り場で他と比べても安いと思います。

紀伊半島最南端、潮岬の灯台は幕末の外国との条約によって、明治初めに初点灯された
我か国最初の洋式木造灯台という歴史ある灯台です。
当初の雰囲気はすぐ隣の資料館に残されています。
灯台の螺旋階段を上ると、遮るもののない太平洋が広がります。
台風シーズンにはいつも名前のあがる所で、激しい風雨に耐えている厳しさを感じます。

串本海中公園の中に海に突き出た海中展望塔がたっています。
沖合１４０メートルまで桟橋のような通路でつながっています。
６メートルほどの塔内の階段を降りると周りはガラスで囲まれた海底で、珊瑚がひろがってその間を色鮮やかな熱帯亜熱帯の魚たちが泳いでいます。
南の海のダイビングなどで紹介される光景がこんなに手軽に見れるのは感動します。
いくら見ていても見飽きることはありませんでした。

藤の名所と聞いて昨シーズンに訪れてみました。
電車ですと市島駅からタクシーの便しかありませんので、ほとんどの人が車のようです。
従ってその渋滞は半端ではなく、国道から大渋滞で一時間以上並びました（普段は5分ほどだそう）
境内に入りますと小さな藤棚があるだけで、かたわらにクジャクが飼われています。
えっ、藤は？と思いますが、ここの藤は境内にあるのではなく、お寺の裏の広場に大藤棚
が作られているのです。長さ300メートルに及ぶ藤棚で夜はライトアップもされるとか。
見事は見事ですが、真ん中に広場があって店が出ていたり、花の下で飲み食いしてりたり
と、ゆっくりと藤を見る感じではありません。
個人の好みですが、私にはちょっとむかない気がしました。
でもお寺自体は天台宗の古刹で見どころも多く、静かな季節に来てみたいと思いました。

室生寺への入り口である近鉄大阪線「室生口大野」駅から5分ほどにある古刹です。
ここにある二本の枝垂れ桜は花が地面に着くほどで、私もこれほどの枝垂れは初めてと言ってよいほどです。
普段はひっそりとしたお寺ですが、桜のシーズンには観光バスまでやってきます。
ささやかな山門を入ると目の前には重いほど花をつけた桜の木が現れます。
お堂の前の庭はそんなに広くないので、庭中が花に覆われたようです。
ここは磨崖仏でも有名で、境内から川を挟んで向こうの崖に見ることができます。

瓜割り名水公園にある瓜割りの滝は名水百選にも入っている名水です。
漬けた瓜が割れるほどに冷たいという通り、真夏でも手がしびれる冷たさです。
何年か前にいったときには水源の噴水している洞のそばまで行けたのが、今は垣が張られて近づけなくなりました。
水を汲むだけなら駐車場の中に水汲み場がありますが、ここまで来たらぜひ水源まで登ってください。
木の根道を辿れば１０分くらいでしょうか。
水汲み場は有料ですがペットボトル１本くらいなら無料で汲ませてもらえます。

長野県大鹿村にある博物館で、パワースポットとして有名になった分杭峠からほど近い
ところにあります。
庭に一本のラインが引かれていて、方や領家変成帯、方や三波川変成帯とわかりやすく特徴のある岩石が置かれています。
展示も素人にもわかりやすく、地図で見ても一目でわかる中央構造線に興味を引かれました。平日で他に入場者がいなかったので学芸員さんが丁寧に説明をしてくださり、東日本大震災についての地質上の解説もしていただきました。
地味な博物館ですがなかなか見ごたえのあるところです。

京都郊外でお勧めのところです。
ただし交通は不便で、送迎バスが毎月17日の観音さんのご縁日に運行されているだけです。そのほかはバスで麓のバス停まで行って歩くか車になります。
でも歩くには最適のハイキングコースで、やく1時間竹藪の道や谷沿いの山道、ところどころ石の道標が立っています。
こうして登りつくとあたりは開けて、小さな門前町の趣のなかにお寺の建物が見えます。
ここのお寺では本堂にお参りのあとは左手から靴を脱いで上がってください。
奥に進むと見事な庭園があり、さらに紫陽花回廊と名付けられた回廊が奥の院に向かって
伸びています。
階を上り詰めたところが奥の院。
お参りを済ませたらこんどは外へ出て境内を歩いて降りましょう。
このお寺は紫陽花も有名ですが、なんといっても紅葉がすばらしいです。
人出も少なくてゆっくりと堪能できます。

天王山は京都と大阪の府境の270メートルほどの山ですが、古来戦略の要地として数々の戦いの舞台となってきました。
中でも有名なのが秀吉と明智光秀の山崎の戦いでしょう。
今の天王山は身近なハイキングに賑わっています。
登り口は「西山天王山」駅と「山崎」「大山崎」駅ですが、お勧めは西山天王山から登って山崎の降りるコースです。
山までのアプローチが多少ありますが、山にかかると狭いけれどもよく整備された道です。私が登った日には近くの幼稚園児が登っていたくらいです。
山頂は広場で礎石などもありますが、展望はやや降りたところに展望台があります。
木津川、宇治川、桂川の三川合流がよく見渡せます。
歴史を秘めた山らしく、いたるところにその名残がありますのでゆっくり散策をおすすめします。

我が家の近くにある乙訓寺にはほぼ毎年牡丹を見に出かけています。
このお寺は推古天皇の勅命により聖徳太子が建立したと言われている古刹で、平安遷都の原因と言われる藤原種継事件で早良親王が幽閉された所として有名です。
弘法大師空海のもゆかりがあるなど、歴史的にも有名です。
今は牡丹の寺として知られていて、ゴールデンウィーク頃が見頃です。
ここの2000株の牡丹はかの長谷寺から移植されたそうで、長谷寺の牡丹が回廊の両側にあるのに対して、ここは平地の庭一面に咲いていますから、一目で見渡せる様は圧巻です。

明智鉄道の岩村にあるお菓子屋さんです。
このお店の名物のカステラは江戸時代に長崎で和蘭の技法を学び伝えたといわれています。
カステラは持つとどっしりとした重みがあって、現在のカステラのようにふわふわではありません。生地がみっしりと詰まっているようで、食べごたえがあります。
味もやはり今のとは違っていて、甘さは控えめです。
値段は一本４５０円と手ごろですし、一度は味わってみるのもよいと思います。

奈良と三重熊野を結ぶ国道169号線、その県境に近い奈良下北山村の温泉です。
先に紹介した上北山村の温泉から10数キロ位の距離ですが、この下北山村は山の中にしては明るく開けています。
このきなりの湯はスポーツ公園の中のちょっと高台にあります。
木をふんだんに使った建物、露天風呂も雰囲気がありますし、ここはお勧めの温泉です。
ここの売店でぜひお土産に買いたいのが、割りばし。杉の赤芯を使った割りばしは香りもよくてしかも安いのです。
温泉からは離れますが、この下北山の川沿いは桜が連なっていて今度はぜひ花の季節に
訪れたいと思っています。

上北山温泉、薬師の湯は奈良吉野から熊野に抜ける国道１６９沿いにあります。
今は分水嶺の伯母峰峠もループで越えられるようになって、ずいぶん楽に行けるようになりました。
それでも山また山を谷沿いに走る遠い道で、道の駅上北山に着くとホッとします。
温泉はこの道の駅の川向にあります。
ホールに畳敷きの休憩所が備わり、お風呂は石造りの湯船と小さめの露天風呂というシンプルさです。重層泉で多少ぬめりがあります。
豊かにあふれてかけ流しかと思いましたが、残念なことに循環式だそうです。

滑川にあるほたるいかミュージアムはホタルイカばかりのユニークなミュージアムです。
ミュージアムのスタッフが毎日船で海へ出て捕獲してくるとかで、生き生きとしたホタルイカが水槽を泳いでいました。
係員による発光ショーや素手で直接ホタルイカにさわることもできます。
ただ3月20日～5月31日までがホタルイカのシーズン期間でそのような体験ができるらしく、私たちは偶然その期間に行き合わせたのですが、他の時期ですと問い合わせた方がよいと思います。
二階にはレストランもあって新鮮なホタルイカ料理を食べることができます。

京田辺市にある一休寺、正式には酬恩庵という臨済宗大徳寺派の寺院です。
以前は町から少し離れた住宅地のなかのわかりにくい所でしたが、バイパス道路がすぐ近くを通るようになって行きやすくなりました。
一休禅師が晩年を過ごされたお寺で、紅葉の名所でもあります。
シーズン中でもこのあたりは京都市内の喧騒はないのでお勧めです。
よく手入れされた庭、広いけれど簡素な庫裡、書院と禅寺のたたずまいですが市内の禅寺よりも親しみやすい気がします。
庭に一休さんの像があったり、かわいい仏さんの石像があるためでしょうか。

慶沢園は大阪の真ん中にある純日本式の回遊式庭園です。
ここは元住友家茶臼山本邸内の庭園で大正時代に完成したそうです。
美術館、植物園、動物園、茶臼山のある天王寺公園の中で、天王寺駅から今宮新世界という賑やかな地域にこんな静かなスポットがあるのです。
大小3つの島が浮かぶ池の周囲を回遊しますが木の間越しにみえるのは高層ビルでそれもまた不思議な調和があります。
庭の樹木や庭石は全国の名木名石を集めたとかで住友財閥の力を感じます。
殺伐とした都会のオアシスです。

冬の閑散時のせいか今まで泊まった宿坊と違っていました。
部屋の古いのはよいとして、壁が汚れて落ちていたり全体に薄汚く暗いのにはがっかりでした。
案内の方（寺生の方にしてはお年を召しておられたようです）は丁寧ですが、スィッチの場所を聞いても要領を得なかったりでちょっと頼りない感じでした。
でも精進料理は美味しかったですし、広いお庭の散策など楽しむことはできました。
奥の院の一の橋に近く便利です。
新しい大きな宿坊の建物がありましたので、きっとシーズンにはそのお部屋を使われるのでしょう。
あまり印象がよくありませんでした。

淡路島南端の鳴門海峡に近い潮崎温泉にあり、鳴門淡路自動車道を使えば阪神からも簡単に行けます。
食事は部屋食でゆっくりできましたし、係の方も気さくな応対でした。
食事も海の幸がふんだんでコストパフォーマンスはよいと思いました。
ただ名物の玉ねぎがいたるところに使われていて、玉ねぎが苦手なのでちょっと・・。
部屋からは海が一望、真下にはホテルの釣り桟橋がありました。
有料で釣り道具一式を借りられるようです。
ちょっと期待外れだったのは建物の外観が古かったこと、エントランスやロビーが暗い感じだったこと、少し早めに到着したら「まだ用意が出来ていません」とだけであしらわれたことなどで第一印象が悪かったのです。

大原野は京都の中でもまだ静かなスポットです。
それでも、春秋のシーズンは大変賑わいますが、この正法寺はいつ行っても静かです。
大原野神社の向かい、赤い極楽橋を渡ると境内で、ここも桜、紅葉が見事でゆっくりと楽しめます。
天平年間創建の古刹で今は真言宗東寺派。
拝観に入ると広い建物で、なかでも書院からの庭は見ごたえがありますし、襖絵などは新しいものですが、違和感なく溶け込んで和ませてくれます。
また水琴窟の音も楽しめ、広い建物を廊下伝いにめぐるもの楽しいものです。
大原野方面にいかれるならぜひプランに入れるのをお勧めします。