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nakaohidekiさんのクチコミ(3ページ)全69件

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  • 基本情報
  • 京セラドームへ行ってきた・阪神サヨナラ

    投稿日 2013年08月19日

    ミナミ(難波・天王寺)

    総合評価:4.0

     京セラドーム・オオサカへ阪神タイガースの応援に行ってきた。対ヤクルト戦である。
     アクセスは環状線のJR大正から徒歩7分。地下鉄や阪神電車なんば線ならドーム前下車である。天王寺から行くのでJRを利用した。大正から地下鉄もあるが駅からドームに行く途中に地下鉄駅があるので徒歩7分なら歩いても時間が掛からないので歩くことにした。球場前で尻無川を渡るが、試合が終わり夜、橋を渡るときは川風が冷たくたくて気持ちいい。クーラーの風を受けているようである。京セラドームへ行くなら大正駅から徒歩をお勧めしたい。
     京セラドームに着くと、正面入り口に大階段があり(エスカレーターもある)登るとすぐにグッズ売り場がある。さっそく阪神応援グッズを買いに行った。キャップは2000円ほどであったがユニホームは7000円とお高い。ロケット風船は四つ入って200円である。これで応援体制は万全である。
     球場に入るにはいったんグッズ売り場を出てもう一段階段を上がる。今回は5000円の内野指定席のチケットを取っていた。しかし、この球場で野球観戦するならバックネット裏か内野の二階がいいと思った。なぜなら京セラドームは観客席の傾斜がゆるく球場全体を見渡せにくいからである。バックネット裏や二階席なら全体が一望できるであろう。しかも今回は比較的内野の前列であったためピーッチャーとバッターを一度に見るのに苦労した。右目でピーッチャーを見て左目でバッターを見るという離れ業を演じなければならない。僕は器用なのでそれはできたのであるが・・・・。そうでない場合は首を左右に振りながらの観戦となる。まあ、見る角度にもよるだろうが、今回はそうであった。
     球場の設備は綺麗で美しい。内野は背もたれも付いているしボトル入れもあり席間も比較的広く観戦しやすい。ただ、球場のファンサービスは過剰かもしれない。天井から流れ出るスピーカーの音楽はうるさく同時にラジオ中継もイヤフォンで聴いていたのでラジオの音が全く聞こえない。野球を観にきているのだからイニングの交代やインターバールでこうも音楽を流す必要はないのではと思った。やや、サービス過剰である。そうはいっても快適に野球観戦できる球場には間違いない。
     試合はというと1対1の同点から九回に満塁からの新井のセンター犠牲フライで阪神のサヨナラ勝ちである。気持ちのいい勝ち方であった。
     勝利の気分に浸って帰りの尻無川の川風はたまらなく心地いい。納得のいく京セラドームの野球観戦であったと言っておこう。

    旅行時期
    2013年08月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    3.5
    バリアフリー:
    2.0

  • 天空の聖地・高野山

    投稿日 2013年08月13日

    金剛峯寺 高野山周辺

    総合評価:4.0

     連日耐えられないような暑さが続く。そこで考えた。涼しいところに行こう。山の上ならば涼しいに違いない。選んだのが天空の聖地高野山である。標高はおよそ800メートル。これならば涼しい。ナビをセットし早速高野山へと向かった。
     阪和道・海南インターを降り、国道370号へ入るとここからはひたすら山中へと向かうことになる。紀ノ川の支流、貴志川の川沿いを上り詰め、梨子の峠の下に差し掛かると、高野山へと登る国道480号へと行き当たる。ここからは天空へと向かうことになる。この道、国道とはいっても大変な山道で、雲を突く急峻な峰々があたりを取り囲み、どこまでも曲がりくねって走りにくいったらない。そうはいっても走らなければいけないので山道をひたすら登る。昔の人はよくこんなところを歩いて登ったものだと感心するばかりである。標高が700メートルをすぎたあたりに「ようこそ高野山へ」という看板が出てきた。そうはいっても、どこに仏閣や人家があるのやら、まったくなにも見えないのである。深山幽谷の鬱蒼とした木々があたりに広がるばかり。
     高野山は八葉蓮華にたとえられる。周囲に転軸山、楊柳山、弁天岳、摩尼山をいただき、上空から見れば蓮の花が開いたような盆地になっている。しかし、ナビは後10分ほどで到着しますとこのあたりで言うが、樹齢数千年の木々に蔽われた山々が見えるばかり。どこに堂宇があるのやら。ところがやはりナビは嘘をつかないのである。高野山の入口大門(だいもん)が、木立の向こうに見えてきた。
     ようようの思いで高野山内に入る。入ってみると外国人の多いのに驚いた。ここは観光都市京都ではないのかという賑わいである。大本山・金剛峰寺を中心に百余りの仏閣がひしめき、宿坊も50以上もある。大門から奥の院へと続く国道371号はメインストリートとで、通りには、土産物店やレストラン、宿坊等が列をなしている。また、壇上伽藍、金剛峰寺、高野山大学などもあり、さながら宗教都市なのである。通りを歩いてみると、宿坊の塀越しに見える松の緑が美しい。ここが日本なんだと実感できる次第である。また、日本人に生まれてよかったなあ、とも思う。そんな日本的な風情をたたえた高野山内である。
     車なら、海南市からか橋本市から国道480号を上るわけだが、電車を使えば南海電車で大阪難波から橋本市へ出る。そこからケーブルカーを乗り継いで登ることになる。しかし、日本を堪能するには一度は行ってみたい場所である。天空の聖地という名に間違いないのである。宿坊に宿泊すればなおさらであろう。涼を求めてもお勧めといえる。


    旅行時期
    2013年08月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    3.5
    見ごたえ:
    5.0

  • 横浜中華街、美味しい『菜香新館』

    投稿日 2013年07月26日

    菜香新館 横浜

    総合評価:4.0

     横浜に行き、山下公園隣接のホテルニューグランドに宿泊したので、中華街まで夕食に出ることにした。
     地下鉄みなとみらい線で1番出口が中華街方面であり、2番出口がホテルニューグランド方面の出口なので、ホテルから中華街までは歩いても5,6分しかかからない。
     ここを利用したのは近いということも理由の一つであるが、もう一つはJTBにホテルを取ってもらっていたのでクーポンが付いていたからである。一泊につき一人二枚で、菜香新館では一枚につき650円として利用できる。つまり四人ならば5,200円はただで飲食できるということだ。
     中華街に入ると、まず感じたのは、異次元空間に迷い込んだような気持ちになったということである。ここは確かに、日本の横浜である。しかし、中華街に入ると日本的な雰囲気は全く感じられないのである。上海、南京、香港といった中国の街に迷い込んだのではないかと錯覚させられる。店で働く人の声もほとんどが中国語であるのもその理由かもしれない。
     『菜香新館』は中華街東門を入って2,3分のところの店である。この店は広東名菜や点心、飲茶で有名な店で家族四人で行ったので、各自がそれぞれ好きなものを注文した。食べてみると、そのどれもが甲乙付けがたく何もかもが美味しかった。四人で6千円ほどの食事をしたが、値段の割には量も多くたっぷり食べた上に値段もリーズナブルであった。店内は中国風に装飾がほどこされ清潔であり中華料理店としては申し分ないと思えた。横浜へ行ったなら、一度は訪れて見て欲しいレストランだとお薦めしたい。

    旅行時期
    2013年07月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    一人当たり予算
    3,000円未満 
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    4.0
    雰囲気:
    4.0
    料理・味:
    4.5
    観光客向け度:
    4.0

  • 紀三井寺公園野球場に行ってきた

    投稿日 2013年07月26日

    和歌山市

    総合評価:3.0

     夏の甲子園大会和歌山県予選準決勝観戦のため紀三井寺公園野球場に行ってきた。
     高校野球にそれほど興味があるわけではない。理由はわが母校の分校が準決勝まで進出したからである。和歌山県立日高高等学校中津分校というのが全国でも珍しい分校の野球部なのである。今日勝てば明日はいよいよ決勝戦である。ここは応援しなければならないと、急遽駆けつけたわけである。それに分校の甲子園出場ともなれば全国の注目は間違いない、是非にと応援しなければならないのである。試合は午後からの第二試合であった。
     紀三井寺公園野球場へ行くには車が最適である。電車では紀三井寺駅で下車するか黒江駅で下車するのであるがどちらで降りても徒歩で2.30分はかかってしまう。紀三井寺駅なら国道42号線にバス停はあるが本数はそれほど多くはない。よって車がよいのであるがところが駐車場のスペースは500台ほどしかない。すぐに埋まってしまうのである。僕が駆けつけた時は第二試合の始まる1時間前であったが満車の看板が出ていた。駐車するのは無理かもしれないなと思いながら前の車に付いて行くとガードマンがこっちへ行けと誘導してくれた。今日は準決勝なのでなんとか駐車できそうなのである。これが決勝戦なら間違いなく駐車するのは無理だとおもわれる。ガードマンに案内されなが前に進んで行くと奥の方にどうにか一台だけ駐車できる場所があった。なんとか駐車できたのである。
     さて、球場に入ってみるとそこはもう夏の太陽が照りつける炎天下である。スタンドは焼けるように暑い。この球場には屋根というものがない。バックネット裏に申し訳程度に覆いがあるがここには報道陣が陣取っている。僕は暑さには弱いので一つだけ空いている席を見つけて厚かましくも座り込んだ。バックネット裏の席には背もたれも付いている。その他の席はベンチに腰掛けるスタイルである。外野席は全席芝生であるがここには誰も座っていない。とにかく紀三井寺公園野球場は暑さの我慢を強いる球場であることを肝に銘じるべきである。
     しかし、試合が始まる頃には幸いにも薄曇りとなってきた。さほど暑くもなくなってきた。これは有り難い。またゆるやかな風も吹いている。それほど我慢せずに観戦できそうである。
     さて、野球はというと、僕が応援する和歌山県立日高高校中津分校は一回にいきなり5点を取られた。続く二回に1点と序盤でいきなりに6点差となったのである。しかし、1点、2点と回を追うごとに反撃していく。味方のエラーで2点入れられたがすぐに2点取り返した。8対5となって終盤へ。しかし、そのまま敵は3点差を分厚いリリーフ陣で守り抜き逃げ切った。全国でも珍しい分校の高校球児たちの夏はここで終わったのである。僕はまた、来年あるぞと彼らにスタンドから声をかけ、紀三井寺公園野球場を後にしたのであった。

    旅行時期
    2013年07月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.0
    人混みの少なさ:
    3.0
    見ごたえ:
    1.5

  • ホテルニューグランドはクラシックホテル

    投稿日 2013年07月23日

    ホテルニューグランド 横浜

    総合評価:4.0

     横浜みなとみらいホールでコンサートがあったので近くのホテルニューグランドに宿泊した。クラシックホテルとしても有名なホテルである。クラシックホテルとしては日光金谷ホテル、箱根富士家ホテル、軽井沢万平ホテル、奈良ホテルなどがあるが、昭和2年創業のニューグランドは「有頂天ホテル」の映画の撮影や高島彩、ゆづ北川の結婚式で利用されたり作家大仏次郎なども利用した伝統と格式を誇るホテルである。本館と新館タワー館に分かれているが一般的にはタワー館に宿泊することになろうか。また平日ならば本館見学ツアーなどもおこなわれているが、一度訪れるとその気品と格調の高さに心満たされるものがある。なるほどと納得する。一階ザ・カフェで昼食を摂ると大変美味しかったが、昼食時は混雑するので宿泊者は順番を取ると部屋に電話してくれるので大変ありがたかった。
     宿泊したタワー館からはみなとみらいの夜景が一望に見渡せる。山下公園目の前であり中華街にも徒歩5分ほどで行けるので観光には最適であろう。横浜に宿泊するならぜひにとお勧めするホテルである。また、コンチネンタルや周辺のホテルと較べてリーズナブルなのも嬉しい。

    旅行時期
    2013年07月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    家族旅行
    1人1泊予算
    12,500円未満
    アクセス:
    4.5
    コストパフォーマンス:
    4.0
    客室:
    4.5
    接客対応:
    4.0
    風呂:
    4.5
    食事・ドリンク:
    5.0

  • 新装なったフェスティバル・ホールへフジコ・ヘミングを聴きにいった

    投稿日 2013年07月02日

    フェスティバルホール キタ(大阪駅・梅田)

    総合評価:4.0

     新装なった大坂中之島のフェスティバル・ホールへフジコ・ヘミングを聴きに行った。
    地下鉄肥後橋駅下車すぐとHPに出ている。
     僕は天王寺駅から地下鉄御堂筋線を利用した。ここからは大国町で四つ橋線へ乗り換えるのが都合がいい。ホームの反対側に肥後橋線の地下鉄が入ってくるからだ。地下鉄は階段を登ったり下りたりするのが面倒だ。ここで乗り換えるならそんなに階段を昇ったり下りたりしなくていい。四つ橋線の肥後橋駅には12,3分ほどで着いた。案内には肥後橋駅を出てすぐとあったので駅の真上にフェスティバルホールがあると思っていたがそうではなかった。駅から地下通路を5,6分も歩くだろうか。フェスティバルタワーの地下へと繋がっているエントランスに入るとフェスティバル・ホールの地下の入り口となる。ここから地上の一階へのエスカレーターを上がるといよいよ新装なったフェスティバル・ホールに到着である。
     正面入り口にはいかにもコンサートホールに相応しい赤じゅうたんの大階段が広がっている。おもむろに昇りきるといよいよフェスティバル・ホールである。チケットを渡し半券を持って中に入っていくとそこには異空間が広がっていた。新装なったフェスティバル・ホールは音楽の殿堂に相応しい佇まいを備えていたのだ。それは会場へと続く長いエレベーターである。続いて中のホールに入るとホールはやや小ぶりに思えたが壁といい床といい音の反響が素晴らしいように設計されている。日本の最高の音楽ホールの一つといっていいだろう。
     このホールの特徴は昔から音が天井から降ってくるといわれているが、新装フェスティバル・ホールもさらにその音が倍加して落ちてくるようになっていた。
     フジコ・ヘミングのピアノはそのホールにふさわしい素晴らしい演奏を繰り広げていたのだ。ショパンとリストを弾くために生まれてきたと称されるフジコ・ヘミングはその力をフェスティバル・ホールでいかんなく示して僕に感動を与えた。それは音符が妖精のように天井から舞い降りてくるのである。これを音楽の感動といわずに何と言おう。フェスティバル・ホールは至福の時間を僕に与える場所に違いない。夢のひとときを与える完成されたコナサートホールとなっていることは間違いないのである。

    旅行時期
    2013年07月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦

  • 長生の湯

    投稿日 2013年06月11日

    長生の湯 南紀白浜

    総合評価:2.5

     白浜温泉の入り口にある古賀の湯の一つである。
     白浜のバイパスを降りて古賀の湯の石塔を過ぎると道路に面してすぐのところにありアクセスは極めて良好である。気をつけないと通り過ぎてしまう。
     入口はなかなか風情があるが駐車場へは道路から入りにくい。狭いのである。
     入浴料は大人500円でリーズナブルであるがそれほど大きな温泉施設ではない。たくさん来客があれば狭くていずらいであろう。
     泉質は悪くはないが浴室もそれほど大きくはなく、普段近隣の人が利用する施設と思われる。ただ、露天風呂には紅葉があり秋には紅葉風呂となり快適であるとおもわれるが、脱衣所も狭く人が少ないときの利用が最適だと思われる。大人数のときはゆっくり着替えなどは無理である。洗面台も一つしかない。
     人が少ないとき訪れるにはいいかも知れないが何度も行ってみたいとは思わない。
     ためしに一度訪れれば充分と言える温泉施設である。

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    3.5
    泉質:
    3.0
    雰囲気:
    2.5
    バリアフリー:
    2.5

  • 救馬渓観音(すくまだにかんのん)

    投稿日 2013年06月11日

    紀伊田辺

    総合評価:3.5

    湯浅御坊道路を田辺インターで降りて、南紀白浜へ通ずるバイパス道路をナビに従って走った。
     白浜へつながる国道42号との交差点よりかなり前で左折する。紀南病院を右に見ながら山手側へハンドルを切る。
     国道42号の山向こうの道を梅林や梅工場を見ながら走るとインターを降りて20分ほどで救馬渓谷観音の東参道駐車場に着いた。
     正面の参道はもう少し走ると着くようだがこちらの方が参拝するのに時間を短縮できそうだ。(以前、正面から参拝したことがある。山道が大変だったのを記憶している。)
     救馬渓観音は山の上に本殿を擁している。山道を登らないと参拝できないからで正面参道より東参道の方が参道が短く負担なく登れそうに見えたからである。
     参道入り口に杖が用意されており、杖を頼りにすればお年寄りでも登れそうだ。
     汗を拭きながら山道を20分ほど登ると本殿に着いた。山上伽藍からは、遠くに南紀白浜の島々まで覗え絶景が広がる。
     この山の上の救馬渓谷観音は今から1300年前、修験道の開祖、役行者によって開山された寺である。当初は岩間寺といった。その名の由来は山頂の岸壁の間に伽藍が入り込んでいるからである。岩間寺がなにゆえ今の寺名になったかというと、鎌倉時代、小栗判官がその命名者である。
     小栗判官は足利氏に戦で敗れたのち仏門に入り各地を回るうち痘瘡に罹った。これを直そうと紀州湯の峰温泉へ湯治に向かう途中、愛馬が病に冒され動けなくなった。岩間寺の霊験あらたかなことを聞いた小栗判官が従者と共に参拝し祈願すると馬の病はたちどころに良くなり、これに感嘆した小栗判官は、当時朽ち果てていた堂宇を再建し「救馬渓観音」と名付けたのだという。本尊は秘仏の馬頭観音であるが、毎年3月の午の日に開帳である。普段は写真のみで見ることはできない。
     本殿の奥にはアジサイ園が広がる。6月はアジサイ曼荼羅として参拝者を楽しませている。見ごろは6月15日、16日であろうか。僕が出かけた10日は満開の一歩前といったところ。しかしながら、紫陽花が咲き誇る力強さを感じることができた。
     花のお好きな方には是非にとお勧めしたい寺である。そうはいっても正面から参拝するには、体力に自信のある方だけにと言っておきたい。

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    3.5
    バリアフリー:
    2.0
    見ごたえ:
    4.0

  • 花山温泉は眠くなる

    投稿日 2013年05月20日

    和歌山市

    総合評価:3.5

    和歌山市内にある花山温泉・薬師の湯へ行ってきた。和歌山インターから10分ほどで着く便利な立地の温泉施設である。
     関西最強と謳われる炭酸鉄温泉が湧出するのであるが、湧出時は無色のものが空気に触れると変色し褐色の温泉と化すのが特徴である。成分は二酸化炭素、鉄、カルシウム、マグネシウムを含みやや加温はしているものの40度ほどでありそれほど熱くない。よって長く入っていることができる。近隣からはお年寄りやらが毎日のように入りにきているようで体にやさしく健康にいい。
     元々は平安時代の行基上人により発見された温泉で歴代天皇が熊野詣での際立ち寄ったといわれるが今はその面影はまったくといっていいほどない。施設は老朽化し綺麗とはいえず単なる田舎の温泉宿といった風情である。しかし温泉の効能はよく、これにケチをつけることはなにもない。ただ泉質が余りにも良すぎるため、帰りの車の運転では眠気に襲って仕方がない。なんとか我が家に辿り着いたとしてもすぐに布団に飛び込まなければならいほど温泉の効能は眠気を誘うのである。これほどまで眠気を誘う温泉は知らない。施設を気にせずぐっすり眠ってみたいという方は是非行ってみてはどうだろう。

    旅行時期
    2013年05月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    4.5
    泉質:
    3.5
    雰囲気:
    3.0
    バリアフリー:
    2.5

  • おかるのうどん

    投稿日 2013年04月15日

    京都祇園 おかる 東山・祇園・北白川

    総合評価:4.0

    京阪四条から徒歩3分のうどんの「おかる」へ行ってきた。名物のカレー肉うどんは絶品である。カレーのルウーは堪らなく美味しくこの値段でこの味かと驚いてしまう。芸能人も多く訪れる店のようでサイン色紙がたくさんあった。また、芸子さん舞妓さんも日頃訪れるようでここなら若い女の子も満足するに違いない。安く祇園で食べるならこの店をお勧めしたい。ただし、店はそれほど広くなくただのうどん屋にすぎないというインテリアである。どこにでもある店といった風情で京都風ではない。まあ、この値段でこの味ならそれ以上の贅沢はいうべきではないかも。

    旅行時期
    2013年04月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    一人当たり予算
    1,000円未満
    アクセス:
    3.5
    コストパフォーマンス:
    3.5
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    2.5
    料理・味:
    4.5
    観光客向け度:
    3.0

  • 都をどりを観に行った

    投稿日 2013年04月15日

    都をどり 下鴨・宝ヶ池・平安神宮

    総合評価:4.0

    『都をどり』を観に行ってきました。京都には五つの花街がありますが、四月になるとそれぞれ花街が『都をどり』、『京おどり』、『鴨川をどり』と銘打って芸妓・舞妓さんが日頃の歌舞音曲の成果を歌舞練場で発表します。このうち祇園で行われるのが『都をどり』です。祇園・花見小路の突き当りにある祇園甲部歌舞練場にて総勢90名あまりの芸妓・舞妓がその音曲や踊りを披露します。一日、四公演行われますが、観光バスでくる団体客や外国人の観光客も多く来ています。電話連絡だけの受付なのですが発売と同時に申し込んだのですが指定席はすぐに売り切れ二等の自由席しかとることができませんでした。しかも、12時半からの一回目公演しか空いていませんでした。公演開始1時間前に行くと誰も並んでおらず自由席最前列に座ることができました。しかし、自由席は三階の最後尾なのでかなり後ろから観ることになります。そうはいっても芸子さんや舞妓さんの綺麗な姿を拝見するには花道はやや隠れますがそれほど問題はありませんでした。ただ、歌舞伎などの芸術的日本舞踊を観たことがある人にとっては、やはり舞踊のプロの踊りではないためそういう意味では感動は薄いかもしれません。しかし、京都という風情を味わうには花見小路という土地柄、充分楽しむことができると思います。春の京都の風物詩を心行くまで堪能できるものです。そういう意味では『都をどり』はお勧めです。交通機関は京阪電車祇園四条下車か阪急河原町下車がいいと思います。バスやタクシーは観光シーズンは道路がかなり混みますので。

    旅行時期
    2013年04月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    3.5
    人混みの少なさ:
    3.0
    催し物の規模:
    4.5
    雰囲気:
    5.0

  • 温泉の湯は素敵

    投稿日 2013年03月31日

    南紀すさみ温泉 ホテル ベルヴェデーレ すさみ・日置川

    総合評価:3.0

    和歌山県すさみにあるホテル・ベルベデールに温泉に入りに行ってきた。
    入浴料は800円である。ホテルはどこにでもある観光ホテルといった風情で高級でもないがチープでもない。従業員の態度もまずまずといったところ。
    しかし、温泉の質はよかった。脱衣所もそんなに大きくはないが狭くもない。整髪料もあり髪の手入れも充分できる。風呂場ではシャンプーとリンスも別々にあり温泉の質はかなりよい。ゆったりと気持ちよく入れるし露天風呂は山の上から海を眺めるという風情であり絶景である。
     客室は利用していないが風呂にだけ入るなら充分満足できるホテルである。ちらっと食事処を覗いたが宿泊は食事プランにより各種あるようで食事はなかなかよさそうである。雰囲気もいい。たまに泊まるにはいいかもしれない。とにかく、温泉は満足のいく施設であると思った。
     近くの串本の大島に橋が架かったので大島に渡り、燈台やトルコ記念館を見学し、古座に回り古座川の一枚岩のなどを見て回ると楽しめる日帰り旅行ができると思う。和歌山県在住の方。京阪神なら宿泊を薦める。

    旅行時期
    2013年03月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    2,500円未満
    アクセス:
    1.5
    コストパフォーマンス:
    3.0
    接客対応:
    3.0
    風呂:
    4.0

  • 競馬を近くで楽しむには難波WINS

    投稿日 2013年03月20日

    ミナミ(難波・天王寺)

    総合評価:3.5

     最近はネットでも競馬を楽しむことができるがなんといってもお出掛けして競馬を楽しむに越したことはない。
     そうはいっても競馬場にいくにはいささか遠いという方にお勧めなのが難波WINSである。一番の利点は地下鉄難波駅や南海難波駅、近鉄難波駅に近いというのが大変ありがたいのである。JR難波駅からは少し歩くのであるが。元の大阪球場跡地なのである。
     地下鉄の駅を出て南海スイスホテルの横を通っていくと難波WINSの地下通路が目の前に出現する。入口は極めて良好で横断歩道で信号待ちをする必要もなく地下通路へ続く。しかも入口はファッションビルかと思えるような入りやい明るさがあるのである。そうはいっても中に入ると競馬オタクのおじさんたちの溜まり場となっているのであるが。それさえ我慢すれば一日競馬を充分楽しめる。昼ご飯は周辺に食べ物屋が沢山あるので困ることはないし高島屋や心斎橋の大丸に出かけてもいい。
     そんな訳で僕は競馬をするには難波WINSへとせっせと出かけて行くのである。もしギャルにお目に掛かりたいという希望があれば競馬場に行くことをお奨めするのであるが・・・・・。

    旅行時期
    2013年03月
    利用した際の同行者
    一人旅

  • 修験道・七宝瀧寺

    投稿日 2013年02月25日

    犬鳴山 関西空港・泉佐野

    総合評価:3.0

     犬鳴温泉に入ったついでに七宝瀧寺へ行ってきた。ここは修験道の道場であり瀧修行に訪れる参拝者も多くいる。アイドルの乃木坂46も昨年の11月に新曲ヒット祈願として訪れたらしい。
     寺へ行くには犬鳴温泉から犬鳴川を登って行くハイキングコースもあるが初心者には車で行くことをお奨めする。車では犬鳴温泉入口の橋を渡って林道に入るのがよい。この林道を3,40分懸けて登ると七宝瀧寺に着く。ところがこの林道が大変で、細く曲がりくねっていて対向車が来るとバックしなければならず、しかも急峻な山道なのである。寺に行くまでも大変なのである。
     寺の本尊は倶利伽羅不動明王であり、布袋なども祀られていて神仏習合の定型的な寺である。ここは真言宗犬鳴派の修験道の寺である。修行体験は電話連絡により誰でもできるが、しかも参加料は心づくしでいいという。そうはいっても瀧修行は大変である。また山野を駆けめぐる山伏体験もある。一度、自身の研鑽と鍛錬を兼ねて訪れてみるのもいいかもしれない。しかし、生半可な気持ちで参加すると危険が伴う。しっかりした心構えで、信心する清い心が必要であろうと思われる。乃木坂46は強い気持ちで瀧修行に参加したらしい。その所為か、アイドル街道、まっしぐらである。みなさんも乃木坂46負けないように一度瀧修行に励んでみては・・・・。ボクは遠慮しますが。

    旅行時期
    2013年02月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    1.5
    景観:
    3.5
    人混みの少なさ:
    4.0
    バリアフリー:
    1.0

  • 犬鳴山温泉・み奈美亭

    投稿日 2013年02月16日

    犬鳴山温泉【犬鳴温泉センター】 関西空港・泉佐野

    総合評価:2.5

    犬鳴山温泉、み奈美亭へ温泉に浸かりに行ってきた。
    阪和高速、関空入口の上之郷で高速を降りる。
    温泉街は期待していなかったのだが数軒の旅館が並んでおり風情もあり中々の温泉街である。その中のみ奈美亭という旅館の温泉に浸かったのであるが、樫井川の渓流沿いに各旅館が並んでいるのであるがみ奈美亭の温泉も樫井川を望みながら入ることができる。泉質は純重曹冷鉱泉のナトリウム炭酸水素塩泉無色透明であるが柔らかな肌ざわりで気持ちが良い。脱衣所も浴室もそんなに広くないが混んでなければ充分温泉を堪能できる。
     館内はそれほど新しくないが一般温泉旅館と思ってもらえばよい。1日だけ大阪から近場の温泉に入りたいと思う方にはいいだろう。何日も逗留するとこではない。近くに七宝瀧寺という真言宗犬鳴派の古刹があり一日修験道体験ができるので、瀧修行の後、訪れる信者もいるようだ。大阪から近場の温泉に簡単に入りたいと思う方にはお薦めである。本格的な温泉に入りたいと思う方にはご不満だろうと思われる。

    旅行時期
    2013年02月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    3.0
    泉質:
    2.5
    雰囲気:
    2.5

  • ホテル古賀の井の温泉

    投稿日 2013年02月11日

    湯快リゾートプレミアム 南紀白浜温泉 白浜彩朝楽 南紀白浜

    総合評価:3.0

     南紀白浜・「ホテル古賀の井」へ行ってきた。と言っても泊まった訳ではない。割引券を使っての温泉入浴だけである。二人で1400円で入浴できる。
     「ホテル古賀の井」は、南紀白浜の古賀浦温泉にあり南紀白浜の入り口に位置する古湯である。湯量は豊富で温泉の質は大変良い。入浴だけに行くなら充分楽しめる。入浴だけというのは「ホテル古賀の井」自体は大変古く設備も老朽化しているからで、よって快適にリーゾートを楽しみたいという方には不満が残ると思われるからである。しかし、温泉に浸かって疲れを癒したいという方には充分である。
     浴室はというと、脱衣所も広く大浴場も広く露天風呂もあり温泉三昧に浸れる。ここの温泉は湯量も豊富で溢れるばかりに湧き出でていて源泉かけ流し。しかも高温の重曹食塩泉である。塩辛いかなと思って口に含んでみたがやや塩味がする程度でそれ程辛くもない。
     露天風呂は大フェニックスが植わっており南紀白浜を思わせる庭造りである。流石南紀白浜の温泉かなと思わせた。
     体を拭い外に出てみたが、いつまでも体がホカホカと温かく疲れがすっかり取れること請け合いである。このまま眠ってしまえば極楽であろう。
     とにかく、温泉だけならば大変満足のいく南紀白浜の古湯である。

    旅行時期
    2013年02月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    10,000円未満
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    接客対応:
    2.5
    風呂:
    3.5

  • 共済組合宿泊施設「むろべ」

    投稿日 2013年02月03日

    白浜温泉 湯処むろべ 南紀白浜

    総合評価:2.5

    和歌山県の共済組合宿泊施設に南紀白浜温泉「むろべ」というのがある。和歌山県の公務員なら格安で泊まれる宿である。現職なら四千円で退職者なら六千円で一泊二食付である。しかも温泉は甘露の湯という源泉かけ流しで二十四時間入浴可能である。お肌がスベスベになると同時にいつまでも体がポカポカと温かい。布団に入れば死んだように眠ってしまう。誠にありがたい宿泊施設である。館内も綺麗に清掃が行き届いており食事も品数多く美味しくいただける。ただ、あえて難点をいえば民間ではなく公共の宿泊施設であるがゆえに豪華さやホスピタリティには欠ける点である。お安く温泉に入るというだけを求めるなら何も問題がないが、リゾート気分を旅館で味わいたいという方には納得がいかないかもしれない。
     しかし、南紀白浜は都府県からの宿泊客も多く人気の温泉だということは間違いない。夏の白良浜海水浴場で泳いでからの宿泊は非常にいいと思われる。また、周辺に観光スポットも多くあるので家族連れには喜ばれると思う。また、和歌山県の公務員以外にも一般客も電話連絡で宿泊可能であるので、お安く泊まりたい方は、一度共済組合の宿を利用してみるのもいいかもしれない。一般客は別料金であるが・・・・。

    旅行時期
    2013年02月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    5,000円未満
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    2.5
    客室:
    3.0
    接客対応:
    3.0
    風呂:
    3.5
    食事・ドリンク:
    4.0
    バリアフリー:
    2.0

  • クチコミを書く理由:南紀白浜空港って

    投稿日 2013年01月21日

    南紀白浜空港 南紀白浜

    総合評価:4.0

     僕がクチコミを書く理由はこれに尽きる。
     JALのマイルが貯まるからである。
     通常南紀白浜空港から羽田までは普通料金で¥29,170もする。往復割引でも¥26,270である。特割を使っても一番安い特割7で¥18,170である。それも片道の料金である。ところがマイルを貯めると南紀白浜~羽田間が無料である。
     わが家は公共料金をはじめ電話代等すべてJALカードの支払としてマイルを貯めることにしている。そうすると年三回は東京へ行ける。で、あるからせっせとクチコミ情報を書くはこびとなるのである。今回のクチコミ情報はその東京行きの拠点となる南紀白浜空港についてアップしてみた。写真を見ていただければお分かりになると思うが典型的な地方空港である。一日三便しか飛ばない。もちろんニューヨーク便などはない。南紀白浜~羽田間だけである。しかし、東京へタダで行けるならこんな有難い空港はない。駐車場代も何日停めても無料である。使用する飛行機はe70という70人乗りで小さいので早めに予約をする必要があるが平日なら空港ロビーも閑散としているので混雑することもない。地方にお住みの方は東京へ行かれるならJALマイルを貯めて無料で東京へ行くことをお奨めする。ただし、小さい空港で飛行機も小さいため悪天候には弱い。強風や天候不順は欠航や他の空港へ降りてしまうこともあるので要注意。その点を除けば地方空港は東京へ行くには最適な交通手段なのである。

    旅行時期
    2013年01月
    アクセス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    施設の充実度:
    3.5

  • くろしお指定往復きっぷ

    投稿日 2013年01月15日

    兵庫県立芸術文化センター 西宮・芦屋

    総合評価:4.0

    きのくに線の特急くろしお往復切符はお得である。当日購入はできないが大人二人以上なら通常の切符よりかなりのお得切符といえるだろう。通常なら御坊~新大阪間往復すると二人で14,280円もかかってしまう。ところがこの切符を利用すれば二人で13,000円で行ける。ここで浮いた差額は二人でお茶できる値段なのである。しかし前日まで購入しなければならず、また時間通りの列車に乗らなければならない。さらに変更もできない。が、あらかじめ大阪方面へ出掛ける予定があるならお奨めしたいのである。
     僕はいつも二人で出かかけるならこの切符を利用している。今回新大阪まで出かけたのには理由がある。僕がtwitterで懇意にしているヴァイオリニスト・木嶋真優さんのコンサートが西宮であったからである。兵庫県立芸術文化ホールでのプラハ交響楽団とのジョイントコンサート。木嶋真優さんはチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲一番」を力強く演奏していた。しかも卓越した技量でである。僕はことのほか感動しtwitterで早速素晴らしかったですと打った。木嶋真優さんは「やっと演奏を聴いてもらえて嬉しかったです」と返信をくれた。特急くろしおと木嶋真優さんのヴァイオリンの音色にことのほか満足した一日であった。

    旅行時期
    2013年01月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    バリアフリー:
    3.0
    見ごたえ:
    3.0

  • 初詣で・橿原神宮へ行ってきた

    投稿日 2013年01月04日

    橿原神宮 橿原

    総合評価:3.0

     初詣でに橿原神宮へ行ってきた。いつもは近所の神社ですますところであるが久しぶりに遠出をするのも、初詣でらしくていいかなと思ってでかけてみたのである。
     ここは神武天皇を祀っている神社である。神武天皇は古事記に登場する日本最初の天皇であり、また日本書紀にはこの地で即位されたと書かれている。そんな由緒正しき神社が橿原神宮なのである。
     日本には西暦でも太陽暦でもない皇紀という暦がある。これは神武天皇が即位したのを元年としてそれから数えた暦であるが、これによると今年は2、673年になるらしい。橿原神宮には入口の門に皇紀2,673年と書かれている。(右翼や戦前の軍国主義教育ではこの年号を使っていた。軍国主義復活には大いに反対なのであるが)。
     そんな由緒正しき神社なら、さぞ参拝者も多いだろうとネットで調べてみると正月三が日の初詣客は80万人を超えると出ている。これは関西第六位の初詣客数である。(第一位住吉大社、二位伏見稲荷、三位生田神社、四位八坂神社、五位湊川神社、六位橿原神宮、第八位春日大社となっている)。こんなに初詣客が多ければ車で出かけるのも大変だろうと思いさらに調べてみるとやはり神宮周辺は交通規制がしかれている。さらに車を停めるにも市営駐車場をご利用くださいとなっている。市営駐車場は橿原神宮からは少し遠いが進入禁止では仕方がない。
     僕は混雑が大嫌いなのである。そこで今回の初詣については早朝に出かけることにした。住まいは和歌山県日高町である。朝五時に家をでた。阪和高速を使い南阪奈道路を通り橿原市に入ると朝八時には橿原神宮に着いた。
     この時間に着くとまだ交通規制は行われていなかった。車を停めようと市営駐車場を探したが遠いところのので民間の一時間百円の駐車場に車を止めた。あまりに早いため参拝客はまばらである。また露天商も開いていない。おかげでゆっくりと参拝できたのである。荘厳な橿原神宮の霊気を体いっぱい感じることができた。境内は広大であり、さすが、日本最初の天皇を祀る神社であることを納得できた。混雑はまったくなかったので隣の畝傍御陵へも行ってみた。畝傍山東北陵が神武天皇の陵墓とされている。ここはこの時間ならまったく人はいなかった。ただ静かに陵墓と対面でき、日本神話の荘厳さを神域をもって表していた。神々との交流をお望みならこの時間の参拝をお奨めするものである。
     畝傍御陵の周辺には露天商はまったく出ていないが橿原神宮参道や周辺道路にはいやというほど露天商が出ている。参拝が終わったのが九時ごろであったので、この頃になると参拝客も増えてきており、これに合わせるかのように露天商も慌ただしく店を開けだした。焼きそばやクレープの店などではテーブルまで用意されていた。あちこち動き回って疲れてきたので焼きそばを買ってテーブルに座り休むことにした。焼きそばは六百円、ペットボトルのお茶が三百円と正月料金でお高いのであるが、ゆっくり休めたのと焼きそばが思いのほか美味しかったので値段の高いのはまったく気にならなかった。それくらい充分満足できる美味しさの焼きそばであった。もし、橿原神宮へ行き、何か食べようかと思ったなら焼きそばをお奨めしたい。それほどの満足感があった。
     食べ終わり帰ろうとすると10時を回っていた。この時間になると参拝客も多くなり、周辺道路は混雑が始まっていた。この様子を見て、混雑大嫌いな僕は早朝に出発してよかったと納得したのである。帰りに和歌山市内で映画を観て帰る余裕もあった。
     橿原神宮だけにかかわらず、初詣ランキング上位の神社にお参りするなら、早朝出発が
    お勧めであることをさらに付け加えておく。

    旅行時期
    2013年01月
    利用した際の同行者
    家族旅行
    アクセス:
    3.5
    人混みの少なさ:
    3.0
    バリアフリー:
    2.0
    見ごたえ:
    3.5

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