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救馬渓観音(すくまだにかんのん) - 紀伊田辺  のクチコミ

救馬渓観音(すくまだにかんのん)

満足度: 3.5

nakaohidekiさん 写真

nakaohidekiさん
男性 / 紀伊田辺のクチコミ : 1件
旅行時期 : 2013/06(約11年前)

救馬渓観音・本殿

救馬渓観音・本殿

  • 救馬渓観音・本殿
  • 東参道、入口
  • 参道中門
  • 本尊馬頭観音・写真
  • 山上より南紀白浜を望む
  • 岩間に入り込んでいる本殿
  • 紫陽花園
  • 珍しい品種
  • きれいな紫陽花
  • 咲き誇るアジサイ

湯浅御坊道路を田辺インターで降りて、南紀白浜へ通ずるバイパス道路をナビに従って走った。
 白浜へつながる国道42号との交差点よりかなり前で左折する。紀南病院を右に見ながら山手側へハンドルを切る。
 国道42号の山向こうの道を梅林や梅工場を見ながら走るとインターを降りて20分ほどで救馬渓谷観音の東参道駐車場に着いた。
 正面の参道はもう少し走ると着くようだがこちらの方が参拝するのに時間を短縮できそうだ。(以前、正面から参拝したことがある。山道が大変だったのを記憶している。)
 救馬渓観音は山の上に本殿を擁している。山道を登らないと参拝できないからで正面参道より東参道の方が参道が短く負担なく登れそうに見えたからである。
 参道入り口に杖が用意されており、杖を頼りにすればお年寄りでも登れそうだ。
 汗を拭きながら山道を20分ほど登ると本殿に着いた。山上伽藍からは、遠くに南紀白浜の島々まで覗え絶景が広がる。
 この山の上の救馬渓谷観音は今から1300年前、修験道の開祖、役行者によって開山された寺である。当初は岩間寺といった。その名の由来は山頂の岸壁の間に伽藍が入り込んでいるからである。岩間寺がなにゆえ今の寺名になったかというと、鎌倉時代、小栗判官がその命名者である。
 小栗判官は足利氏に戦で敗れたのち仏門に入り各地を回るうち痘瘡に罹った。これを直そうと紀州湯の峰温泉へ湯治に向かう途中、愛馬が病に冒され動けなくなった。岩間寺の霊験あらたかなことを聞いた小栗判官が従者と共に参拝し祈願すると馬の病はたちどころに良くなり、これに感嘆した小栗判官は、当時朽ち果てていた堂宇を再建し「救馬渓観音」と名付けたのだという。本尊は秘仏の馬頭観音であるが、毎年3月の午の日に開帳である。普段は写真のみで見ることはできない。
 本殿の奥にはアジサイ園が広がる。6月はアジサイ曼荼羅として参拝者を楽しませている。見ごろは6月15日、16日であろうか。僕が出かけた10日は満開の一歩前といったところ。しかしながら、紫陽花が咲き誇る力強さを感じることができた。
 花のお好きな方には是非にとお勧めしたい寺である。そうはいっても正面から参拝するには、体力に自信のある方だけにと言っておきたい。

同行者
カップル・夫婦
アクセス : 
4.0
人混みの少なさ : 
3.5
見ごたえ : 
4.0
バリアフリー : 
2.0

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